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光星伝説 第1章  作者: ドラドラザウルス
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第1章 ⑥

そして勇者視点に戻る

次の日の朝

宿屋受付人「ありがとうございました〜」

スピナ「では! ブツ教会へ向けて行くでござるよ!」

マッタ「おい! お前 目の下にクマ出来てるでごわすよ! 眠れなかったんでごわすか?」

スピナ「え? あはは、あのオーガンの襲撃の後また襲撃があるかもしれないと思うと怖くてな、それで寝られなかったんでござるよ!」

マッタ「ふーん...まあいいでごわす、 では行くでごわすよ 主人公!」

勇者たちはブツ教会へ行くため森へ行った

???「ここは迷いの森、私は魔王城までの道を導くもの、デカンだ カード商人から話は聞いている、私についてくるがよいぞぃ!」

スピナ「カード商人って...あの人でごさるな」

マッタ「迷いの森って聞くと王道ファンタジーの世界を旅してるって感じでワクワクするでごわすな!」

スピナ「なーかなかメタいこと言うでござるな!お主は! そう思ってもあまり言うんじゃないでござるよ!」

マッタ「分かったでごわす〜 迷いの森ってありきたりだなあって言うのも黙っておくでごわすよ!」

スピナ「それは絶対に言っちゃダメでござるよ!? 定番だからこそ良いんでござるよ!」

マッタ「ぐぐぐ〜」 スピナ「むむむ〜」

マッタとスピナは睨み合っている!

デカン「おーい! 早く来ないとワシが真っ裸になって森の中で踊るぞぉ〜い!」

スピナ「ご老人! 何をしようとしてるんでござるか!?」

マッタ「早くデカンについて行くでごわすよ!」

勇者たちは迷いの森を進んでいく...

そしてかなり進んで行ったところで

デカン「さあさあ! もうすぐブツ教会に着くぞぃ」

マッタ「ブツ教の教会ってやっぱあれでごわすかね? 茶色い寺みたいな... でもそれならブツ教寺って名前じゃあ」

スピナ「あ〜、日本人にはちょっとイメージつきにくいかもだけど茶色い寺だけじゃなくて外国では金色の寺もあるんでござる、あと日本では寺ってイメージで教会ってイメージは薄いかもしれないけど教会は宗教の集まり で建物は集まる場所って意味だから寺を教会と言っても間違ってはないんでござるよ、まあネットで調べた知識だから曖昧なのでござるが」

マッタ「へぇ〜そうなんでごわすか~」

...ブツ教と教会って矛盾してなかったのか!っと主人公は思うのであった。

デカン「ふぉっふぉっふぉっ、ではもうすぐ見えるぞぉ〜...!? な、なんじゃと!?」

デカンは驚き尻もちをついた

スピナ「どうしたんでござるかご老じ...こ、これは...」

勇者たちが見たのは焼かれた跡の建物、死骸、匂いは焦げ臭い匂いであった。

マッタ「...酷い有様でごわすな...」

デカン「...! 『マリア様』! マリア様はどこへ!!」

スピナ「マリア様?って誰でござる?」

デカン「マリア様はここの教会の僧侶の長の後継者であり...」

「光の勇者の1人です...」

スピナ「...え、光の勇者でござるか...」

デカン「ええ、そうです ああマリア様! ワシがここにいれば! 逃がしてやれたのに!」

マッタ「...どうすればいいんでごわ...ん? あそこに人がいないかでごわす?」

デカン「なんじゃと!?」

そこには小さな女の子が倒れていた

デカン「...ああ! マリア様! マリア様! 大丈夫ですか!」

マリア「ん...んん」

マリアは目を開けた

デカン「あ、ああ 良かった! マリア様が生きてて良かったぞぃ!」

スピナ「...とりあえず光の勇者は無事だったでご...!?」

突然背後から邪悪な気配がして、スピナは振り向いた

スピナ「主人公! 危ないでござる!!」

主人公「!?」

主人公は背後から近づいてくる屍の気配に気が付かず自分の腹を貫ぬかれた

スピナ&マッタ「主人公!!!」

デカン「ええ!? どうしたんですぐああ!」

デカンはもう一体の屍に道の端まで突き飛ばされた

スピナ「デカン殿!!」

マッタ「デカンは多分大丈夫だ! 突き飛ばされただけだし、突き飛ばした屍は見向きもしていない! 今は主人公の治療を!」

???「コロス...」

スピナ「ん?何か聞こえたでごさらんか?」

マッタ「それよりも早く治療を! 屍が動かない今がチャンスでごわ」

???「コロスコロスコロスコロス ヒカリノユウシャヲコロス〜!」

スピナ「ま、マリア殿の様子がおかしいでござるよ!」

マリア「イケェ!シカバネタチヨ! ユウシャタチヲコロセェ!」

マリアの声とともに2つの屍は勇者たちの方に向かってくる!

マッタ「くっ! 応戦するでごわす!スピナ!」

スピナ「だが主人公はどうするでござる!このまま血が流れたら死んでしまうでござるよ!」

マッタ「クソっ! どうすればいいんだ!」

ドカッ! 後ろの屍が何かに殴られ倒れた

???「心配は無用だ!」

屍の後ろからカミジョーが現れた!

スピナ「!...カミジョー殿!」

マッタ「い・ち・げ・き でごわすか...」

カミジョー「主人公は大丈夫か!...この傷なら包帯巻いて特製の回復薬のカードを使えば... 主人公のことは大丈夫だ! だからお前達はもう一体の屍を頼む!」

スピナ「え もう一体も一撃でお願いするでござるよ!」

カミジョー「今ので棍棒を壊してしまって攻撃できないんだ! どこかでまた拾って来なくては」

マッタ「これそんなゲームじゃないでごわすよ! 」

スピナ「致し方ない! それなら2人で屍を倒すでござる!」

マッタ「おう!」

主人公を抜いた2人での屍バトル

終了後

マッタ「よし! スピナ! トドメでごわすよ!...スピナ?」

スピナ「くっ...眠気が...今...」

屍はスピナに攻撃する

マッタ「スピナ!? 危ないでごわすよ!」

カミジョー「ウーオラァ!」

カミジョーは屍を い・ち・げ・き で倒した!

カミジョー「ちっ ここら辺の魔物の武器はなまくらしかないな! すぐ壊れちまうしまた取って来なきゃな」

マッタ「だからそんなゲームじゃないでごわすよ! でもありがとうでごわす! スピナ!大丈夫でごわすか!」

スピナ「すーすー」

マッタ「もう! 疲れてるんならしっかり寝とけでごわす!」

カミジョー「まあ今は寝かしておきな さて、この状況どうするべきか...」

主人公、スピナ、マリア、デカンが動けない状況である

マッタ「とりあえずみんな安全なところへ運ぶでごわす カミジョーにもお願いするでごわす」

カミジョー「ああ 分かった」

カミジョーとマッタは2人ずつ担いで安全な場所を目指す

焼けた教会、マリアの異変...多発する事件 いったい何があったのか... そしてアオキは何処へ行ったのか...次回 アオキ 死す! デュエルスタンバイ!

主人公たちと探していた光の勇者との対面です

自分で書いてて思うんですが、光の勇者の周りの人達がチート級に強いですね これぞ異世界ファンタジー

ちなみに作中では変な事言ってますが、迷いの森がゲームに出てくるとワクワクします。

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