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ラーナ様が見てる!  作者: 池田 真奈
第1章 ラーナ様が見てる!
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第1話 ショコラとトルテ

「ショコラ・ガトーさんにトルテ・ザッハさん。 晴れて青銅3級の冒険者として登録されました。 色々な依頼を成功させる事が昇級への早道になりますから頑張ってくださいね」


軽く微笑みながら私達に祝いの言葉を告げる冒険者ギルドの受付嬢。

紺色の揃いの制服とベレー帽は可愛らしいと評判も良く、冒険者ギルドの顔とも呼べ受付嬢は女性達にとっての憧れで、女性が就きたい職業の上位にランク入りしている。


そして私の名前はショコラ・ガトー。

冒険者の頂点として誰もが憧れる黄金級を目指す、今はまだ底辺にいる冒険者。

そんな私と一緒に冒険者になったのが幼馴染みのトルテ・ザッハ。

私達が暮らしているのがラナリア島の中でも最大の都市ラナンで、この島を数百年間もの長きに渡り統治して来たラナリア王国の王都でもある。

その中でも屈指(くっし)を誇る大商家として名高いザッハ家に産まれた彼女は生粋のお嬢様にもかかわらず、何故か私と一緒にいる事を好み、挙げ句の果てに両親の反対を押し切って冒険者になってしまった。

私が戦士になると告げると、トルテは「ショコラちゃんは(わたくし)が護りますの!」と宣言したのだ。

そして私を護るための手段として神聖魔法を習得するためラーナ教団の侍祭になり今日に至る。


ラーナ教団は慈愛を司る女神ラーナを崇める教団で、ラーナはラナリア島の守り神でもある。

将来は黄金級の冒険者になると言う夢を持つ私だが、戦士としての体格には恵まれず16歳なった時点での身長が140cmと小柄なのが悩みの種で、これは成長が終わったのでは無く、一時的に止まっているのだと思いたい。

ううん、知らないけど絶対そう!


一方のトルテは私と同い年なのに身長は160cmを超えていて、更に羨ましいまでのナイスバディを誇る。

一度私がトルテの豊満過ぎる胸に対して恨み事を言った際には笑顔で「ショコラちゃんが嫌なら切り落とすね」と言って刃物を手に”たわわな果実”を取り除こうとした事件があった。

私が必死に宥めて何とか思い留まって貰った苦い思い出から、以後絶対に口にしないと心に決めている。


更に神官として非常に優秀な彼女は、以前に私がどんな神聖魔法が使えるのかと聞いた際に「ショコラちゃんを護るためですもの、勿論全て使えますわ!」と言うので本当に驚かされた。

教団でもトルテの稀有な才能から彼女こそ数百年ぶりに現れた聖女なのでは無いかと騒然としたそうだ。

この数百年の間にも数人の聖女が現れており、彼女達はその身に女神ラーナを降臨させる事によって人々にラーナからの神託を伝えたと聞く。

そしてトルテの身柄を確実に確保しておきたい教団上層部は彼女を司祭に任命しようとしたのだが、「司祭になると神殿や教会務めになるのでしょう? そうなったらショコラちゃんと一緒の時間が減るから無理ですわ」と一蹴したらしい。


「ではショコラちゃん、冒険者への就職祝いを買いに行きましょう! 爺、馬車の準備は宜しいですね?」


今、爺にセリフが変わる瞬間に声のトーンが急変した気がするのは私だけ? まさか冒険者になっても旅に執事のセバスチャンと侍女のロッテンマイヤーさんも付いて来るとか言わないよね…


「はっ、お嬢様。 冒険者ギルド前に停めさせてあります。 例の武具屋にも超一流の品々を準備させてありますので、御心配無く。 …ショコラ様。 当然ですが不肖ながら私も旅へは御一緒させて頂きます」


「ショコラ様、私は流石に高齢ですので冒険の旅への同行には無理があります。 その代わり孫娘を同行させて頂く所存です」


なっ、何故か私の心が読まれてるし! セバスチャンにロッテンマイヤーさん恐るべし。

って言うか… やっぱり付いて来るのね。

でも私にトルテ、セバスチャンにロッテンマイヤーさんの孫娘さんとで既に4人パーティが確立されているんだけど戦士と神官以外は執事と侍女って大丈夫なの?


「おいおい、ギルドの入り口にデカイ馬車停めやがったのはお前らか? 邪魔でしょうがねぇんだが詫びの一つも言ってみろや! 何なら金でもいいんだぜ、ヒャッヒャッヒャ!」


ギルドの建物を出ようとすると出口でガラの悪い(本当に冒険者なの?)男に絡まれる私達。


「これは申し訳ございません。 すぐに移動致しますのでお許しください」


紳士的な態度で謝るセバスチャンに対して「申し訳無いで済んだら衛兵はいらねぇんだよ!」と文句を言いながら唾を飛ばして来ると言う対照的なサイテー男。


「おい、止めろよバッカス!」


近くの冒険者に止められているんだけど、どうやら聞く耳を持たないらしい。


「おっ、良く見れば可愛い娘もいるじゃねぇか。 ちょっとこの俺に付き合ってくれたら許してやるぜ」


何よコイツ! よりによって親友のトルテに絡むなんて許せない!


「やめてよ、トルテに触らないで!」


私はトルテに汚らしい手を伸ばすバッカスとか言う名前のゴロツキとトルテの間に立ちはだかった。


「あぁ? 邪魔すんじゃねぇよ! このチンチクリンが!」


トルテへと伸ばしていた腕で強引に振り払われ私は突き飛ばされ近くに置いてあったテーブルと衝突して床に転がった。

ちょっとコレは真面目に痛いんですけど…

でもトルテの事が心配で痛みを堪えながら顔を上げると… そこには"修羅"がいた。


「この世界の何よりも大切な… (わたくし)のショコラちゃんに、あなたは一体何をしてくれたのかしら? 蛆虫以下の存在のあなたが!」


何かオーラみたいな物がトルテから立ち昇るのが見えるのは私だけじゃない様だった。

周囲の人々が腰を抜かして後退りしている。

中には失禁している人もいるみたい。

…言っとくけど私はしてないからね。


「ヒ、ヒィ…」


バッカスは完全に怯えてしまい、皆と同様に腰を抜かし失禁したままジリジリと後ろに退がるも壁に遮られ、それ以上は逃げられ様も無い。


「慈愛を司る我が女神ラーナよ、愛しき者を癒す我が願いを叶え給え! グレーターヒール!」


慈愛に満ちた柔らかな光に包まれる私。

私の受けた被害は擦り傷と軽い打ち身程度なんだけど、一気に痛みが引いていくのを感じる。

それにしてもグレーターヒールって瀕死の怪我人も全快する回復系の最大呪文じゃなかった?

かけてくれるなら普通のヒールで充分だったんだけど。


「大地に遍く光の精霊よ、慈愛に満ち溢れる我が女神ラーナの使徒に仇なす愚かなる者に裁きの鉄槌を! ホーリーレイ!」


え、ちょっとトルテさん。 それって神聖魔法の中でも最上級の攻撃魔法では無かったでしょうか? 間に合って!


「待ってよ、トルテ!」


両手を合わせバッカスに向けて魔法を放とうとするトルテに飛び付いて光弾の軌道をズラす私。

間一髪間に合い、聖なる光の一撃は冒険者ギルドの屋根を貫いて空の彼方に消えて行った。


「あらっ? ショコラちゃん、抱き付いて来るなんて。 嬉しいわ、ぽっ」


ぽっ、じゃない!

両手で赤くなった頬を抑えて"いやんいやん"と身を捩らせて照れるトルテ。

何とか九死に一生を得たバッカスはと思えば「えへえへ…」と、あんまり大丈夫じゃないようで冒険者ギルドの職員に両脇を抱えられて建物の奥へ連れて行かれる。


「お嬢様、後の事は私めが対応しておきますのでショコラ様と共に武具屋にお向かいください」


セバスチャンが後始末を引き受けてくれるそうで私達は冒険者ギルドを後にする。

ホント… 人使いの荒い主人に使えて大変だけど頑張って!と心の中で密かに応援する私。

すると私の方へ振り向いて「お気遣いありがとうございます。 ショコラ様もお嬢様を良しなに願います」と言いながらお辞儀で返される。

だから… 私の心を読まないでって!


冒険者ギルドを出ると赤い絨毯が豪華な馬車の乗降口の階段に向けて敷かれていた。

確かに邪魔ですね、ハイ。

ロッテンマイヤーさんとトルテが馬車に乗ると馬車は走り出す。

最初に馬車に乗る私の手を取ってくれた御者の男性が金髪碧眼のイケメンだったのには少し驚いたが、「どうしたのショコラちゃん?」と普段とトーンの違う冷めたトルテの声に我に返って慌てて乗り込んだ。

振り向いちゃダメ!と私の中の何かに告げられたため振り向かなかったけど、私は背後に"修羅"の気配を感じていた。

私って恋とかちゃんと出来るのかな…


馬車に揺られた私達が辿り着いたのは見るからに豪華な店構えの武具屋さんだった。

馬車から降りる私の手を取ってくれたのは壮年の男性で…

えっ、さっきのイケメン御者はどうしたの?

気になりトルテへと振り向いた私に「どうしたのショコラちゃん?」と満面な笑みを浮かべるトルテがちょっと怖い。

イケメンのお兄さん… どうかご無事で。


「いらっしゃいませ、トルテ様。 本日は大切な御友人でもあるショコラ様への武具をプレゼントするとの事でしたので、我がグラン商会は総力を挙げてこの日のために伝説の武器をはじめとした様々な品を用意させて頂いた次第です。 どうか心行くまでごゆるりと御覧ください」


「ありがとう、マイネル。 さぁ、ショコラちゃん。 見てみましょう」


「う、うん…」


もう何が出て来ても驚かないからね。

プレゼントして貰うにしても本音を言えば、お金の力で強力な武器を手にした初心者などと呼ばれるのは正直勘弁して欲しい。


「これは獅子王ハンス・アイレンシュタットが晩年に所持していた魔法の剣ですな。 こちらは白い猪と呼ばれた女剣士パイア・クロミュオンが愛用していたと言われている剣になります」


ニコニコしながら武器の説明を続けるマイネルさんだけど、出て来るのは歴史に残る英雄達に関する歴史的価値がある逸品ばかり。

なんか海賊王バイザー・テムンの巨大な魔斧とかもあったけど… あんなのどう考えても私には持ち上げる事すら出来ないと思う。


「マイネル、どれもショコラちゃんには相応しくありませんわ。 特にそこの魔斧を振り上げるショコラちゃんを可愛いと思いますか? あ、でも… 力一杯"ぷるぷる"しながら斧を持ち上げるショコラちゃんも可愛いかも知れないですわね」


ちょっと考えてから右手の親指を立ててマイネルさんにグゥとサインを送るトルテ。

だから絶対私にはそんな巨大な魔斧は持ち上げられないから!


「あのね、私は背も低いし腕力も無い方だから短槍とかがいいんじゃないかと思ってて、手頃なのは無いですか? 予備に小剣とかも考えてるんだけど」


一応、私も自分で考えていた事を伝える。

女剣士パイアも最初は私みたいに小柄だったらしいけど、活躍して有名になった頃にはスラッとした背の高い美人になったって聞いてるし、用意してくれた剣はどう見ても私が扱うには長過ぎると思う。


「マイネル! すぐに準備なさい」


腰に左手を当てて真っ直ぐ立つと右手でビシっとマイネルさんを指差すトルテ。

既に何処かの国の女将軍みたいな貫禄すら醸し出している。


「ハッ、直ちに!」


急にお店の中が慌ただしくなるとガラガラと車輪の付いたワゴンが押されて来る。

そのワゴンの上には真紅のテーブルクロスみたいなのが敷かれていた。

それだけでもかなりの高値になりそうな気がする。


「これはドワーフの名工として有名なディオ・フォーゲルの作ですな。 魔法が付与されており、投擲しても持ち主の元へと戻って来る逸品です。 魔銀とも呼ばれるミスリル製ですからアンデットや魔法生物にも効果がある優れ物です」


銀色に輝き所々に細工が施された短槍を食い入る様に魅入ってしまう私。


「ならそれを買いましょう。 持って帰りますので、そのつもりで」


その私の姿を見たトルテが即決する。


「あの〜 それって値段は一体いくらするの?」


「この短槍でしたら、特にザッハ家のお嬢様の御友人へのプレゼントと言う事ですから、お安くして金貨3枚と…」


「ン、ンンッ!」


マイネルさんの言葉がトルテの咳払いて遮られる。


「あ、うっかりしていました。 この短槍は掘り出し物でして、銀貨3枚になります」


え、何? 金貨3枚が銀貨3枚になったの?

銀貨300枚で金貨3枚だから1/100に値下げされたんですけど。

ええっと、小銀貨3枚で一般的なクラスの宿屋に一晩泊まれるから銀貨3枚で10日でしょ、小金貨3枚で100日になるから金貨3枚なら1000日泊まれちゃうよ… あわわ…


「後は小剣と防具ですわね。 マイネル、分かってますわね」


先程と同様にワゴンが押されて来ると小剣が数本乗せられていた。

その中から短槍と同じデザインの小剣を見つけて手に取る。

やっぱりミスリル製の小剣は美しい輝きを放っていた。


「おおっ、やはりお目が高い。 その小剣もディオ・フォーゲルの作でしてな。 斬り裂いた者の生命力を奪う魔法が付与されている逸品です。 それでしたら、銀貨2枚とこれまた掘り出し物ですよ」


どれだけ掘り出せるのよ、ここの鉱山は…

多分これも本当は金貨2枚なんでしょうね。

トルテが私が遠慮するからとマイネルさんに予め値段を安く言う様に言ってるんだろうと思う。


「ショコラちゃんも気にいってる様ですから、その小剣に致しましょう。 もしショコラちゃんに何かあったとしても、爺を刺せば生き残れますから安心ですわね」


そこは私を刺してでも… じゃない?

まぁ、絶対に刺さないけど… トルテも可哀想なセバスチャンも。

これで金貨5枚じゃなくて… 一応銀貨5枚になっちゃった。

最後の防具はマネキンって言うらしい人形に着せて運ばれて来た。

何か… 私の気のせいならいいんだけど、運ばれて来た五体のマネキンの背格好が私と全く同じに見える様な気が…


「どれもショコラちゃんに似合いそうね。 もうこうなったら全部買っちゃおうしら?」


何かとんでもない事を言い出すトルテ。

どう考えても全部が私の体型に合わせて作製されたオーダーメイドっぽい気がする。

革製鎧と組み合わせたミスリル製の部分鎧はイイ感じかな、このミスリル製の全身鎧とか着たら動けなくなりそう。

え、ちょっと待って… この派手なピンクで防御力無視のビキニみたいな鎧は一体何?

当たらなければどうと言う事は無い的な奴?

貧相な体型の私にコレを着ろと言うのですか… どんな罰ゲームよ。

キワモノを手に取って見ていたら何か熱い視線を感じてチラっと振り向くと、鼻息を荒くしてコッチを見ているトルテの姿が!

用意して貰っておいて悪いけど… イヤ、悪くない… コレは絶対着ないから。

その他の二体はミスリル製の鎖帷子と高そうな革で作られた身体の線がくっきりと浮き出る鎧。

私のスタイルが良かったら似合ってたかも知れないわね…


「あらあら、迷ってるみたいねショコラちゃん、ならやっぱり全部買いま…」「あ、革製鎧とミスリルの部分鎧を組み合わせたのが良いな!」とトルテの言葉を慌てて遮る私。


あんな派手なビキニアーマーをプレゼントされても、部屋を掃除に来た女将さんに見られるとかを想像したら絶対に下宿先には置いていたく無いし、ここは断固阻止!


「チッ!」

え、今トルテが舌打ちしなかった?


「その部分鎧は当然ミスリル製でして、革の部分もワイバーンの革を使っており中々の逸品ですので、き、銀貨5枚となります」


今、絶対に金貨って言おうとしたよね? こうして合わせて銀貨10枚(多分金貨10枚)になる私へのプレゼントは決まった。


「トルテ、私のために立派な装備をありがとう。 私は正直言って貧乏だから… こんなのしか用意出来なかったんだけど、トルテが冒険者になったお祝いに私の手作りのお財布なの。 もし良かったら使って貰えると嬉しい」


肩から下げたポシェットから可愛い包み紙で包んだ巾着袋を渡す。

渡されたトルテは呆然としているけど冒険者になれたのは二人一緒なのに私だけ貰うのは変だと思うから心ばかりのお礼のつもりだった。


「あ、ありがとうショコラちゃん! 本当に嬉しいですわ。 ちょうど(わたくし)のお財布がダメになった所だったのよ。 そうでしたわね、ロッテンマイヤー?」


「はい、お嬢様。 ”ビリッ” この有様です」


え、今ビリッって音がしなかった? あのトルテのお財布、宝石とか付いてるんだけど私の作った巾着袋なんかでいいの?


「ウフフ、これからは(わたくし)がお財布を持ちますわ。 宜しいですね。 ロッテンマイヤー」


「はい、お嬢様。 本当に宜しゅうございましたね」


ロッテンマイヤーさんも嬉しそうにしてくれている。

え、二人して泣いてない?


「ええ、本当に…」


泣きながら巾着袋に頬擦りしているトルテ。

何か想像してたよりも喜んで貰えて良かった。


「ではマイネル殿、本日の代金の銀貨10枚になります。 お受け取りを」


「銀貨10枚確かにお受け取り致しました」


今日の買い物の支払いが気になったんだけど見ない様にしておいた。

折角気を使ってくれてるに野暮かなって思ったし。

「マイネル、残りの防具は全て屋敷に運ぶのよ。 絶対に傷など付けぬ様、慎重に願いますわ。 (わたくし)のショコラちゃんスペシャルなのですから!」

聞いちゃいけない会話も聞こえて来るけど… やっぱりトルテの仕業だったのね、あのビキニアーマーは!


「トルテ!」


ちょっと興奮気味のトルテに声をかける私。


「何かしら、ショコラちゃん?」


私に呼ばれて嬉しそうな彼女。


「大好きよ」


微笑みながら今の気持ちを伝えておく。


「勿論、私もですわ!」


満面の笑みを浮かべながら、ぎゅーっと抱き付いて来るトルテ。

ちょっと変わってるけど私の一番の親友です。


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