表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/74

技術交流(2)

メンバーはライラ診療所にむけて出発した。

ライラ診療所までの道のりは5日ぐらいかかる。

その間、7人を乗せた馬車はずっと暇だったりする。


馬車内にて…


ジークは診療所を出て旅をするのが16歳の時以来だったので、めちゃくちゃテンションが上がっていた。

「ここでゲーム大会をやりまーーす!!」

「ゲームなんて持ってきてませんよ?」

「ふっふっふっそれがこのバッグに持ってきてるんだな…」

「あーーー!!そのバッグは医療器具入れるバッグでしょ!?」

「いや…だって手紙には医療器具は持ってこなくてもいいって書いてあったじゃん!!」

「そんなの私たちをバカにする罠に決まってるじゃないですか!!『自分たちの医療器具も持ってこないなんて、何しに来たのかしらね!がはは』って!!」

「そんなアホな…まあ置いてきちゃったものはしょうがないから『人生成功ゲーム』やろ!!」

「知りません!!私は絶対にやりません!!」

オータムはすねて端の方でいじけてしまったが、

みんなは馬車内が暇なのでジークの提案に乗った。


1時間後…


「あーー!!アリーが一番高い家買いやがった!!」

「フフフフ…私たちの家族は貴族ですからね…」


「ガラ先生…また借金ですか…」

「ううむ…こうなったら誰か子供を売らなければいけないのか…」

「まあ…ゲームですからね…」

「すまん!!!ゲームとは言えども、子供を売るわけにはいかん!!だって…だって自分の子供の名前つけちゃったんだもん…」

「ガラ先生…じゃあ俺がどっちか選んで貰っていきますよ!!どっちがいいかなぁーー…」

「頼む!!子供だけは!!子供だけは勘弁してくれーー!!」

「問答無用!!こっちの子を貰っていきますよ!!」

「シラーーーー!!」


結構みんな白熱して盛り上がっていた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ