第十五話「竜神の祟りを喰らえ！」
‐バイオレットケイブ
オロチ「神とやらの力もそこまで…か？」
ショチピルリ「…力を上げたの…か…？」
ポセイドン「ゲブがあいつ以上の力を持っていたのかな」
オロチ「…死して尚あの時以上の力を手に入れた…今は神など敵ではない」
ショチピルリ「…あいつら…逃げれたか…」
ポセイドン「きっと…」
オロチ「他人の心配するとは…。さぁ、最後だ。とっとと死ね！！」
‐オロチは大きく口を開いた
シュン「そこまでだっ！」
‐シュンはオロチの口めがけ炎の玉を投げつけた！
ショウ「僕たちも参戦しましょう！」
カイ「オーケー！」
‐ショウはオロチの口めがけ水の波動を撃った！
‐カイはオロチの口めがけ雷を放った！
‐炎の玉、水の波動、雷は合わさり強力な力を発した！
オロチ「グガァァァァッァア！！！！！！！！！！！！！！」
ショチピルリ「シュン！ショウ！カイ！…なぜここに？」
シュン「ショチピルリ様たちが心配で…」
カイ「嫌な気配がしたから…」
ショウ「そしたら…」
ゲブ「ショチピルリ、ポセイドン待たせたな」
ポセイドン「ゲブ！？君も復活したのかい？」
ゲブ「ヤマタノオロチが派手に暴れてくれたな。おかげで目が覚めたわい」
シュン「ゲブ様も復活した今、オロチを何とか倒せないかな」
ショチピルリ「どうか…シュン達は強いがあいつも腕をあげているようだ。前のようにはいかんぞゲブ」
ゲブ「…うむ。オロチは確かに以前も強かった。しかし、復活してから力が上がっている。それは俺でも感じる…」
ショウ「ではいったいどうするんです？」
ゲブ「…うむぅ。それは考えてはおらんかったな」
カイ「え、なんじゃそりゃ！」
ゲブ「…面目ない」
オロチ「グググ…おのれぇ…」
ポセイドン「まだ生きているね…」
オロチ「許さん。絶対に！この竜の王を怒らせた。…貴様ら餓鬼ども！竜神の祟りを喰らうがいい！」
シュン「…！！！！」
ショウ「シュン！」
カイ「くっ！」
ショチピルリ「な、なんだ！！」
オロチ「クハハハハ！！…竜神の祟りを喰らったものはいずれ魂を竜神に食われ死ぬ。いい気味だな」
シュン「ゼーゼー… これくらいなんともないぜ…」
オロチ「無駄だ！今、貴様の体の中には竜神が宿った！あとは死ぬのみだ」
ショウ「そ、そんな」
シュン「心配いらないよ…きっと大丈夫」
ショチピルリ「ムム…神として情けぬ。人間を救えぬとは…」
ポセイドン「ごめんね、シュン」
オロチ「ク・・・グハハハ！！！！！！！」
ショウ「チッ！」
ゲブ「ショウ殿、カイ殿、協力願う」
カイ「当たり前」
ショウ「シュン。待ってろ」
オロチ「今度はお前たちの番だな。そしてゲブ、あの時の復讐をしてやる！」
