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不機嫌な幼女【魔王視点】

今朝早くに数日前から城で預かっている人間と魔族のハーフである幼女が私の寝室に忍び込み私に寝起きドッキリなるものを仕掛けてきた。



驚く事に幼女ミオはスキルや魔術を上手く使いこなし、隠密スキルで気配を消して魔術を使って氷を作り出し私の服の中に入れて私を驚かせた。



お陰で氷の冷たさに驚き、私も飛び起きてしまった。



普段は寝起きが悪くなかなか起きれない私だが、今回ばかりは直ぐに目が覚めた。



普段は私の安眠を妨げない様に、寝室に鍵と共に強力な結界を張っているが、どうやら宰相のやつがミオに協力して寝室に入れたらしい。



安眠を邪魔された怒りで思わず説教をしてやりたくなり、思わずミオを捕獲してしまったが、ミオ本人は反省の色はない。



ミオ曰く、自分に内緒にして注射をした罰だと言う。



お菓子をあげて機嫌が直ったと思っていたが、そうでは無かったらしい。



お陰で、今は私の膝の上で涙目になりながら不貞腐れている。



私の予想だが、どうやら注射の件だけじゃなく寝起きドッキリの為に早起きしたのと空腹でグズっているのだろう。



とりあえず、機嫌を直す為にミオが好きそうな特製の朝食を作らせている。



朝食をとらせたら、少し昼寝をさせた方が良いようだ。



ミオを昼寝させている間に急ぎの仕事を全て済ませて、ミオが起きたら少し気晴らしに出掛けるのもいいかもしれん。



そうと決めたら、宰相に協力して手早く片付けなければな。



先ずは、ミオとの朝食だ。

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