第二話 ギルドと武器屋
二話目です。こんなくだらない小説を読んでくださる方に感謝します。
指摘されたのでお金の単位を編集しました。
城を出た俺は、冒険者ギルドに向かっていた。
「ここが、冒険者ギルドか」
意外に城の近くにあった。(徒歩十分)
カランカラン。ドアのベルが鳴る。
「冒険者ギルドへようこそ。どんなごようですか?」
身長150cmあるかないかの受付嬢がいった。
「ギルドに登録したいんだが」
「新規登録ですね?紹介状などはありますか?」
「ああ、これだ」
受付嬢は紹介状を見ると驚いたようにいった。
「これは、ご本人が書かれたものでしょうか?」
「ああ、ついさっき書いてもらった」
「それでは、お名前を」
「セイト・キバガミだ」
「そうですか。それでは、ご説明します。冒険者ギルドにはF~Sまでランクが存在します。本来Fランクから始めるのですが紹介状がありましたのでCランクから始めていただきます」
(へぇ、ランクなんてものがあるのか)
「ランクごとに受けられる依頼の難易度も違います。ランクをあげるにはそのランクの依頼を50回達成するか、1ランク上の依頼を10回達成することが条件です」
(けっこう多いんだな)
「しかし、例外もあります。簡単な依頼でも、高ランクの魔物が現れることがあります。それを倒し特定の部位をこちらに持ってきていただければ、それに見合ったランクに引き上げとなります」
(なるほど、高ランクの魔物だと危険性も上がるわけか)
「依頼はそこの掲示板に張ってあるものを、こちらに出していただければ受けることができます。おわかりになりましたか?」
「ああ、よく分かった。ところで武器を取り扱う店はどこにあるか教えてもらえるか?」
「武器屋ですか?この前の道を左にいって、すぐのところですよ」
「ありがとう」
俺は、そういうと武器屋に行くためにギルドを出た。
ギルド受付嬢サイド
(王女様の紹介状を持ってるなんて一体何者なのかしら?)
その後彼女は、ぼーっとしていたのでギルド長に怒られることになる。
武器屋前
「ここが武器屋か。すみません!だれかいませんか!」
「ん~?一体なんのようや?」
なぜ、この世界に関西弁をしゃべる女がいる?
「武器をみせてもらいていのですが。それと、なんでそんな口調なんですか?」
「ああ、これな。ちっさいころからのくせや。武器は好きにみればええよ」
そういわれたので武器をみてまわる。
「ん?これは・・・」
「ああ、それな。カタナいうらしんやけど、誰も買わんのよ」
「そうですか。よし、この白い刀と黒い刀、それから短剣を二本ください」
「おお、買ってくれるん?いやー、うれしいわー。売れんかったから全部で銀貨4枚でええわ」
城を出るときもらったのは金貨10枚なのでまだまだ余裕がある。
金貨1枚を出して、おつりで銀貨を6枚もらう。
「もし、また武器が買いたかったらきてや。安くしとくわ」
「ええ、ぜひ」
武器屋をでた俺は、どこか宿泊できる場所をさがしていた。
「すみません」
近くにいた男に声をかける。
「なんだ?私にようか?」
「いえ、宿を探しているのですが、どこかいいところをご存知ですか?」
「ふむ、そうだな。あの宿がいいと思うぞ。長期間泊まれば、安くなるしな」
「そうですか、ありがとうございます」
俺は、その宿にやってきた。看板には、ラグリスと書いてあった。この宿の名前だろう。
しかし、なんで文字が読めたのか分からない。
「すみません」
「はいはい、なんだい」
男っぽい女が出てきた。
「この宿に泊まりたいんだが」
「どのくらいだい」
どのくらいの期間泊まりたいか聞いているんだろう。
「とりあえず、二週間ほどで頼む」
「そうか、わかったよ。これがあんたの部屋の鍵だ。あんたの部屋は一番奥だよ」
「わかった」
その後、とりあえず部屋にいき荷物をかたずけた後、ベットで眠りについた。
お金の単位
銅貨=千円
銀貨=一万円
金貨=十万円
白金貨=百万円
銅貨十枚=銀貨一枚
銀貨十枚=金貨一枚
金貨十枚=白金貨一枚