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そして捧げる月の夜に――  作者: あわき尊継
第三章(上)
32/261

27

 朝日は窓から。レースのカーテンに遮られた光は、溶けるように室内へ差し込んでいた。季節は暑さも峠を越えて、耐え難い暑さから、まあなんとか耐えられるだろうという暑さにレベルが落ちてきた。

 おむすびみたいに転げ落ちてくれたら何よりなんだが、日本米のように握れる米は貴重だ。きっと夏の野郎も渡すものかと抱え込んでいるに違いない。


 代わりに、とでも言うように、食堂の床にアリエスが手にしていたスプーンが落ちた。


 おむすびのようには転がらなかったが、銀のスプーンはメルトの姉、フィオーラが素知らぬ顔で回収していった。彼女から頭にチョップを受けたメルトが、慌てて代わりのスプーンをアリエスの手元に置き、黒子のように身を引こうとした。


 それを引き止めたのはアリエスの手だ。

 浅黒いメルトの肌と黄金の雪とでも言うべきアリエスの白い肌が重なると、強烈なコントラストから双方の美しさが際立ち、思わず目を奪われる。


 しかしアリエスが見ていたのはメルトの腕ではなく、ましてやメルト本人ではなく、すぐ隣に座る俺だった。スプーンを落とす直前からずっと、彼女の視線はこちらへ向けられている。完全に死角から接近したメルトの腕を的確に掴むとは、流石は我が妹。

 その愛すべき妹は、昨日まで犬だと思っていた動物を実はあれが猫なんだと告げられたような表情でこちらを見ていた。


 動揺する顔も美しいな、アリエス。


 おむすびを抱えて離さない夏への対抗手段として、彼女は大胆にも首元から肩を露出したワンピースを着ている。ん、ワンピースでいいのかコレ。白桃色のレースが襟口を彩り、胸元には大きなリボン。オーダーメイドの服だから、おおらかな彼女の膨らみも美しいラインを描いて包み込んでおり、少女らしい愛らしさを維持していた。足首から十センチほど上で揺れるスカートの裾は、夏の暑さを少しでも緩和する為のものだろう。

 それを纏うのは、月の光を集めたかのような神秘的な金色の髪に、朝の湖面のような静謐さを湛えた碧色の瞳の少女。

 西洋の貴族。それもお姫様と言われて日本人が思い浮かべる、およそ理想的な美しさと愛らしさを兼ね揃えた我が妹、アリエス=フィン=ウィンダーベルは、俺がそれを再確認するだけの時間を経てようやく震えていた唇を開け、息を吸った。

 吸ったのは、言葉を発する為だ。


「お見合い……ですか…………?」


 何を仰るんですかアレは犬ですよ、とでも言うように言葉を口にしてアリエスは苦笑いした。その後ろで役目としてはすぐさま下がらなければならないメルトが目を泳がせ、しかしとても混じりたそうにこちらをチラチラと伺っていた。

「そうだ。見合いをする」

 なので俺はきっぱりと言い切ることにした。

 このまま適当に流していると、今後一切この話を、アリエスが現実のものとして認識しなくなる可能性があるからだな、うん。


「メルトっ」

「は、はいっ」


 アリエスの鋭い声を受けて「すいません申し訳ありません」という表情で肩を揺らしたメルト。しかし彼女は聡明だ。すぐさまアリエスの言いたいことを解し、返答を送った。


「私も今、初めて聞かされました……」

「どういうことですかお兄様……ッ」


 淑女としてギリギリ許される程度に荒げた声でアリエスは言う。因みにまだメルトの手を離していない。分かるぞ、動揺したときは何かに触れていると落ち着くものだ。


 さてどう説明したものか。


 俺は地下の氷室で冷やした紅茶を口にし、先日から纏めてきた話の内容をもう一度思い浮かべた。ほんのり甘い紅茶の味が思考をすっきりとさせてくれる。

 まずは最初から話すべきだろう。


「先の合宿で起きたイルベール教団との戦いで、宮中伯の娘であるクレア嬢に、父親を引き入れるよう任せた。これは覚えているな?」

 タイミング良くフィオーラが戻ってきて、慎ましく礼をする。


 そう、その戦いの目標となったのは、イルベール教団に囚われ、その奴隷となっていたフィオーラだ。彼女は教団が考案した、唾棄すべき戦術の道具として囚われていた仲間を助けるべく、自らの命を差し出し同族の開放を望んだ。

 フーリア人を虫と呼ぶ教団の庇護下で過ごした、彼女たちの生活の悲惨さは、想像するに余りある。


 戦いに勝利し、彼女らを保護した俺たちは、フィオーラを架け橋としてフーリア人らを迎え入れた。壮絶な苦しみの中にあった彼ら彼女らの信頼を得るのは難しいが、徐々に話し合いが出来る程度にはなってきた。

 フーリア人の巫女という、特別な存在であるメルトが俺を信用できる人物として紹介してくれたのも大きい。皆を支えていたフィオーラと姉妹の関係にあることも重要なポイントだろう。

 彼らの半数以上は、体力が戻り次第、ウィンダーベル家の領地へ移り住むことになっている。

 一度は受け入れたものの、ここでは人手を遊ばせておくしかなかったし、危険な火種にも成りかねない。


 さてその戦いに正当性を主張する為の策として、王名を持ちだしたイルベール教団に対して、でっちあげた玉璽への逸話を元に難癖を付けた訳だが。


「彼女の家はこちらについたと聞いています」

「そうだ。父上からの書状にもそうあった。他国政に携わる幾つかの貴族や、国外の親戚とも連絡を取り合い、また同様に反教団の姿勢を取る有力貴族らとも徐々に連合を組みつつある」

 領地の規模や財力を言えば、ウィンダーベル家はこの国の王家よりも遥かに力がある。単独で国外との取引を行うことも珍しくないし、むしろ外への影響力の方が大きいかもしれない。


 この国は未だ中央集権化を進めている途上にある。

 フーリア人との大規模な戦争もそうだが、新大陸の発見から世界の果てを探すべく、日々地図を拡張させているまっただ中にあったりと、とかく巨大な力が要る時代だ。

 力を持つ貴族や商人たちが個別でやっていてはすぐさま破綻してしまう。

 だから中途半端に力を持つ所が、あるいは、力を持っていたからこそ挑戦し、果たせぬまま零落した人脈だけは豊富な貴族らが、今まで集団の代表に過ぎなかった王の元に力を結集させようとしている。


 先の内乱もそれが大本にあるだろう。

 王の座を争い、それに数多くの貴族らが参戦し、ビジットの父は負けた。そして力を欲するあまり、敵の敵は味方とイルベール教団の侵入を許した。


 ここで問題となるのは、ウィンダーベル家の立ち位置だ。

 今回明確な形で教団と敵対したものの、国政に関してウチの家は距離を取っている。これにはちょっとした理由もあるのだが、加えて内乱では中立を通したウチの家は、本質的に彼らの味方とは認識されていない。


「その連合の、象徴を……ということでしょうか」

「そういうことになる」

「お相手は、クレアさん……」

「そうだ」


 クレア嬢の家は、古くから王の膝元で政を支え続けてきた側近中の側近。

 内乱では先王の命に従って外への脅威に備え、政治に空白を生まないよう国を預かっていた一翼だ。結局はどちらかに付くことはしなかったものの、現国王即位の際にはすべての王直轄地を滞り無く返還し、内乱で疲弊した貴族たちへは、自らの領土の半分を差し出すことで支援した。

 国内での信頼という面では間違いなく筆頭に挙がるクレア嬢の家と、力はあっても内より外への影響力が強い俺の家。

 家柄としても連合の御旗としても悪くないものだ。

 悪くないものなのだが、


「……いやです」


 ぽつり、とアリエスが言葉を漏らした。

 かと思えば、いきなり机を平手で打ち、椅子をひっくり返して立ち上がった。


「あんな女にお兄様は渡しません! いやです! いやいやいやあっ!」


 縋るように胸元へ抱きついたアリエスが、涙目を浮かべて顔を擦り付ける。それを見て俺は不意に、猫って顔に臭腺があって好きな相手にはそれを擦り付けて自分のものアピールをするんだよな、なんてことを思い出した。

 だが、俺が相変わらずアリエスを愛でていたことに気付いたらしい彼女は更に一手加えてきた。


「メルト! お兄様を翻意させる為です、抱きつきなさい!」


 どういう理屈だ!?


「口答えは許しません! アリエス=フィン=ウィンダーベルの名において許可を与え、命令します!」

「わ、わかりました!」

 がしりと背後から俺を抱くメルト。まてその感触は拙いっ!

「ええと……姉!」

 フィオーラだ覚えてやれ。

「はい」

「あなたも許可します!」

「はぁーい」

 待て。彼女は過去の経験から俺たちレイクリフト人の男には拒絶反応がっ、てオイなんで楽しそうな顔をしてるんだ!?


 そんなこんなで椅子に座る俺のひざ上に、はしたなくも跨ったアリエスが、後ろからはおっかなびっくり腕を回すメルトの豊満な感触が、そのメルトごと俺を包むように腕を回したフィオーラが卑猥な手つきで胸元や太ももをさすってくる。一応は迂闊にアリエスへ触れないよう配慮しているらしいが、俺に対しての遠慮はまるでないらしかった。


「慌てるハイリア様って可愛い」

 そのフィオーラは俺にだけ聞こえるように耳元で囁き、火傷しそうなほど熱い吐息を置いていった。くそっ、姉妹揃ってサディストか!?


「どういうつもりだアリエス……!」


 正直幸せ過ぎるこの空間に、男としての本能が活動を始めようとしている!

 美少女三人に抱きつかれるなんて夢にまで見たハーレム! 桃源郷は本当にあったんだ!

 落ち着け俺……一人は妹だ。


「反対する私にお兄様はこう仰るつもりでしょう……ウィンダーベル家を今代で途絶えさせるつもりか、と」

 言って、常々嫁になど行きたくありませんと豪語するアリエスの白い手が俺の首に回った。本気で拗ねかけている表情に危険を感じたが、咄嗟に動かそうとした右腕はフィオーラに抱きかかえられていて、

「お兄様の子は私が産みます。これで何の問題もありませんっ」

 防ぐことも出来ず口付けされた。


んー………………。


 メルトが息を呑むのを聞きながら、俺は急激に自分が落ち着いていくのを感じた。それはアリエスも同様だったのか、口を離して見えた表情は、恋人と口付けを交わした後のようなそれとは違った。

 安堵、というのが一番近いだろう。

 仕事から戻って部屋のベッドで横になったような、大好きなペットの背を撫でている時のような、そんな感覚。


 だから俺はアリエスの頭を撫で、髪を梳いて背に手を回した。そうしなければ力の抜けたアリエスが落ちてしまいそうだったからだ。

 拗ねた表情もまた可愛いが、性的な興奮は覚えない。


「俺はアリエスを愛している。だがそれは兄妹としての愛情だ」

「私もお兄様を愛しています。大切な、尊敬する兄として。だから……ッ」


 いっそ俺にハイリアの記憶も感覚も無ければ違ったんだろう。だけど俺の中にあるのは、溢れるほどの妹への情だ。

 メルトやフィオーラに対しては劣情もあるだろう。しかし口付け一つで打ち消してしまえるものである以上、世継ぎなんて作れない。


「んんん~~~~!」


 唸っても無理だ。

 世界で一番可愛いとは思うんだが。


「まあ、まだ婚約するかも決まっていない。組織としての形も出来ていない以上、どちらかと言えば父上たちの勇み足だ」

 俺としても困った話なのは確かだ。

 クレア嬢に不足があるとは思っていないし、彼女は十分に魅力的な女性で、個人的に信用もしている。


 だが、結婚だなんて言われると困惑するのが男だ。


 そういえば昔、できちゃった婚をして実家に戻っていったアルバイトの先輩が居た。子どもが出来たと聞いて彼が最初に思ったのは、なんてこった、だったらしい。そこから時間を掛けて覚悟を決め、夫として、父として生きていく愛情も固まったという。

 それが真実かどうかは分からないが、ポンと出された瞬間に分かりましたと言い切れる男は稀だろう。


 ハイリア個人としても、生涯独身を貫くつもりだったらしい。

 事情は分からないでもない。


「お見合いと父上は言っているが、実際には両家の子どもがどういう関係なのかを外部に知らせる為の場と考えていい。クレア嬢が学園で俺の小隊に居たという事実さえ知らない者が大多数だからな」

「でも仲良くするんでしょう……?」

「そうだな。喧嘩などしては連合の破綻を呼びかねん。両家の繋がりが確かであることも示す為、それとなく仲良く見せる必要はあるだろう」


「いーやーでーすぅー! っは!」


 すっかり俺の腕に自重を預けたアリエスは、両手を打って駄々っ子顔から笑顔に切り替わった。

「ウィンダーベル家の兄妹の繋がりが決して切れぬほどの繋がりがあることを、外部の者にも知らしめるべきだと思います! 私とお兄様の仲の良さを見せ付け、誰一人として間に入る余地がないことを見せ付けましょう!」

 入れないと拙いだろう。ウィンダーベル家が閉鎖的な家だと思われたら大変だぞ。


「気持ち悪いなぁ、ウィンダーベル家」


 そこっ、ぼそっと本音を漏らすなっ。

 フィオーラに目を向けたことが、アリエスにとっては目を逸らされたものに見えてしまったらしく、急激に機嫌が悪くなった。頬を膨らませてリスみたいに愛らしい。

 このまま愛でていたい気持ちもあったが、それだと話が進まない。よし。


「安心しろアリエス。俺たち兄妹の絆が深いことは既に知れ渡っている」

 なにせデュッセンドルフ魔術学園には数多くの貴族が通っている。学園内で最も階級の高い俺たちの話題は、彼らの父母の感心事だ。

 俺の言葉にリスの頬袋は少しだけしぼんだ。だけど足りないんです、と目が訴えている。

「そう、だな……なんでも、決して切り離せない月と太陽とか、天上より舞い降りた片翼の天使たちとか、そんな風に言われているらしい。エリックから聞いた」

 前半は「まぁっ」と喜んでいたのだが、赤毛少年の名にアリエスは「誰かしら」と首を傾げた。まあ追々覚えていってやってくれ。


 そういえば総合実技訓練で俺が見せた破城槌落下の話から派生した雷帝の名、それがどこかで交じり合ってとんでもない伝説が生まれていたな。

 たしか、俺とアリエスの間を引き裂こうとした嫉妬の女神が、雷帝の怒りに触れ、先だって滅ぼされたとかなんとか。凄いな俺、とうとう神殺しの英雄に昇格だ。


 前に見た瓦礫の山の上で高笑いする俺の絵が、いつの間にかその時を描いたものとされていて、原画にちょっとした領地を買えるほどの額がついたとか。描いた本人もなにがなんだかさっぱりだろう。俺が一番さっぱりだ。

 刺激的な話題に飢えているのは分かるが、少し落ち着いて欲しい。


「そういう訳で、知らない人の多いクレア嬢との関係を知らしめる為にも、今度の見合いには参加しなければならない。対外的には親公認で会って話すだけのものだから、そこからの進展が無くともいい」


 棒きれ一本落としただけで神殺しの英雄になれる世の中だ。二人で歩いていれば勝手に盛り上がって恋仲と勘違いするだろう。婚約などせずともやんわりと否定しているだけでいい。

 その辺はクレア嬢も分かっているだろうから、俺としては気楽なものだ。


「まあ……あれからしばらくしたが、未だにクレア嬢は戻ってこれていない。学園へ戻す為の交換条件、ということだろうな」


 ウィンダーベル家との繋がりを示せれば、いろんな所とも話が通しやすくなる。彼女の家は領土を王や貴族に献上して減じた分、中央での影響力を確保したが、やはり財力という点では他貴族に劣る。

 父上も、俺の人気をお祭り気分で煽ってはまた大儲けしているらしいし、我が家の家計は小国に比肩する。


「それにしては、本人ともずっと連絡が取れなかったなんて、大切にするにしてもやりすぎです。彼女については、お父様からの報告だけでしたわよね?」

「あー…………まあ、そればっかりは仕方ない」

「親が溺愛しているとかですか?」

「それもあるかもしれないが、もっと根本的な所だ」


 彼女についてアリエスと話すのも初めてだ。

 言いふらすことでもないから聞かせるつもりはなかったが、ここままだとアリエスが膝の上から降りてくれないだろう。俺としては何の問題もないが、さっきからフィオーラがドン引きしている。

 下がった評価を元通りにするべく、俺は真面目な表情でひざ上のアリエスを支えつつ、懐かしい過去を思い浮かべた。


「当時はまだ、この屋敷も完成していなかったから、俺は寮で生活していたな」

「寮ッ! 見たことがあります。ウチの離れにある使用人の館よりもずっと小さくて、部屋は馬小屋のように複数の人間を詰め込んでいました。いかに平民の家とはいっても、なんとひどい場所だと思ったものです。そういえばお兄様も少し前まではそこに…………あぁ、なんてことっ」

 慈しむようにこちらの頭を抱き、アリエスは頬ずりをしてきた。おそらくリース関連の話で目にしたんだろうが、大貴族の令嬢にとってはショックも大きいのか。

「俺が住んでいたのは貴族のみが入る寮だったから、部屋は今の自室より少し小さかったくらいだ。寮にはビジットも居たし、学園の雇った使用人が常に雑用を引き受けていた。そう不便でもなかったさ」


 まあ、今はクレア嬢の話だ。


「彼女も……クレア嬢は、未だに寮暮らしをしている。それも、貴族用の寮ではなく、お前が馬小屋並と呼んだ一般向けの寮でだ」

「彼女は貴族の令嬢でしょう……? どうしてそんなことに……」

「今年一番の波乱の元は、おそらくあのジーク=ノートンだ」

 俺の唐突な話の切り替えに戸惑いつつも、ヤツに関してはいろいろ思う所もあるのだろう、アリエスが素知らぬ顔をして目を逸らした。こらこら、お兄様の目を見なさい。

「では去年はどうだったと思う?」

「……平和だったのでは……ありませんか?」

「ところがそうでもなかった」


 まあ、俺というか、ハイリアが一つの元となったことは否定しないが、人との関わりを避けていたからな、当時は。

 それに入学以前から上位能力に目覚めていた俺の躍進は、ある意味で既定路線に過ぎない。


「クレア=ウィンホールド。彼女こそ、去年あのデュッセンドルフ魔術学園を、最も騒がせた――竜巻娘だ」





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