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幽霊シリーズ

迷幽霊

作者: 黄菜

さびしかったんだよ?

ぱぱも、ままも、みーんなみんな、ずっーとないてばっかりっで。

だから、かってにおそとにでちゃったの。・・・ごめんなさい。

でもね! しらないおねえちゃんがあそんでくれたの!






「戻った方が、いいと思うよ?」


「いや! かえりたくない!」


「早く戻らないと、パパもママも、心配して泣いちゃうよ?」


「しんぱいなんてするわけないもん!

ぱぱもままも、あたしのことかまってくれないもん!」


「・・・大丈夫。パパもママも、ちゃんと心配してるから。」


「ほんとう?」


「うん、本当。皆、今はとっても悲しい気持ちだけど・・・

君が帰れば、ちゃんと答えてくれるから。ね、帰ろう?」


「・・・わかった。あたし、かえる!

おねーちゃんも、はやくおうちにかえれるといいねっ!」






それでね、いっぱいおはなしして、

あたしがおねえちゃんにばいばいっていったら、

きゅうにまわりがぐるぐるして、きがついたら、ここでねてたの。

・・・え? おねえちゃんのなまえ? えーっと・・・






・・・そういえば、なんだっけ?











「・・・『  』ちゃん、ありがとう。

でも、お姉ちゃんには、もう、帰るおうちは無いんだ。

だから、君だけでも帰ってほしくて。・・・・もう、帰れたかな?」


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― 新着の感想 ―
[一言] お姉ちゃんが切ないです…。 怖く配分、哀しげな印象が強いような…。 どうして帰る場所がなくなったのでしょうか? 風幽霊の方での次回予告、有難うございます♪ 特別感あって何だか嬉しい…((…
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