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狂信者は鉄塔で笑う  作者: 多賀まりあ
3/4

後編1

疲れた

少し遅れてローブの女も現れる


「組織の耳と目か…

まさかこんな近くで見張られていたとはな、迂闊だった」

ローブの男が調子よく語り出す

「君もご存知の通り、目と耳をハッキングして私達も見ていたよ!

組織を抜けたいんだって?させないよ、そんな事!

特に君に抜けられると困る、君の仲間を皆殺しにしてでも君は残らせる!という事で!」


男はそう言うと2と書かれた小部屋のドアを蹴破り、双子のような少女2人を寝かせでもするように失神させて抱えると、また窓から飛び出し建物の上へと去っていった

デニムの男も何とか防ごうしたが、めちゃくちゃながらもローブの女が上手く立ち回り組手を仕掛けて一切手出しが出来なかった


そして暫くすると、3と書かれた部屋からバイカーのような男が蹴破って出てきた、それを見ると直ぐにローブの女も窓から飛び出し上へと上がって行った

「リーダー、どうしたんだ!?」

「不味い、組織の耳と目だ

ローラとエミリーが連れ去られた、直ぐに助けに行かなくては!」

デニムの男とバイカーのような男は直ぐに窓から飛びだし、後を追いかけて行った



ローブの女の姿が遠くに見えているのを追いかけ、幾つものビルを飛び越えてやっとローブを着た女が止まった建物へと追いついた

そこには血で赤く錆びた鉄塔が建っていた

「ブラッディツリー」

デニムの男が建物にそびえ立つその鉄塔の名前を言う

「よく追いつけたね〜

でも、少し遅かったかな?

あらら、双子ちゃんはもう鉄塔の生贄になっちゃいました!!」

ローブの男にそう言われて鉄塔中を見渡すと、ワイヤーで括りつけられて十字架のような杭で体中を刺されて貫かれた双子のような少女2人の姿をした肉の塊があった

これで終わるつもりだったのに終われなかったのですが、次で終われると思います

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