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第九話「恐怖の呪術…石と化す村」


 ‐アクアヴィレッジ 村長宅前


 フォール「…と言うわけ」


 シュン「村長さんが…」


 カイ「でも、そんなやつ見かけなかったっけ?」


 ショウ「僕がぶつかった人…ショチピルリ様が嫌な気配って言った人のことかな」


 フォール「そう。僕が遠目で見たからよく見えなかったけどショチピルリ様が行ったのならたぶんそう…ショチピルリ様!?」


 ショチピルリ「久方ぶりだな。フォール。先ほどの戦い見ていたが…腕が落ちたんじゃないか?」


 フォール「かたじけないです…」


 ショチピルリ「シュン。この村も以前…呪術師ギヴァラの手により一部まで取られかけたのだよ」


 フォール「奇妙な魔術…いや呪術を使い僕たちを苦しませたのさ。当時の村長も危険な目にあったんだよ」


 シュン「やっぱり、神様を呼んだの?」


 フォール「そりゃ…神様の力も借りないと…」


 ‐ガチャ


 アオバ「フォ…フォール様」


 フォール「アオバ。お客だよ。ジクシオンに会わせてやって」


 アオバ「は、初めまして。アオバです」


 シュン「え、よ、よろしく」


 フォール「ささ、早く入って」












 ‐アクアヴィレッジ 村長宅


 ジクシオン「…お客様?」


 フォール「村を救う勇者さ。妖精仲間のウィンドの使いで各地を魔の手から守る…役目を請け負っている」


 シュン「シュンです。」


 ショウ「ショウ…です」


 カイ「カイです。よろしく」


 ジクシオン「ジクシオンです。村長をやっています。今、この村で起きている…」


 シュン「話は大体フォール様から聞いたし。フラワーガーデンでも一応の事はウィンド様に聞いたつもりだよ」


 ジクシオン「私の命はもう危ないかもしれない…でも、その前にこの村の平和を!」


 シュン「わかりました!」


 ジクシオン「…しかし、レオコーンとユーフィアは遅いですね」


 アオバ「呼んできましょうか!」


 ショウ「なら、僕たちも行こう」


 カイ「呪術師が外にいたら危ないしね」


 アオバ「ありがとう!」


 シュン「フォール様は、村長のところへ」


 フォール「了解」


 ショウ「じゃ、行こう」












 ‐アクアヴィレッジ ???


 ギヴァラ「ククク…戦士と魔法使いを…石にすることができた。あとは…あの小僧か…この薬さすが私の作り出した物じゃな」


 コロモ「んーんー」


 ギヴァラ「ククク…あいつらに少し脅しを入れてくるか」


 










 ‐アクアヴィレッジ 村長宅前


 アオバ「な、なにこれ?」


 シュン「石…?」


 ショウ「これは、何らかの魔法や薬を用いられて無理やり強制的に石になってるみたいだね」


 カイ「ふーん。何者かが仕込んだ…かな」


 ショチピルリ「まぁ、大体目星はついておろう。呪術師ギヴァラじゃろうな」


 アオバ「あいつ、コロモさんを鏡に封じてきっとレオコーンさんたちも石に」


 ギヴァラ「正解だ。小僧」


 アオバ「ギヴァラ!」


 ショチピルリ「…」


 ギヴァラ「…!これはこれは悪霊を封じた…花の神ではないか。と言うことは悪霊をまた封じたのか」


 シュン「あんたが、呪術師」


 ショウ「なかなか、怪しそうだね…そして、覚えてるかい?」


 ギヴァラ「あの時ぶつかった小僧か。ククク…」


 カイ「これ以上。村を荒らすことは許さないよ」


 ギヴァラ「面白そうな小僧だ!!いいだろ、やってやる!」


 ‐ギヴァラは謎の薬品を投げつけた!


 ショチピルリ「危ない!」


 ‐ショチピルリは花の壁を作り薬品を防いだ…花は石と化し崩れ落ちた


 ギヴァラ「ククク。神とやらはまたしても敵とな」


 ショウ「やはりあの薬が石になるものか」


 シュン「…アオバ。俺たちがあいつを引きつける。ショチピルリ様、フォール様と共に…神様を呼びさますんだ!」


 アオバ「わかった!」


 ギヴァラ「3人でこの私と対等に戦えると。いいだろう、その自信を一気に崩してやるわ!」


 ショチピルリ「シュン、ショウ、カイ。くれぐれも無理はしないでな」


 シュン「はい!」


 

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