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屋上の待合室  作者: 笠原 一月
七不思議
1/1

現代 2024/03/21 15:19


どの学校にも"七不思議"というものは、あるであろう。私が通い始めたこの学校にも無論あるのであった。私と同じ1年生は、その話に花を咲かせている。他校と変わらない似たような七不思議ばかりに何故盛り上がるかと言うと、1つだけ違う所があったからだ。それは、


〝第3金曜日の夜中にのみ

北校舎屋上に別世界が現れる〟


と言うものだった。この1つだけがやけに詳しく分かっており、毎年試す1年生が多く毎月第3金曜日のみ警備の人を頼んでいるらしい。たかが七不思議にそこまで無駄金を使うのか。私は分からなかったしどうでもよかった。だけど、隣りでその七不思議を楽しそうに話す友人を無視する事など出来ないからただ相槌をうっていた。



「秋奈は、あまり七不思議とか興味ないだろうけど、ほんとに別世界を見た人もいるらしいよー!どんな世界なんだろうね…。」


北校舎を見つめながら友人の美琴は、パックのオレンジジュースのストローを噛んでいた。

春の日差しの温かさに眠気を誘われている私は、あたかもその世界を想像するかのように目を瞑っていた。だが、数秒も経たないうちに美琴のデコピンをもらい、私の昼寝はお預けになった。



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