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光星伝説 第1章  作者: ドラドラザウルス
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第1章 ④

魔王視点

勇者たちとオーガンが出会う少し前... アオキは跳ぶ力もなく船である森まで行き、力なく、歩いていた

アオキ「早く...早く! オーガンを助けに行かなければ! だが...力...が...」ばたり

アオキは倒れてしまった

???「あの...大丈夫ですか?」

アオキ「お...お前は誰...ぐ、ぐあああ!」

アオキは気を失った...


アオキの夢

はあ...なんで我は...なぜ我は魔王になってしまったんだ...

...そう、あの時だ...

我はシマ村に住んでいたんだ...

そこはとても衣服の流通が盛んな国でとても平和な国だったんだ

だが

シマ村人A「な、なんだあれは!」

最強魔王「はっはっはっは! 私は最強魔王! この世界を、宇宙支配する女よ! まずはこの惑星を滅ぼすよ! そして最初の犠牲者はこの村よ!」

シマ村B「まったくあんた! 冗談言うなよ! このシマ村の服が欲しいんだろ! ほら! アンタには特別に500ピカリで売ってやるよ!」

(ピカリはこのゲームの単価です)

最強魔王「ジロッ、『ベアリングサン』」

その時、空から巨大な黒い火の玉が落ち、シマ村を包み込んだ

シマ村A「ぎゃあああ! 逃げろぉ! ぐわぁ!」

そしてシマ村は消し炭になってしまった 店も、家も、人も...

アオキの母親「逃げて! アオキ!...」

アオキの父親「逃げるんだ! アオキ!...う、うわあああ!...」

アオキの母親「きゃああああ!...」

我の家族も...

アオキ「はっはっはっ...母さん...父さん...くっ!...」

我は必死に逃げていた その途中、

???「ひっく...ひっく...」

小さな女の子が歩いていた

アオキ「何してるんだ! お前! 早く逃げないと」

???「ですが...ですが! お父さんとお母さんが...うえ、うぇぇん!」

その子は我と同じく親を亡くしていた

アオキ「そんなこと...とも言えないけど! 今は逃げろ」

最強魔王「おや? こんな所に生き残りがいますね」

アオキ「お、お前は...」

???「...お母さんとお父さんを...返してください! 『アライトライト』!」

空から光が舞い降りた

最強魔王「ぐっ、弱いですね でももしかしてこいつは...ふっふっふ、探す手間が省けました」

最強魔王は女の子の首を掴み

???「...くる...しい...」

最強魔王「また生きていたら会いましょう、今度こそ殺して差し上げますよ」

海へ投げた

アオキ「お、お前! 小さな女の子に何してやがる! お前は人間じゃねぇ!」

最強魔王「ええ魔王ですもの そして貴方も、魔王になるんですもの!」

最強魔王はアオキの腹を貫いた

アオキ「ぐはっ 何を...」

最強魔王「くくく、はっはっはっは! 今日はついてますねぇ! だって、光の勇者と魔王の後継者の2人に出会えましたんですもの!」

アオキ「光の...勇者!?」

最強魔王「さっきの子は光の勇者でした、そして貴方は魔王の後継者ですよぉ!」

アオキ「魔王の...後継者!?」

最強魔王「ええ! 前世から引き継がれている者もいれば生まれた時にひょんと後継者として生まれる者もいます そしてあなたは後者なのですよ!」 最強魔王は腕を抜いた

アオキ「ぐはぁ!」

最強魔王「貴方には鍵を埋めました、そしてこれからは魔王として生きるのですよ! ここには立派な魔王城を建てて起きましょう! くくく ぐわっはっはっはっは!」

我が最後に見た太陽は黒く染っていた

アオキ回想終わり


アオキ「はっ!?」

気がつけば我は布団の上にいた...

???「気がつきましたか?」

アオキ「...お前は誰だ?」

???「私はマリアです そしてこちらがお父さんとお母さんです」

アオキ「お父さん? お母さん?」

マリア「? はいお父さんとお母さんです」

...どこにお父さんとお母さんが?

アオキ「...ああ うん分かった」

とりあえず納得しておいた

アオキ「えっとここはどこなんだ?」

マリア「ここはブツ教会です、ブツ教の皆さんが住んでいる森に隠れた教会です」

アオキ「そ、そうなんだ」

そんな神聖な所に魔王を連れてきても大丈夫なのか? とアオキは少し思う

マリア「そして私は貴方が森で倒れたところを運んできたのです」

アオキ「ああ そういうことか ありがとな」

マリア「いえいえ あと貴方邪悪な呪いにかかっているとお母さんが言ってたので私が一時的に解除しました...永久的にとはいきませんでしたが...」

アオキ「え! 君のお母さん凄いな! ありがとう! どうやって呪いを解いたんだ?」

マリア「え、ええ そのくらいの知識はずっと前から僧侶の勉強していたので」

アオキ「おお、凄いな 今の子供は... あ、我は行かなければならない所があるんだ じゃあな! またいつか! あ、言い忘れていたが我の名前はアオキだ!」

マリア「ええ ブツ教の加護が貴方を守るでしょう 行きなさい 悪から抗うものよ...」

???「マリア...こっちに来なさい...」

マリア「...はい お義母様...行きましょう お母さん、お父さん」

アオキの過去回です。ここから文が少し短くなると思います

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