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近未来ショートストーリー  作者: 横小路櫻
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潜入

中に入ると、芳香剤なのかアロマなのかわからないが甘い香りが漂っている。いかにも若い女性の部屋という感じだ。

ただ、意外にも玄関はシンプルで履き物もヒールの高い靴が一足あるだけだ。まあ、きっちり整理されているということだろう。

もっとも僕にとってはどうでもいいことだ。どうせ部屋の主の顔も見れないのだから…。


僕は任務のための仕事場、浴室に向かう。

脱衣場に何か“いいもの”があるかと少し期待したが、玄関同様しっかりと片付けられているようで、脱いだ服やタオルなどは洗濯機の中に入れられてあるようだ。


さっきから漂う香りが合わないのか少し頭が痛い。

早く終わらせよう。


早速浴室に入ると、仕事に取り掛かるべくカバンから酸性と塩素系の洗剤を取り出す。

頭が痛いからなのか洗剤のキャップを開けるのも一苦労だ。

それでもなんとか酸性洗剤の中身を全て浴槽に入れ終わると

塩素系洗剤のキャップを握った。


その時、


背後に人の気配を感じた。

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