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図書室。

ブレーキはかけない。

作者: caem


 晴れ渡っていた 青空に勢いよく 飛び込んでみたら


 平坦な道と急激な坂道を 自転車を漕いでみたんだよ


 たなびく前髪と お尻が痛くて たち漕ぎをしてみたら


 秋風に吹かれて すっと涼しくなって 颯爽と走った


 ママチャリではないけど 電動自転車ではないけど


 路上の銀杏並木を みてみぬふりをして 駆け抜けた


 公園で筋トレしているひとや ランニングしているひとや


 そんなのを余所目にしながら 自転車を漕いでいたけど


 ふくらはぎや 太ももが 膨れてしまった



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