読者様の地位
今回はちょっと辛口です。
mrtkの知識不足で記述が間違っていればスミマセン(法的根拠には自信が無いもので^^;)
こんにちは mrtkです。
さて、今回は「『なろう』における読者様」の地位を考えます。
意外とこのテーマに関する考察が無い気がします。
あ、先に言っておきますが、今回のエッセーの記述モードはmrtkのもう一つのペンネームに近いです。
ですから、普段よりも突っ込んだ内容になる可能性が有りますのでご注意下さい m(_ _)m
◆まず、「『なろう』における読者様」はどの様な立場なのでしょうか?
mrtkが調べた限り、「『なろう』における読者様」の権利や権限に関して書かれた項目は発見出来ませんでした。
強いて言うならば、サイト案内の文章くらいでしょうか?
【小説を読みたい方や、アマチュア作家、オンライン作家、小説サイトを管理の方、プロ作家、出版社、小説業界の方までみんなのための小説サイトです。
小説を自由に掲載したり、掲載された小説を無料でお読みいただけます】
◆掲載された小説を無料で読めるのですが、これは権利とは言えませんよね?
機能に類するものです。
◆利用規約にも見当たりません。
むしろ禁止事項で一部の行為が縛られています(法律や常識的な範囲においてですが)。
◆それでは、「『なろう』における読者様」は消費者に当たるのでしょうか?
『消費者』
【具体的には、代価を払って最終的に商品を使用する、もしくはサービスを受ける者をさす】 Wikipediaより抜粋
◆どう考えても「『なろう』における読者」は消費者ではありませんね(--)
何故ならば、【代価を払って】いないからです。
◆「消費者」ならば対価を支払っているので、メーカーもしくは販売店に文句や要望を言えますし保護も受けます。
消費者を守る為に、「消費者保護基本法」・「製造物責任法(PL法)」などの法律、省庁としての「消費者庁」、行政機関としての「消費生活センター」、特定非営利活動法人としての「日本消費者連盟」が存在しますが、これらは全て「『なろう』における読者様」には無関係です。
◆さて、困りました・・・
このままでは、「『なろう』における読者様」には権利が“無い”となってしまいます(^^;)
◆「『なろう』における読者様」は結局は民間業者が運営するホームページの利用者でしかない訳です。
言い難いのですが、保護されていると言うか、権利を有していると言うか、考え様によっては立場が上なのは「『なろう』における作者様」だったりします。
◆だって「二次創作」でない限り著作権は「『なろう』における作者様」が持っているのですから。
◆さて、そろそろmrtkが言いたい事が分かって来たと思います。
◆mrtkも勘違いしていましたが、読者は消費者では無いのだから、『読者だから好きに振る舞って良い』訳では無い・・・ という事なんですよね。
◆『なろう』には「感想」や「評価」、そして「ブックマーク」という機能が有って、読んだ小説に意見や評価を与える事が出来ます。
読者はまるで自分が権利を持ったかの様な錯覚を持ってしまいますが、いや、更に踏み込むなら、作者よりも上の立場を持ったと錯覚しますが、実はそれって勘違いですよ(^^;)、という事を指摘して今回のエッセーを終えたいと思います。
作者の皆様の執筆活動に幸あれと願いつつ・・・・・・・
うーん、荒れるかな?
異論だらけになりそうですが、偶にはこういう視点も良いかも知れません。
ほんの少しでも、作者様の擁護の一助になれば良いですし・・・・・