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片思い

作者: karinko

毎日、授業が終われば部活に行く。


廊下から窓越しに部室の中が見える。


そこに君の姿を見つけると少し緊張する。


少しうつむきながら部室に入る。


いつも、勇気がでなくてあいさつできない。


目を合わせないように君の横を素通りする。


本当は、他の女の子みたいにちゃんとあいさつして、普通に話したい。


でも、あいさつする勇気も話しかける勇気もでない。


部活中も意識してないのに気がついたら君を見ている。


気がついたらすぐに君から目をはなす。


みんなに気がつかれないように…


君に気がつかれないように。


でも、君はきっと私の気持ちに気が付いているんだろう。


だって私は無意識にずっと君を見てしまっているから。


そしてたまに目が合ってしまうと、頭が真っ白になって、不自然な行動をとってしまうから。


こんな私っておかしいのかな??


君にとったら迷惑かも知れない。


だけど、見ないようにしようとしても、気がついたら見ているんだ。


君にとって私はどんな存在なのかな??


きっとなんでもない、ただの同じ部活の同級生くらいなんだろうな。


それでも、私にとってはとっても特別な存在。


たまに君に普通にあいさつできたとき、


君と少し話せたとき、


君が練習中に私ができないところを教えてくれたとき、


君が私の名前を口にだしてくれたとき、


私はとってもとってもうれしいんだよ?


その日は夜寝る前に、何度もその場面を思い出す。


逆に


君が同じ部活の女の子と話しているとき、


私の知らない女の子と話しているとき、


高校に入る前の、私の知らない君を知ったとき、


少し胸が痛くなる。


君に彼女ができたら私はどうなるんだろう??


君の彼女になれる人がうらやましいな。


私は勇気がないから、


きっとずっと、ただ君を見ているだけ。


なんだかストーカーみたいだけど…


本当に本当に君が好きなんだ。


だから、


ずっと君を好きでいていいかな??

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