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マーリスが来た
「ミーナちゃん、遊ぼっ!」
「ウン! イマイク!」
「『アユ』ちゃん、いつもミーナの相手をしてくれてありがとう。」
「あっ、ロイさん! こんにちは!」
ミーナを誘いに来てくれたのはアユというミーナと同じ歳の女の子だ。
村に来てまだ戸惑っていたミーナを積極的に外に連れ出して他の子供達と仲良くなったきっかけを作ってくれた、ミーナの初めての友達だ。
「アユチャン、ドコニイク?」
「今日はね、川で遊ぼう。」
「ウン! イッテキマス!」
「いってらっしゃい、溺れない様に気を付けて。」
ミーナとアユは手を繋いで走っていった。
「いやぁ、子供は元気で良いよね、特にこういう自然に囲まれた場所で育った子は穢れを知らない。」
「ホントに・・・・・・、てマーリスっ!?」
「久しぶり、どうやら伸び伸びと生活してるみたいだね。」
いきなり現れたマーリスに僕は驚いてしまった。
「なんで此処にっ!?」
「兄さん達の付き添い。辺境伯に用があって来たんだよ。後、ミーナちゃんに関する情報も仕入れてきた。」
「辺境伯に? 兄さんてもしかして王太子様か?」
「そう。まぁ国王代理としてね、ちょっとした相談をしに来たんだよ。」
「まぁ、とりあえず入ってくれ。」
僕はマーリスを家にいれた。




