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光星伝説 第1章  作者: ドラドラザウルス
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第1章 ⑧

スピナ「はっ! やっ!...はあ、はあ、」

スピナは今夜も修行をしていた

スピナ「屍が主人公を攻撃した時も気づくのかもっと早ければ拙者が助けることが出来たはずでござるが...拙者は修行が足りなかったから主人公を助けることができなかったでごさる...だから拙者も練習をしないと」

???「また、夜更かしして修行するのでごわすか?」

スピナ「何奴!? マッタでござるか」

マッタ「ああ、マッタでごわす なるほど 木に丸太を紐で引っ掛けてほどけた時にスピナの背後へ落ちるって寸法でごわすか」

スピナ「そうでござる、いつほどけて落ちるか分からないのが背後を取られた時に気づけるかと同じでござるからな すまないでござる 休息のために寝た方が良いでござるかな?」

マッタ「人間は7時間でも寝れば休息は取れる、 明日出発するのが9時だとして1時間の準備で8時、そして、今は22時くらいだ、3時間あるでごわすよ」

スピナ「と言いますと?」

マッタ「俺も修行に協力させてくれでごわす、というか手伝ってほしいでごわす、自分の性分ではないが、またオーガンと対峙する時のために防御を鍛えておきたいんでごわす」

スピナ「あの脳筋マッタが防御を鍛えるでござるか!? それはまたなぜ」

マッタ「まあオーガンと戦うときまで、俺は攻撃すれば勝てると思っていたんでごわす、だが、俺は気付いたんでごわす、防御せずに倒れれば攻撃すら出来ないと」

スピナ「...そうでござるな」

マッタ「だから俺はお前の修行を手伝う、だから俺の修行にも手伝ってくれでごわす」

スピナ「...ああ 分かったでござるよ」

マッタ「あとそこにいるやつ、お前も話したいことがあるでごわすか?」

スピナ「...主人公でござるか」

茂みの中から主人公が現れた

主人公「...」

スピナ「なになに? 自分にはスピナのようなすばやさやマッタのような力がないで、ござるか」

主人公「...ル」

スピナ「そして屍の攻撃をかわせず倒されてしまった、で、ござるか」

主人公「...ゴザル」

スピナ「...自分には何も特技がない、何も無いから自分の特技を得るために2人に手伝ってもらいたい...」

ドカッ!主人公は叩かれた

スピナ「さっきからいい事いっているのに拙者の口癖を真似するんじゃないでござるよ!」

マッタ「ちょっ、口癖も主人公が言ってたんでごわすか!?」

スピナ「...まあ主人公も私たちを見て変わりたいんでござるな、確かにお主の特技は何も無いでござる、だから私たちと特訓するでござるよ!...マッタもそれで良いでござるな」

マッタ「あ、ああ! 頑張るでごわすよ!主人公!」

主人公「.....アリガトウ」

人にはそれぞれ個性がある、個性が違うから喧嘩をすることもあるだろう、だが、時には共に笑ったり、泣いたり、戦ったりする。

3人の勇者たちは共に協力して修行をするのであった

マリア「...カミジョーさん、それは誰に言っているのですか?」

カミジョー「...内緒だ」

マリア「そうですか...(変な人ですね...) ではおやすみなさい」

カミジョー「ああ おやすみ の前にちょっといいかい」

マリア「はい、なんでしょう?」

カミジョー「お前はお義母さんに自由にして良いと言われたのだろう? お前は自由になって何をしたいんだ」

マリア「えっと...まだ分かりません、自由にして良いと言われても...1人じゃ何をすればいいか...」

カミジョー「...そうか それじゃあここの魔王は一緒に倒してくれるんだよな」

マリア「え、ええ そのつもりです」

カミジョー「ならその間考えな、自由になったら自分は何をしたいか、何をすればいいのかを...場合によっちゃ、光の勇者達について行かなくてもいいだろう 自分が良いと思う選択肢を選びな」

マリア「...はい、分かりました ではおやすみなさい」

カミジョー「おう、おやすみ」


3時間後、

マッタ「よし! 今日はもう寝て明日の魔王戦に備えるでごわすよ!」

スピナ「今の特訓で良いイメージが掴めて来たかもしれないでござる みんな ありがとうでござるな!」

マッタ「いやいや こっちこそ」

主人公は手を振った

みんな「...ふふ あははは!」

スピナ「じゃあ寝ますか! カミジョーのとこへもどるでござる!」

マッタ「そうでごわすな!」

カミジョーのところへ戻る その途中

スピナ「...なんか音が聞こえるでござるな」

カミジョー「...そうでごわすな」

スピナ「あっちから聞こえるでござ...!?」

マッタ「どうしたんでごわ...!?」

なんと! 勇者たちが見たものはデカンが裸で動物たちと踊っている光景だった!

マッタ「あ...見ちゃダメでごわす! スピナ!...スピナ?」

スピナ「めっちゃ...大きかったでござる...親のあそこよりも...次元が違うくらい...」

スピナは気絶していた

マッタ「スピナァ! 大丈夫でごわすかぁ!」

デカン「ん? ああ勇者様たちではありませんか!」

マッタ「や、やめろォ! その格好で近づいてくるなでごわす!...でかでっかい!? マジででっかいでごわすな!?」

デカン「ん? 何がだぞぃ?」

マッタ「とりあえず服を着てこいでごわすぅ!!!」


そして朝になり歩いて魔王城へ続く船着場へ着いた!

デカン「ここからはワシが船を漕くぞぃ 勇者様たち、乗るんだぞぃ」

スピナ「分かったでござる」

マッタ「さあ最終決戦だ! 頑張るぞ!主人公!」

マリア「私も勇者様たちのお役にたてる様精一杯頑張ります 一緒に魔王を倒しましょう!」

カミジョー「俺がついて行くのはここまでだ、これまで俺は頼りないお前達をサポートしてきた、ご都合主義を作ってきた、だが、お前達は強くなった! 強さも!絆も! だからご都合主義の勝利ではなく自分達で勝利を勝ち取れ! 応援するぞ! 光の勇者達よ!」

勇者3人「はい! ありがとうございました!」

船は動き出す その船は魔王城へと動き出す、空は青い、雲は白い、太陽は赤い...それらを美しい空は勇者たちの絆と同じくらい美しい...のかもしれない。 頑張れ! 勇者! 魔王討伐まであとまる2つ分!

スピナ達の修行回です

これR18指定にならないですよね?

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