バラの過去
バラはいつも浴びるように酒を飲んでいる。
その日もバラはパブへ行き、店の酒をすべて注文した。
3時間が経ち、5時間が経ち……
「んせい!バラ先生!!起きて下さい!!」
「ん…もう朝か……」
「早くいかないと遅刻しますよ!!」
「わかって……いててて……どうも頭が痛いな」
「飲みすぎですよ!!明らかに!!体壊しちゃっても知らないから」
「パブの店員が酒飲みすぎて怒るかなぁ…」
「心配して言ってるんでしょ!!どうせ私が介抱するはめになるんだから…」
「わかったよ。マリ」
「俺じゃダメか?マリ」
「ダメじゃないけど……」
「ダメじゃないけどなんだ?」
「あなたは…ずっと変わらないでしょ?そんなあなたが好きよ。でも…」
「………」
「このままがいいの。きっとこのままで……」
「マリ……俺は決めたよ。」
「何を決めたの?」
「酒を今日で辞める。一生な。」
「えっ」
「女遊びもしない。」
「…」
「俺は人生において2番目に大切なものと3番目に大切なものを諦める。」
「…」
「そして、マリ……1番大切なお前を手に入れたいんだ」
「……何で眠ったまんまなんだ?」
「…」
「今日は俺たちの結婚式じゃないか……何で……もう一度笑ってくれよ……」
「…」
「らせんせい!バラ先生!!」
パブのママに起こされた。
「こんな所で寝てないであっちで飲みましょうよ!」
「ああ…そうだな…」
「どんな夢見たの?笑ったり泣いたりしてたけど…」
「…なんでもない」