表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/105

第88話「火遊び」

しばらく後、エルザは、ライムライト保管施設まであと少しのところまで来ていた。


だが、眼前にヘルタースケルターが立ち(ふさ)がる。



ヘルタースケルター『あと1回ね!あぁ、楽しい。ねぇ、エルザ。あなたもそうでしょ?』


エルザ「ちっ…!アドリエンヌ…!!死人に払う金はびた一文無いからね…!」



エルザがデュランダルを口にくわえ、ジャンヌ・ダルクを抜き放った。

ヘルタースケルターが、薄ら笑いを浮かべながらゆったりとエルザに歩み寄る。



ヘルタースケルター『ねぇ、次は誰に助けてもらうの?あの執事さん?それとも、お侍さんかしら。あ、待って、やっぱり今のなし。ね?お侍さんは怪我してたもの』


エルザ「よく喋るねぇ」



エルザは、ジャンヌ・ダルクを一振りすると、ヘルタースケルターに向かって真っ直ぐ駆け出した。

エルザが、ジャンヌ・ダルクを振り下ろす。


しかし、いとも簡単に、手のひらで受け止められる。



ヘルタースケルター『これが大人のデート?もしかして火遊びってやつかしら?』


エルザ「ふっ…!!」



エルザが口にくわえたデュランダルをヘルタースケルターの顔面に向かって飛ばす。

ヘルタースケルターは首を少し曲げて(かわ)した。



ヘルタースケルター『キスがお望み?』


エルザ「ませガキが」



エルザが蹴りを(はな)って距離をとる。が、ヘルタースケルターは、エルザにぴったり付いて追いかけた。



ヘルタースケルター『あ、分かった。ダンスね?ダンスは得意よ』


エルザ「可愛げがないね!!」



エルザが、デュランダルの能力を発動させて、先程飛ばしたデュランダルの元へワープする。



ヘルタースケルター『やっぱり大人のデートって激しいのね』


エルザ「くっ…!!」



ワープしたにも関わらず、エルザの背後にぴったりとくっついて来たヘルタースケルター。

振り返りざまにジャンヌ・ダルクを振るうエルザだが、それもあっさりと2本の指で挟まれ、止められる。



エルザ「んっとに…!!刺激的じゃないか…!!そそるねぇ!!」


ヘルタースケルター『もう十分じゃないかしら?そろそろお茶会にしましょ?』



ヘルタースケルターが貫手(ぬきて)を放つ。


そして、次の瞬間。



ヴィヴィアン「グゥウウウウウウ!!!!」



上空から現れたヴィヴィアンが、サンダルフォンの一撃で割って入った。



ヘルタースケルター『あら、執事さんじゃなくてメイドさん。外れちゃったわ』


ヴィヴィアン「エルザ様ァ!!!早ク!!!」


エルザ「でかしたヴィヴィアン!!!」



エルザはまたも駆けていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ