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黒いねずみ  作者: ちゃーびい
2/2

疑問

「おはよう」

アリが振り返ったとき黒い髪の毛がふわりとしなってから肩から落ちた

光に当たった髪の毛は黒、白、紫、赤っぽくいろいろな加減にみえた


「寝ているとき」

サクがつぶやくように言うとアリは一瞬体をビクつかせた

「寝ているときは何が自分を支配しているのかって考えたことある」


サクの言葉は家の中で妙に振動して響いたようだった

いつものサクの声ではなくてなにかと混じってべっとりした言葉をアリは聞こえなかったフリをした


「え、どうしたの」

ゆっくりとした動作で首だけ振り返りながら振り返ってサクを見た

オレンジ色の肌

大きな黒い目

白いタンクトップのシャツは少しも黄ばんでなくて

伸びる足は白く短い

横についた手も長さが違って色も白と黒っぽい色をしている


アリは目をうごかさなかった

水色と緑の入りあった目はまっすぐにサクの目をみていた



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