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ランキングの仕様が理解出来てない私…

さぁ今日は…




「はぁ…」



私の心は現在立ち込めた濃霧にイライラしながら出掛けていたら更に強風と霙が襲いかかってきているくらいテンションが下がってます



「どしたのー?」



「んー?なんでもないよー」



ハグハグとビスケットを齧りながら此方を見てくる妖精さんの頬っぺたをツンツンしながら話す



キャーといいながら転げ回る妖精さんに苦笑しながらこれからの予定を考える




そもそもの発端はあれだ、端的に言うとコーヒー及び様々な調味料切れ(妖精さんのお菓子も)となってしまった為、凄く、凄く不本意だけれど麓の町まで買い出しに行かなければならなくなってしまったのだ



いや、距離はいいのだよ。距離は、別にダラダラ歩くの嫌いじゃないし



ただ街に行くとなー、どうしても人の目を気にしてしまう。こんな山奥で暮らす田舎者だ。シティー育ちの同年代から指差されて笑われないだろうか…不安だ



これまでどうしていたのか、と思われるかもしれないが、そこは週一で夜の街に向かうダメ親父がいたのでそのカモフラージュのためによくそういった類の物を買ってきていた。今まではストックの分でなんとかなった、けど…



遂にコーヒーがなくなりました



あ、因みに豆からではなく、既に挽いてあるお湯を入れただけで出来上がるインスタントなコーヒーだ



もっと言えばお金さえなければ諦め(喜んで)て別の手段を考えるのだが、幸か不幸かあのダメダメ師匠はかなりのお金持ちだった様で相続して受け継いだ空間収納の中には結構(注:一生を贅沢の限りを尽くして10回繰り返してもなくならない金額です)お金が入っていたため、そうなることはなかった



いや、有り難いけど、有り難いけど素直に感謝したくない



まぁ、どうこう言っても何も変わる事は無いので諦めて街へと重い足取りで向かっていった




ふぅ。着いた…着いてしまった



凄い嫌だけれど到着してしまった



「うわーおっきいねー」



肩口で他の人には見えないし聞こえない声が肩から聞こえた



山の中腹辺りで肩に妖精さんが座ってクッキーを食べていることに気付いたが、もう戻るのも面倒だが、そう言うわけにもいかないため、危険である事などを含めてわかるように話すと




なんと透明になれるのだ



しかも声に至っては他の人には全く聞こえないと言うなんとも素敵仕様



そんなわけで思いがけない味方が出来たため少し足取りが軽くなったのは余談だ



改めて辺りを見回す



まず目に入るのは目の前に広がるかなり高い石の壁



そして、戦争紛争対策だろうその周りには深い堀が掘られ、そこに水が少し溜められていた



そして、南と北に唯一かけられた橋と大きな門がそこにはあった



「さて、いこうか」


「おー!」



ほんとに、何も無いことを祈るよ



門を通る際に通行証というか、市民証の提示を求められたので以前師匠から渡された物を見せ、特に問題なく通された



すっぽりと全身を隠すような小綺麗なローブを纏っているため、特におかしくない、はずだ


、なんかジロジロと見られたけれど、大丈夫だよね!?



不安にかられ街並みを見ながら通りを歩いて行く



「人おおいねー」



肩に座る妖精さんがキャッキャっとしながら話しかけてくる



そーだねーと返しながらのんびり会話をしながら先に進んで行き、一つの事に気が付いた

 



あれ?なんか結構見られてない?



服装も、おかしくないと、思う…



しかし、突き刺さる視線



10人中4.5人が此方を見ているような気がした



えーやっぱり田舎者だから?キョロキョロしてるから?でも店探すならキョロキョロしないとどうしようもないし…



と、そんなところで



「あのにがにがの匂いするー」



そんなことを妖精さんが呟いた



其方を見ると食料店



急いで其方に向かうとコーヒーは勿論砂糖などの調味料も見つけ必要以上にどっさりと纏めて買った。ついでに妖精さん用の甘味類も豊富に買った



それを最近整理した空間収納に全て放り込んでそそくさと店を後にした




周辺を探索しながら妖精さんが食べたそうにしていたクレープ?を2人分買って近くのベンチに座ってのんびりと食べたり、雑貨屋や魔道具屋を覗いたりとなかなか有意義に過ごせたと思う



夜家に帰って全て収納し終えてソファに座る




「ねーねー」



見ると先程までテーブルの上の前で買ってきたお菓子を入れた瓶を見ながら涎を垂らして眺めていた妖精さんが此方にきて声をかけてきていた



「どうしたの?」



「そろそろ消えるのやめるねー」



そう返した途端に妖精さんの周りにキラキラとした輝きが纏わると妖精さんの姿がはっきりと見える、というか元々見えてはいたのだけれど、何というか薄い色合いだったところが、はっきりとした色合いに変わった感じ




「あ」



全て気が付いた。気が付いてしまった



此方を見てきた人



視線があった時、多分だけれど全て妖精さんと話していた時



自分には普通に見えて声が聞こえていたから普通に返してた



そうじゃん!見えてないモノに対して普通に返事して普通に一緒にクレープ食べてた!!



側から見たら独り言言いながら一人でベンチで何故か目の前でどんどん勝手にクレープが減っていく全身ローブの変な人の出来上がり



「最悪だぁぁぁぁあ」



その後打ち拉がれて四つん這いになってる自分の上でチョコレートを持ってクルクルと舞い踊る妖精さんがいた


読んで頂きありがとう御座います!

少しでも楽しんで頂けましたら幸いです。

お手数でなければ、評価の方を宜しくお願い致します。

またコメントは随時受け付けております。

感想指摘誤字脱字罵詈雑言なんでも受け付けております!

主に私が飛び上がって喜びます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 比較的読みやすいです。違和感なく読めました。読み進めるうちに前のめりになるくらいには自然でした。 一つあるとすれば、一つ一つの文章が薄くて出来事一つに対してもう少し肉付けがあればいいなぁと少…
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