ジョギング
ロスとアリーのデート中にジョギングの話で盛り上がった。
そして、今度一緒にジョギングをする約束をした。
ジョギング当日…
「ロス先生!」
「お待たせ。じゃあ、行こうか」
「はい。」
二人は走り始めた。
――趣味のジョギングを二人並んで走れるなんて幸せ――
こんなことを想いながら、アリーはロスの方をちらっと見た。
すると、ロスは猛ダッシュで何かに追われるかのように走っていた。
そして、見えなくなってしまった。
アリーはしばらく走っているとロスが汗だくで座っていた。
そして、アリーを見ると立ち上がり走る準備をした。
「あのロス先生…」
アリーは声をかけようとしたが、
ロスはそんなことはお構いなし、また猛ダッシュで走り去って行った。
――…ジョギングってこんなのだったっけ――
アリーは思った。
1時間後…
この繰り返しがかれこれ4回続いた後、
アリーはジョギングを休憩しようとロスに声を掛けようとした。
ロスに声を掛けようとするが、ロスはアリーが近づくと走り去ってしまう。
なんだか、もうどうでもよくなったのでアリーはジョギングをやめて帰った。
4時間後…
「アリー遅いな…」
ロスはまだアリーを待っていた。