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近く、遠く。  作者: ちぃ汰
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玲奈さん。

「山本さーん!ここがよくわかんないんですけどぉ〜♡」


「わかったよ!今行く!」


山本さんはいつもこんな感じだ。


「また絡まれてたの?全くあいつは…。」

「玲奈さん……。大丈夫ですよ。まだ仕事があるので失礼します。」


「相変わらずね……。

ちょっと待って!今日、夕飯付き合いなさい。

いいわね!」


「え?あ、…はい。

では失礼します。」


あの人は玲奈さん。

私の親戚であり、上司だ。

親戚の中で一番仲は良く、侑海のことも知っている。


「あんたいい加減にしなさいよね!」


「玲奈じゃないか〜今日も素敵だよ!」


「本当、毎日毎日飽きないわね。このバカ。」


「え?」


玲奈さんと山本さんは同期だ。

一時期は付き合ってるんじゃないかとも噂されていたが、そんなことはないようだ。

いつも玲奈さんは、こんな感じで山本さんやめるように言ってくれている。

侑海が亡くなってからずっと心配してくれている。

それが申し訳なくて、素っ気なくなってしまう。

でもとても感謝している。



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