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地図が欲しい1。

 昨日とは一転、今日はよく晴れた朝だった。

 着替えてから外に出るとマレインが洗濯物を持って井戸へ行くようだ。

 俺も部屋から洗濯物を持って井戸へ行く。


「おはようございます。アキラ様も洗濯しますか?」

「しようと思います。また雪が降ったらしばらくできそうにないですし」


 前と同じでマレインと一緒に洗濯する。

 水は冷たいが前よりはマシだ。

 ちゃっちゃっと全部洗って干し終わった。

 

「アキラ様、今日は何か予定はあるのですか?」

「せっかく晴れてるので街を歩いてみようと思います」


 

 街を歩いてみたかったが思ったより広そうだ。

 適当にぶらついて一人で帰ってこれる自信はない。

 ギルドに入る。

 街の地図とかはないだろうか、そう思いカウンターのフマルに聞いてみる。


「街の地図ですか? 一応ここに1枚ありますよ、持ち出しはできませんけどね。確か魔法協会が刷っていたと思います」

「個人でも手に入るものですか?」

「はい、そんなに高価ではないと思いますよ。アキラさんでも買えると思います」


 街歩きのために地図を買いにでてみよう。


「魔法協会に行くのでしたらアイフェちゃんに連れて行ってもらったらどうでしょう? 

アキラ様の魔力をみてくれた子です、たぶん案内してくれると思いますよ。 お昼ご飯はいつも食

酒所で食べているので見に行ってみては?」

「ありがとうございます。探してみます」


 

 フマルに礼を言ってギルドをでて、朝食を摂り、寮に戻り昼の鐘を待つ。

 暇そうとはいえ今日は晴れている。

 一応仕事中のフマルとおしゃべりし続けるのもまずいだろう。

 部屋にいてもとにかく暇だ、軽くストレッチなどをして時間を潰す。

 昼を知らせる鐘が2回鳴ったので、3種の銅貨数枚を布袋へ入れ首から下げて、貰ったカバンを持って部屋を出る。

 もちろん向かうはすぐそこの食酒所だ。

 食酒所へ入ってテーブル席を見ていく、ほどなく探し人のアイフェは見つかった。


「こんにちは、アイフェさん」

「あ、こんちは。 アタシに何か用ですか?」

「街の地図が欲しいんだけど、魔法協会にあるってフマルさんから聞いて。アイフェさんなら案内してくれるだろうって」

「うん、地図は協会で扱ってる。それならアタシも協会に入ってるから連れて行ってあげる

よ」

「じゃあよろしくおねがいします」

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