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28話 とある生徒会長の話

リアル描写になります。読まなくても話は分かるようになっています。

 キーンコーンカーンコーン


「会長ー。今日の会議どうしますか?」


 わたしに話しかけて来るのは生徒会の庶務。彼女は真面目でとてもいい子。


「そうねー。ルールだからって毎日やってたけど、今日はなしにして帰りましょうか。特に話し合うような議題もないでしょう?」


 必要な話があれば他のメンバーが私に相談してくる。でも、今日は特にそんな話は聞いていない。だから、もう帰ってもいい気がするのだ。


「会長……。どうしました? いつもは何もなくてもこの学校をより良くする為にはって言ってるじゃないですか」

「たまには休みがあってもいいでしょうー? ずっと解決しないことについて話合いを続けても答えは出ないわよー」

「真面目な会長が……」

「ふふ、いいでしょう。わたしにだってやりたいことくらいあるんです。だから、他のメンバーにはそう伝えておいてください」

「分かりました。でも1か月後にはあれがありますからね? それでは失礼します。会長」

「……ええ。分かっていますよ」


 わたしは荷物をまとめ、鞄を持って教室を出る。


「あ、会長、もう帰るんだ。バイバーイ」

「はい。さようなら」


 クラスメイトの一人だ。ほとんど話すことはないけど、時々挨拶をくれる。


「あ、会長。お疲れ様です」

「会長。お気をつけて」

「会長会長! いいネタがあるんですけど!」

「それはまた明日にしてくださいね。皆さんさようなら」


 わたしは挨拶を返しながら予備校へと向かう。授業が始まる1時間前。今のうちに明日の分の宿題を済ませる。


 今日の夜はなんとしてでも9時までに終わらせておかないと。



「よーし、この問題を終わらせた奴から帰っていいぞー」

「終わりました。これでいいですかー?」


 講師に終わらせた回答を見せつける。


「まだ1分も経ってないが……」

「でも合ってますよね?」

「あ、ああ」

「では失礼します」


 わたしはスカートを翻して家に戻った。


「よし! これで全部終わったー!」


 後はゲームにログインするだけ。時間を見ると8時50分。ちょっと早いかと思いつつも、私はゲームを始める。


 ちゃんと、わたし、ううん。あたしの名前を呼んでくれる仲間の元に向かうために。


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