表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

プラスチック製品廃止論

作者: ミヤビ

「プラスチックで作られた食器やストロー、袋は海を汚し、ひいては海洋生物に深刻な被害を与える。即効廃止すべきだ」

とある未来の世界。富裕層や有識者が口を揃えて唱えた言葉は瞬く間に世界中に広がり、賛同する人々はこぞってプラスチック製品を地球環境の悪だと断じた。

しかし、プラスチック製品は人間の生活に浸透してかなりの年月が経っている。今さら廃止などすれば影響は計り知れない。そこで代替として白羽の矢が経ったのが紙製品だ。

紙の袋に紙の食器、紙のストロー。果ては紙の衣服など。まるで紙こそが地球環境の救世主だといわんばかりに世界は紙製品を作り始めた。

思想の暴走は留まるところを知らない。プラスチック製品の原料である石油は二酸化炭素を多く排出するから環境を破壊する。人体にも悪影響を及ぼすとして紙の原料である木を燃料にすべきだというもの達が台頭。世界中の暖房は薪ストーブや暖炉に。車はガソリン車から木炭車に取って代わった。

当然ながら木を伐採するスピードに植林するスピードが追いつかず、バランスは崩壊。ついに世界では砂漠化や住処を失った森林生物の激減が深刻な問題となり、さらに木を燃やしたことで生じる煙が二酸化炭素の排出に拍車を掛けていた。

世界中の有識者が起こってしまった問題を解決すべく、頭を悩ませた。

長い時が流れ、ついに解決策が導き出され、富裕層たちもいっせいに賛同した。




「紙で作られた食器やストロー、袋は森林を破壊し、森林生物に深刻な被害を与える。即効廃止して石油を原料としたプラスチック製品に代替すべきだ」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 実際にありえる話というのが笑えないですね。 ドイツの自動車メーカー 「2035年までに内燃車ゼロにする」⇒「無理!やっぱガソリン車作るわ」 どっかの活動家 「クジラを捕るのは止めろ!」⇒…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ