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そして捧げる月の夜に――  作者: あわき尊継
短編 一

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31/261

登場人物紹介(ネタバレ含む)

 抑え気味に書きましたがネタバレを含みます。

 二章を読み終えた方からどうぞ。


   デュッセンドルフ魔術学園第一番隊およびその関係者


 ◯ハイリア=ロード=ウィンダーベル(男)

所属:デュッセンドルフ魔術学園二年生 一番隊隊長

魔術:『騎士』(インペリアルナイト)

使用武器:ランス・ハルバード・破城槌・管槍・長槍・短槍などなど

 家柄容姿能力と全てにおいて秀でたシスコン。

 元来のハイリアは階級差別を肯定し、規律を守ることに重きを置く人物ではあったが、その実誰にも頼らず口を閉ざしたまま全てを推し進める孤独な人間だったとアリエスが語っている。

 原作ゲームではクールな振る舞いが主体ではあったが、アリエス√では兄バカぶりを発揮するなどシスコンは元から。

 ゲームでの人気ランキングは四位で、男性キャラでは最も高かった。



 ◯メルトーリカ=イル=トーケンシエル(女)

所属:ウィンダーベル家(敢えて言えばハイリア自身)

魔術:フーリアの巫女

 数年前に新大陸の側で奴隷商に囚われ、様々な人の手を渡りながらウィンダーベル家に買われた奴隷。その経験から暴力に屈することへ慣れ、奪われる事に慣れ、人の死や悪意にも慣れ、諦めの中でただ生きていた。

 非常に生真面目な性格で、巫女としての力を認められた時も周囲が心配するほど入れ込んでいたらしい。



 ◯くり子(女)

所属:一年生 一番隊雑用班

魔術:『剣』(ブランディッシュソード)

使用武器:ククリナイフ

 本名は二十二話にて公開。

 栗色髪のくりくりした髪の少女で、名前にもクリが入っていることからくり子と呼ばれるようになった。

 フーリア人との戦争難民で、すっとぼけているようでいて意外と強かな考え方をする。文字を知らない平民生まれだったが、戦場に追われて逃げる最中ではそれが致命的な状況を生むと知り、拾った本を元に自力で言語一つを解読した。

 その能力を認められ、二章序盤ではハイリア直属の部下となる。



 ◯クレア=ウィンホールド

所属:三年生 一番隊一軍筆頭『剣』術者

魔術:『剣』(ブランディッシュソード)

使用武器:レイピア(以前はクレイモア)

 小隊内ではビジットを除いて二番目に優れた家柄で、小隊結成当初は実力ではなく家柄という理由で重要ポストに置かれていた。

 小隊内ではハイリアに次ぐ大貴族で、父親は王の元で政務を補佐する宮中伯。

 



 ◯ビジット=ハイリヤーク

所属:三年生 一番隊副隊長

魔術:『王冠』(インサイスドクラウン)

 副隊長とは名ばかりで、基本的に訓練にも不参加で遊びまわっている放蕩貴族。

 それでいて誰も気付いていない部分の穴埋めを的確に埋めて回るなど、小隊内の動きは常に注視している。

 階級や能力に於いても本来はハイリアより上だが、様々な理由によって一歩引いた位置に居続けている。幼い頃からハイリアとは交友があり、彼に何の遠慮もなく言葉を叩きつけられる数少ない人間だった。



 ◯ダット=ロウファ(男)

所属:四年生 一番隊一軍筆頭『弓』術者

魔術:『弓』(ストライクアロー) 使用武器:単弓

 通称、弓男。

 地味な所でいい仕事をする一番隊では最も優れた『弓』の術者。

 趣味は絵を書くこととパン作り。

 

 ◯ヨハン=クロスハイト(男)

所属:三年生 一番隊一軍次席『剣』術者

魔術:『剣』(ブランディッシュソード) 使用武器:サーベルの二刀流

 母が娼館の女で父親は不明。幼い頃に魔術を扱えるようになり、娼館の護衛じみたことをやっていた。そのせいかすこぶる口が悪い。母の死からやる気を失い、暗殺業に足を突っ込みかけていた所を後述のアンナに引き留められ、学園への入学を決意する。

 ハイリアの事は純粋に尊敬しており、ピエール神父戦でのシーンではマジギレしていた。

 


 ◯アンナ=タトリン(女)

所属:四年生 一番隊三軍

魔術:『剣』(ブランディッシュソード) 使用武器:バスタードソード

 娼館街付近のボロ屋で暮らす平民の少女。

 広場でいつもつまらなそうにしているヨハンに声を掛け、当初は完全に無視されつづけていたが、現在では遠慮のない罵詈雑言を叩きつけられる関係にまでなった。進歩した関係なのかは不明だが、彼女自身も結構突っ込んだ発言をする為、割りとどっちもどっち。

 年上というのもあってよくお姉さんぶるが、基本的に役立たずなへっぽこキャラ。



 ※セレーネ=ホーエンハイム(女)

所属:四年生 一番隊二軍

魔術:『剣』(ブランディッシュソード) 使用武器:バスタードソード

 アンナとは幼なじみで、同じく平民生まれの少女。

 自作した首飾りや腕輪なんかをジャラジャラと身に付けたがる、サバケた姉さんタイプ。ハイリア様一筋を宣言し、バカなアピールをしてはクレアに叱られている。


 ※オフィーリア=ルトランス(女)

所属:四年生 一番隊分析班

魔術:『剣』(ブランディッシュソード) 使用武器:バスタードソード

 純粋培養な田舎貴族の令嬢で、非常におっとりとした雰囲気の少女。

 分析班ではあるが、実力は三人娘の中では一番上。ヨハンの口にする猥語を勘違いして使っており、四人の中では最もエグい発言をする。何かと人の真似をしたがるお年頃。

 弓男ことダットを慕い、思いの丈を何度か伝えているものの、中々に酷い告白な為弓男には伝わっていない。


 ※ウィルホード=クラン(男)

所属:三年生 一番隊一軍

魔術:『剣』(ブランディッシュソード) 使用武器:エストック

 町でそれなりに有力な商会の跡取り息子。実直で算術に優れた人物。一軍所属ではあるが、分析班に加わることも珍しくない。意外とイケメンである。


 ※セイラ=ノルン(女)

所属:三年生 一番隊一軍

魔術:『剣』(ブランディッシュソード) 使用武器:エストック

 ウィルホードの家が経営する商会で働く親が、政略結婚を目的に学園に送り込んだ娘。

 実は年齢が一つ上だが、金でごまかしたらしい。

 本人はかなりおおらかな性格で、政略結婚にも前向き。剣の腕も立つが、正直過ぎる太刀筋から相手に読まれやすい。


 ※クラウド=ディスタンス(男)

所属:二年生 一番隊一軍

魔術:『弓』(ストライクアロー) 使用武器:剛弓

 傭兵団の一員として最前線を転戦してきたが、ある時部隊が彼を残して全滅し、大隊の指揮官だった男が彼を養子として迎え入れた。

 一時期は争いから離れたものの、人を守るために戦う養父への強い憧れから、再び戦場に立つことを望む。学園へ入学したのは、殴り合いにまで発展した養父とのせめてもの妥協点で、過去の経歴は隠したまま普通の学生として暮らすことを要求されている。

 くり子と同じく短期育成の生徒であり、二年で卒業して戦場へ配備されることが決まっている。ほとんどの者が単弓へ持ち替える中、頑なに剛弓を持ち続ける頑固者。

 仏頂面の無愛想な男ではあるが、やわらかな雰囲気を持つ三人娘の一人、オフィーリアへ片思い中。


 ※ジン=コーリア(男)

所属:四年生 一番隊二軍

魔術:『槍』(インパクトランス) 使用武器:グレイブ

 故郷をフーリア人に占領され、爵位を失った元貴族。

 肉親は既になく、天涯孤独の身だが、それを感じさせないほど明るく快活に振る舞う。一番隊には結成当初から加わっており、面倒見の良いお兄さん。ビジットとは貴族時代からの関係があり、よく二人で女漁りに出掛けていた。

 口の悪いヨハンが丁寧語で話す数少ない人物。


 ◯エリック=ジェイフリー(男)

所属:一年生 一番隊雑用班

魔術:『弓』(ストライクアロー) 使用武器:単弓

 町で書店を経営する家で、存在しているならどんな希少本でも探しだすという評価から、様々な貴族や好事家からの援助を受けている。

 母はエリックを産んだ後に死亡、家事の殆どをエリックがこなしていた。

 頼まれれば断れず、温厚で優しい。その能力も、努力に対する姿勢も、極めて平凡で特筆すべき所がない、ごく普通の少年。

 二章以降では、ハイリアの事を兄のように慕い、あまり読まなかった本を読むようになったり、趣味の釣りにハイリアを誘って出掛けたりしている。




   ※  ※  ※




   『幻影緋弾のカウボーイ』の主人公勢


  ◯ジーク=ノートン(男)

所属:一年生 ジーク小隊隊長(学内最低位)

魔術:『銃剣』(ガンソード)

使用武器:特殊仕様の短剣

 枯草色の髪を持つ原作ゲーム主人公。人気ランキングはフロエに次いで六位。

 即断即決、常に強気に物事を進め、強引に見せながらも計算高さを垣間見せるなど相当なハイスペックを誇る。原作では特定√を除き、学園最強と呼ばれたハイリアとの戦いで初めてイレギュラーであることが明かされ、圧倒的な勝利を収めた。


 フロエをして病的、と呼ばれるほどに困っている人間を放置出来ない。

 例え相手が貴族であろうと、百人の敵に囲まれようと意見を曲げることはせず、仕組みや規律を度外視して本質的な正しさを貫こうとする姿は、ややすると未熟な少年らしい思考とも言えるが……。

 どんな困難も心地よく解決してくれる事から完璧超人系の主人公と称されるものの、フロエ√では別人・キャラ崩壊と言われるほど思い悩む姿を見せ、人気を下げた。


 因みに、史実のカウボーイ同様のダーティさも持ち合わせ、女店主から仕込まれた暗殺術の応用で騙し打ちも平然とやってのける。

 未踏の大地を颯爽と駆け抜ける風とされていたが、ハイリアからは人を照らし温めることの出来る火であると指摘された。



  ◯リース=アトラ(女)

所属:一年生 ジーク小隊副隊長

魔術:『旗剣』(ライトフラッグ)

使用武器:長剣

 原作ゲームの正ヒロインとされ、人気ランキング一位の座に輝いた元騎士家系の少女。

 実直な優等生と称されるが、文字を数行読めば眠りについてしまう。それで座学が苦手なのかと思えば、成績は学年でもトップクラスという摩訶不思議な性能を持つ。いろいろ工夫しているらしい。


 アトラ家は騎士の中の騎士と讃えられた家系で、現在でもその名を知る者は多い。

 ピエール神父の虐殺によって発生したフーリア人との対立を収めるべく、彼女の家は尻尾切りの役割を負わされた。

 リース√では、父の名誉を挽回するべく血気に盛った彼女が、街を騒がせる奴隷狩りの捜索を始める所から個別√が始まる。


 ゲーム内ではよく居眠りする愛らしい姿が登場し、普段のお固い雰囲気からのギャップから人気を呼んだ。また、小隊の副隊長となってからは徹頭徹尾ジークの味方であり続け、窮地に駆けつける相棒としての人気もある。

 時に悪どい手段を用いて悪人面を見せるジークと、戦闘狂として目を輝かせる彼女とが並んだ一枚絵が一番最初にサンプル画像として公開され、悪党夫婦として話題を呼んだ。


 √固定の原作ゲームでは一番最初の攻略相手。



  ◯ティア=ヴィクトール(女)

所属:学年不明 ジーク小隊

魔術:『魔郷』(イントリーガー)

使用武器:不明

 原作ゲームでは人気ランキング三位。

 リースやアリエスには劣るものの、彼女の人気はやや狂信的なものがあり、投票コメント欄はロリコンの園と化した。


 学園の生徒、とされているが、所属するクラスなどは一切不明。

 一般にも知られているイレギュラー能力者で、その能力はハイリアをして倒すのは不可能に近いらしい。


 原作ゲームでは二番目の攻略相手となる。



  ◯アリエス=フィン=ウィンダーベル(女)

学年:一年 アリエス小隊隊長

魔術:『弓』(ストライクアロー)

 原作ゲームでは人気ランキング二位に輝いたうざがられ系ヒロイン。

 元々重度のブラコンではあったが、ハイリアが甘やかすようになってもうご病気なレベルに達している。本人に自覚はない。


 基本的にジークとは対立をし続け、無関係な場面でいきなり現れては場を混乱させるなど割とうざったい登場をする。が、よくよく考えてみてほしい。『弓』の術者に過ぎない彼女が、『剣』と『弓』の属性を併せ持つジークの『銃剣』に敵う筈がないのです。

 登場タイミングこそうざったいものの、解決は容易く、毎度おなじみ悔しそうな涙目を拝めることで変なファンを獲得していった。


 個別√では失踪したハイリアの事で消沈していた所にジークと出会い、協力してハイリアの足跡を追っていく。

 恋仲となってからはあまりの甘えぶりに周囲をドン引きさせたり、ジークを一人前の紳士に鍛え上げようと口うるさく指摘したりと、デレてなおうざい。

 尚、ゲーム内では最胸キャラ。



  ◯フロエ=ノル=アイラ(女)

所属:三本角の子羊亭

魔術:周囲からは『弓』の術者と認識されている。

 原作ゲーム人気ランキング五位にして、ゲームでは裏ヒロインとしての立ち位置に居た。

 主人公ジークの幼なじみで、公的には彼を主人とした奴隷、ということになっている。

 だがお互いに遠慮し合ったり、主従らしく振る舞ったりすることはなく、極めて普通の幼なじみとしての関係が築けている。ただ、彼女がジークに対して強引に何かをするときは、「奴隷だから」という理由付けをすることも珍しくなかった。


 各個別√では、彼女が学園側へ関与することが少ないというのもあって徐々にフェードアウトし、アリエス√と自√以外では置き手紙を最後にジークの元を離れている。



  ◯女主人

所属:三本角の子羊亭店主

魔術:不明

 本名はミシェル。

 かつて暗部に名を馳せた伝説級の暗殺者であったが、様々な理由により引退し、現在では場末の料理屋を経営している。

 引退時に四肢の健を一部切断されており、かつての実力は発揮できない。ゲーム本編では重たいものが持ちあげられないなどの描写が散見され、その正体はかなり後になってから明かされる。


 暗殺した相手の恋文拝見が趣味だったり、気に入ったと言うハイリアを昔なら攫って監禁してたと漏らすなど、恐らく作中で最も破天荒な生き方をしていたと思われる。

 真っ当な倫理観を持っていないことは自覚しており、平時ではそれを隠して生活している。



   ※  ※  ※




   イルベール教団


  ◯ヴィレイ=クレアライン(男)

所属:デュッセンドルフ魔術学園一年 イルベール教団筆頭家系

魔術:『盾』(フォートシールド)

使用武器:十字天秤

 聖女セイラムの名の下でフーリア人を殺戮するイルベール教団の重鎮の息子。

 長い前髪で左目を隠し、蛇のような瞳で人を観察する。

 常に丁寧な物腰で冷静さを失わず、幼くして様々な手練手管で他者を追い詰めることを得意とする。


 初期からジークのことを知るような言動を見せ、様々な場面で敵対を続けた。

 『剣』と『弓』を持つジークに対し『盾』の魔術を持つ彼は、対ジークでは一定のアドバンテージを保ち、本編でもかなり厄介な敵として登場する。

 唯一アリエス√では相性最悪のハイリアが味方となったことであっさり敗北し、笑いを誘った。公式でも彼を道化して扱うことが増え、ネタキャラとして一定の人気を獲得しているが……。



  ◯ジャック=ブラッディ=ピエール(男)

所属:イルベール教団

魔術:『剣』(ブランディッシュソード)

使用武器:小太刀二刀

 同族に対してはこの上なく気安いおじいさん。

 恋愛に関して数々の武勇伝を持ち、国を超え愛を語る女好き。


 その技量は卓越しており、四属性の相性を単騎でひっくり返してしまうほどで、彼に師事したがる者は数多い。幾つかの貴族とも重婚しており、爵位付きの領地も所有している。


 一方で、フーリア人に対しては一切の慈悲を見せず、虫と変わらぬ扱いをする。

 ブラッディ、血塗れの忌み名を受けた大虐殺では、たった一人で数百人ものフーリア人を斬り殺した。




   ※  ※  ※




   その他


  ◯フィオーラ=トーケンシエル(女)

所属:ウィンダーベル家メイド見習い

 メルトの姉で、悲惨ながらも一線が守られていた彼女とは違い、相当に悲惨な日々を送ってきた。普段は殊更明るく振る舞い、それがかつての彼女と重なるからか、あるいは肉親と再会出来た安堵からかメルトは気付けていない。

 保護されたフーリア人とハイリア達を結び付ける橋渡しをしているものの、あくまでメルトを大切にしてくれた礼としての働きであって、ハイリアへの忠誠心はない。


 ただし、助けてもらえたことへの感謝は強く、教団に捕らわれている間に植え付けられた憎悪が尾を引いているらしい。



  ※ポーキー=コーデュロイ(男)

所属:デュッセンドルフ魔術学園一年生 ジーク小隊

魔術:『槍』(インパクトランス)

使用武器:突撃槍

 ジークと同じクラスに所属し、学年でもトップクラスの実力を持つ術者。

 とてもとても顔の大きなお友だち。口数少なく滅多に喋ることはないが、愛嬌溢れる振る舞いで周囲を和ませる。

 二章ではおちょくられるハイリアの肩に腕を回す場面が見られるなど、ギャグシーンとはいえ結構図太い性格をしているのかもしれない。



  ◯ナーシャ=リアルド(女)

所属:デュッセンドルフ魔術学園二年生 アリエス小隊副隊長

魔術:『弓』(ストライクアロー)

使用武器:

 子爵家の令嬢で、小隊内ではアリエスに次いで高い階級。

 元は打算と親の指示でアリエスに近付いたものの、生来の甘さからついつい世話を焼いてしまい、気が付けば彼女が請け負うべき負担まで肩代わりしているという天然世話焼きお姉さん。

 リアルド家は代々子沢山な家系で、彼女はその長女。

 術者としての能力は高いものの、腕を磨くようなことはしてこなかった為に対応が遅い。



  ※ヘレッド=トゥラジア(男)

所属:二年 アリエス小隊

魔術:『槍』(インパクトランス)

 へらへらと笑い、周囲に対して素の表情を見せない自由民の少年。

 フーリア人との戦争で父を失っており、恐らく小隊内で最も彼らを恨んでいる。また、そのことを隠そうとはせず、メルトやハイリアたちからは距離を取っていた。

 合宿中に起きた教団との戦いでは、一度不参加を選択するも、途中で引き返して訓練に加わっている。

 機動力の低下する『槍』を嫌い、ここぞという場面以外では魔術を使わない。

 暗器による中距離戦や撹乱を好み、個人での撃破数は少ないものの、他者をアシストすることに長けている。



  ◯ルリカ=フェルノーブル=クレインハルト(女)

所属:特になし

魔術:不明

 ビジットとは従兄弟の関係にある、現国王。

 幼さを理由に政治からは遠ざけられ、幽閉に近い生活を送っている。





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