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父は本当の愛を見つけたらしい  作者: 雷ライ
〜ソフィア〜
13/33

間話・浮気の魅力

読まなくていい間話です。


フィクションなので辻褄が合わないところをあります。


ソフィアの思考?みたいなやつです。


病んでするというか、うーーんってなるところがあります。


なんでも許せる方のみお読みください、責任は負えません。


作者の想像で書いてます。

父の愛人の中には本当に父を愛していた人は何人いたのだろう?


ふとそんな疑問を抱くことがある。


確かに父は美しい外見に徹底したレディーファースト。


浮気性という点を除いては魅力的なのだろう。


かつて父の愛人である2人が言っていた。


「結婚している彼に魅力があるのよ」


「だって、私と浮気してくれてるってことは私はその女性より魅力的ということでしょ?」


「他の人が大切にしているものだから欲しくなるのよ」


と、言っていた彼女は父が離縁したときに父との関係を断ち切っていた。


2人目は


「自分に自信がない」


「私より下の女性がいるようで安心する」


「彼も確かに魅力的だけど、それ以上に自分より遥か上にいた女から奪うってことに幸せを感じるの」


と、言っていた彼女は確かに母たちほど器量のいい人ではなかった。


父以外にも浮気相手がいる愛人は


「気を使わなくていいし、喧嘩したら別れればいい。

後腐れなくやれて自分が不利益を被ることのない相手、それが浮気相手としてベストよ」


「妻や彼女が不安に思ってくれてるうちは幸せなものよ。だって、まだあなたの魅力を知っているってことよ。魅力的に映らない相手には嫉妬もしないし、で?ってなるだけ」


と言う。


「結婚がタイミングなら、浮気も不倫もタイミングなのかもしれない。奥さんや彼女が相手にしてくれないとかいう男が多いけど、自分が疲れているとき同じようなことされたら嫌でしょ?って言いたくなるわね。それに貴方が相手にしている私も旦那から相手にされないような女よ」


と言っていた人もいた。


そして彼女たちの話を聞いていると本当に父を愛している人なんていないような気がする。


突撃してくる愛人たちも伯爵夫人という地位や、財産が目当ての方が多い。


そして母たちはきっと誰も父を愛してはいなかった。


スカーレット様にとって父は政略結婚の相手。


お母様にとっては最愛の初恋の相手を手に入れらための足がかり。


サラ様にとっては金づる。


父は哀れな人だと思う。


結局誰かの唯一になることはないのだから。


私には浮気する人の気持ちは分からない。


でも、その行為がどれだけ周りを傷つけて、どれだけの損害を被るかは知っている。


父のことを知る貴族の男やパトロンを必要とする男が私に手紙を送ってくることがある。


前者が手に入れたいのは優秀で人望もあるメルデル様への優越感と、人形といわれるお母様譲りの外見。


後者はお金。


父の娘である自分まで軽い人間だと思われるのはいつものことだ。


しかし、その度にメル様が怒り助けてくれるのはとても嬉しい。


私は小さいときから誰かの唯一になりたかった。


お母様にとって私は二番目だと知っていたから。


父にとっては娘という価値しかないと知っていたから。


メル様にたいする強い独占欲は人によっては醜く、メル様を苦しめるものに映るのだろう。


でも、私は大切なものを誰かと分け合うぐらいならそのもの自体を壊してしまいたい。


私だけを愛して欲しい。


私だけを唯一にしてほしい。


不倫されるぐらいならいっそ私を愛しているうちに貴方に殺されたい。


いや、一緒に死んでほしい。


病んでるかな?


でもメル様が私を唯一にしてくれてる間はそんなことしないから。


ずっと私だけを愛してね、メル様。




父の不倫があたえた、ソフィアの性格への影響でした。


一見常識的に生きているように見えてもやはりどこか影響を受けているだろうなと思って書いたものです。


グレイの女嫌いみたいなものです。


唯一になれない人ばかり見てきたので、唯一への憧れが強いソフィア。


メルデルは一途なので問題なく2人は幸せな人生を歩みます。



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