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恋…しちゃってる?

ジークと助手のアリーの診療中、ジークがアリーに言った。

「あのさ、ちょっと後で相談があるんだけど…仕事終わったら話してもいい?」

「はい。大丈夫ですけど…」


仕事終わりに…


ジークがアリーに話しかけた。

「最近、オータムってさ何か変わった?」

「いや…全然そんなことないですけど…」

「そう…」

「どうしてです?」

「いや…最近オータムをまともに見れないっていうか…」

「それって…ジーク先生が変わったんじゃないです?」

「…どういう風に?」

「それって絶対こ」

「わーーー言わないでくれ!!」

「な、何でですか!?」

「薄々俺もそうじゃないかとは思ってるけど、そんなんじゃ仕事にならないじゃん!!」

「まあ…そうですよね。」

「アリーはどうやってロスと仕事してるの?」

「私たちは大人ですから。そういったコントロールはわきまえてるつもりです。」

「俺らだって十分大人だよ!!」

「オータムとジーク先生は子供です。少なくとも恋愛では14歳レベルです。」

「うっ…」

「二人とも仕事ばかりでまともな恋愛なんて一つもしてなかったんでしょ!?」

「失礼な…ラーマさんと…」

「食事行っただけでしょうが!!あんなもんじゃないんです!恋愛ってのは!!」

「じゃあ、どうしたら…」

「きっと、ずっと忙しかったもんだから、急に時間ができて…自分の隣を見てみたんでしょ。そしたら凄く美人で、ジーク先生にずっと付いてきていて、恋人もいない人がいる。恋にも落ちますよ。」

「あーーー!!いい、言いやがった。」

「いいましたとも!!オータムがかわいそうですよ!ずっと恋愛対象外で見られていたのに急にそんなこと思われるなんて!!」

「…厳しいこと言うよなぁ…どうしよう…」

「そんなこと自分で考えなさい!!いいですか!?…あなたの気持ちにもっと素直に向き合ってみたらどうなんです?仕事のこととか考えないで…」

「…」

「オータムはずっとあなたの事を考えています。それは…仕事上だけかもしれないですけど…あなたのことをずーーーっと!!」

「…」

「ジーク先生…あなたもオータムのことをもっともっと考えなさい。それでもオータムがジーク先生を想っている1%にも満たないんですから…」

「…」

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