第1章 ⑨
デカン「着いたぞぃ ここが魔王城だぞぃ!」
スピナ「ここが...」
マッタ「魔王城でごわすか...」
魔王城の周りはうずうずしい渦に囲まれていた
マリア「では行きましょう...デカンさん...ありがとうございました」
デカン「いえいえ! マリア様も頑張って来てください!」
マリア「はい! では行きましょう 主人公様!スピナ様!マッタ様!」
スピナ「うーん、ここに来ていうのも困るかもだけど あまり堅苦しい喋り方をしなくていいでござるよ それに名前も主人公、スピナ、マッタって普通に呼び捨てでも」
マリア「...分かりま...わか...り...難しいです...主人公...様 スピナ...様 マッタ...様」
スピナ「また様って言ってるでござるよ」
マッタ「まあまあ 慣れてないならしょうがないでごわすよ ゆっくり慣れていくでごわすよ マリアちゃん」
スピナ「...まあそうでござるな ゆっくりでごさるよ マリア殿」
マリア「殿...ちゃん...分かりました、頑張ります」
マッタ「じゃあ行くでごわすよ! いざ! 魔王城へ!」
魔王城の中に入る
アオキ魔王「はっはっは!! よく来たな! 光の勇者達よ!」
中には黒いオーラを放った魔王がいた!
スピナ「魔王...前会った時と雰囲気が!」
アオキ魔王「ふん!」
マリア「はい、アオキ魔王様は今は暴走状態です! あの時の魔王様ではありません!」
マッタ「ああ! あいつ、あの時のまともな目をしてないでごわす!...ん? マリアちゃん? 今、魔王様って?」
マリア「はい?...うっ あああ!」
マリアは黒いオーラに包まれた
スピナ&マッタ「マリア殿! マリアちゃん!」
マリア「...ユウシャ、コロス! シカバネタチ、イッテ!」
アオキ魔王「はーはっはっはっは! やってしまえ! マリアよ!」
スピナ「くっ! あの時様子がおかしい時と同じみたいでござるな!」
マッタ「どうすればいいんでごわすか!...主人公、それは?」
主人公はオカリナを持っていた
それはマリアの母、マリスと話した時
マリス「あの子は今、魔王に操られています、もし操りが解除されてもまた、操られるでしょう その時はそのオカリナを吹いてください 死者と話ができる、『リザリナ』です これを吹いたら私がマリアを何とかします!」
さあ...吹いて!
主人公はリザリナを吹いた
スピナ「ここは主人公を守って屍を倒すよ!」
マッタ「ああ! もう1人を守れないような俺たちじゃないからな!」
マリア「...ここは...どこでしょうか...」
目の前の光景を見る
マリア「ああ また私は 魔王に操られてしまったのですね...勇者様たち ごめんなさい...」
マリス「マリア...マリア...」
マリア「!...お母さん!」
マリス「マリア、私はまたこうして貴方と話せて、嬉しいです」
マリア「お母さん!...ごめんなさい、私は...」
マリス「いいのです...むしろ悪いのは私の方なんですから...ブツ教会を嫌にならなければこんなことには...」
マリア「そのブツ教会も守れなかったですし...」
マリス「いいのです 貴方はここまでよく頑張りました 魔王を倒してこれからは光の勇者としてでもそうでなくても自分のしたいように生きなさい。」
マリア「でも...何をすればいいのか...何をすればいいのか...分からないですよ」
マリス「そうですね...例えば、」
『今後私たちみたいに親と子供が離れ離れになりそうな、なってしまった人達を助けてあげることとか?』
マリア「私たちみたいな...人を助ける...」
マリス「まあこれは私の意見です... 私の意見に限らず自分のしたいことを見つけて行きなさい。」
これは混乱(操り)を無効にする 私、『マリスのネックレス』です。 私がいつも付けていたネックレスですよ。 さあ行って!
マリア「お母さん! 私! 頑張る! 頑張るから! だから! ずっとそばにいてね...」
マリス「...はい やくソクデ..」
スピナ「屍たちが」
マッタ「消えていくでごわす!」
主人公は吹くのをやめた
マリア「...ごめんなさい、主人公さん、スピナさん、マッタさん、 無事、目が覚めました」
スピナ「さん!...ああ おかえりでござる! マリア殿!」
マッタ「マリアちゃん! おかえりでごわす!」
主人公は笑顔を見せた
マリア「...ふふ、ただいまです」
アオキ魔王「うぐ、うぐぐぐぐ! もう許さん!許さんぞ! 光の勇者達よ!」
スピナ「これで後がないででござるぞ! アオキ魔王!」
アオキ魔王「ふっふっふ それはどうかな?」
スライン「魔王様...お助けしますわ」
オーガン「魔王様〜! オイラ達で〜 やっつけるだっペ〜」
アオキ魔王「はっはっは! 我には優秀な手下がいるもんでなあ!」
スピナ「なら、主人公と拙者とマッタの3人で1人ずつ相手をすればいいだけでござるよ!」
マッタ「マリアちゃんは後方支援をおねがいするでごわすよ!」
マリア「わ、分かりました!」
スライン「1対1ずつですって? あなた達にそれが出来るかしら?」
スピナ「おや? 背後がお留守ですね? スラインさん?」
スピナVSスライン
スラインは縮んで後ろへ回り込んだ!
スライン「あなたこそお留守じゃないんかしら? 毒ゼリー弾!」
昨日の夜の回想
マッタ「後ろからどんな技がきてどのように来るのか感じ取るんだ、それにもしスラインの攻撃ならばおれは見たことないでごわすが毒ゼリー弾という柔らかそうな飛び道具技でござろう?なら」
スピナ「柔らかい飛び道具には硬い飛び道具を! 『バッククナイ』!」
スピナのクナイは毒ゼリー弾を弾き、スラインに当たった
スライン「くああ!!」
スピナはスラインの背後に回り込み
スピナ「これで、終わりでござる」
スライン「うあああ!」
スピナはスラインを倒した!
オーガン「あ〜 スライン〜!」
マッタ「おっと? 他人の心配をしてる場合でごわすか?」
マッタVSオーガン
マッタ「『かっとびパンチ』!」
オーガン「くっ〜! なんの〜! ウオラァ〜!」
夜回想
スピナ「お主ならそうだな...その腕の筋肉なら腕をバッテンに組んでガードすれば痛くないでござるよ!」
マッタ「『ガァァド』!」
マッタはオーガンの棍棒攻撃をガードした!
オーガン「なんだと〜!?」
マッタ「これで終わりでごわす!『爆裂パンチ』!」
オーガン「ぐあああ〜!」
マッタはオーガンを倒した!
アオキ魔王「スラインとオーガンを倒したか」
マリア「あとは魔王だけです! 『アライトライト』!」
アオキ魔王「効かんよ! 最強魔王様の耐性でな!」
マリア「いえ! 天井はガラスです! そのガラスにより太陽の力は数倍にも上がります! だから耐性おも無効にします!」
アオキ魔王「なんだと!? うおわああ!」
マリア「主人公さん!」
スピナ「主人公殿!」
マッタ「主人公!」
主人公は走る!
アオキ魔王「まだ...まだ! 『暗黒ファイアボール2連撃』!」
夜回想
スピナ「いいでござるか! 敵の攻撃はよく見るのが大事でござる! よく見て避けるのでござる!」
主人公「『見切り』!」
主人公は魔王の攻撃を避けた!
主人公は剣を構える!
夜回想
マッタ「いいでごわすか主人公! 剣をしっかり力いっぱい体重をかけて降るのが大事でごわす! そうすれば強力な一撃になるでごわすからな!」
主人公は飛び上がり剣を振り下ろす!
主人公「『パワーソード』!!!」
アオキ魔王「ぐわああああ!」
アオキ魔王は倒れた
スピナ「やったでござるな! 主人公!」
マッタ「ああ やったな主人公!」
マリア「やりましたね! 主人公さん!」
アオキ魔王「うおおおおおお!」
全員「!?」
アオキ魔王「負けて!たまるかあああ!」
アオキ魔王は立ち上がり 黒いオーラを強くさせる
スライン「...魔王様を守る...」
オーガン「...魔王様を守る...」
スライン&オーガン「魔王様を...守る!」
スピナ「くっ! 勝負はこれからってわけでござるか!」
マッタ「やるでごわすよ! 主人公!」
マリア「やりましょう これが、最後の戦いです!」
アオキ「...我はいったい...」
ついに魔王戦です
デカンさんはマリアには敬語ではなし、他の人には老人語で話させようとしてたので結構曖昧なキャラ設定になっていますね すみません
マリアの天井鏡でのアライトライトにつきまして、ご都合主義じゃねぇか! ってなるかもですが、まだマリアは勇者として未熟なので大目に見てください
あとこの時の時間は12時くらいです