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1話

小説初心者です。

よろしくお願いします。

幼い頃、みんなは将来の夢はあるか?


俺は勇者になりたかった。

何故かと聞かれると少し答えづらいが理由は2人ある。一つはカッコイイしみんなに慕われそうだから。もう一つは女子にモテそうだから!

そんなこと叶うわけがないと中学に入ってから初めて知った。

そして、現実的な将来の夢を見つける前に死んでしまった。


「ここは...あれ?待てよ!ここは俺の部屋じゃないか?!」

車に跳ねられ死んだはずの自分が、生きているはずは無いのだが、間違いなくここは自分の部屋だ。


一階に降りて母さんがいるか確認しようと自分の部屋を開けたその時!思わぬ光景が目に入った。


何故か何千万人の人々が俺に頭を下げていた。

夢かと思いつつも辺りを見渡すと、そこには異世界によくありがちな街が立ち並び、王様が座りそうな椅子が一つ目の前においてあり、その両隣には兵士らしき人がいた。

「勇者様どうぞこちらに。」

と言って、手を椅子の方へ向ける兵士2人。

この時、俺は確信した。

「ここは!異世界で、勇者に俺はなっているという、最高のシチュエーションじゃ無いかー!」

叫んでしまったが、気を取り直して。

「皆の者!よく聞け!私は坂峰奏太(さかみねそうた)だ!勇者を精一杯がんばるから、よろしく!」

この挨拶で異世界ライフを始めるぜ!



そして、数ヶ月が経ったが何も勇者らしき事をしていなかった。

飯を食べて、風呂に入って、寝て、時々人前に出る。

「明らかにおかしいだろぉぉぉー!俺は勇者なんだろ?戦いに行けないのか?勇者らしき事を一つもやってないじゃ無いか!まさか!?兵士たちが戦いに行って、みんながピンチになったときに出て来る、最終兵器みたいな感じに扱われてるのか?まぁ、それならしょうがないな〜」

と自分で今の状況を理解して、兵士に戦いが行われているところに行かせてくれと土下座して頼んだ...それは見事な土下座だった。


兵士は「頭を上げてください!」とすごく慌てていた。

そして、戦いに参加することになった。

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