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2: カムチャッカ半島にて

この物語はSFカテゴリーにて投稿中の『光と陰-織りなす夢の形-』のプロローグ(下巻)です。主人公”ヒデ”の視点でソフィアとジュリアのBLANC TWINSが描かれている日記をお楽しみください。


 《あらすじ》

1980年代のある夏の暑い日に偶然上野公園で1人の金髪美女に出会う。まるでアニメフィギュアのような容姿のソフィアにノックアウトされてしまった。生まれて初めて情熱を感じるようになった理屈っぽい性格の大学生のヒデ。そして今までろくに1人で国内旅行もしたこともない彼だが、それがきっかけで夢を探すヨーロッパへの一人旅が始まった。ヨーロッパの国々で過ごすとともに異文化や価値観の違い、また真のライフスタイルというものを実感する事になる。しかし、その先には予想もしていなかったことが起こるのであった。さて異文化の果てとは一体どんなことろなのであろうか?


日本での価値観しか知らないヒデは、スイス・フランス・イギリスと放浪しつつその国のカルチャーや価値観の違いを体感し少しずつ異文化を理解し吸収していく。

そしてその異文化の果てには・・・


その先には驚くべきパラレルワールドがあったのだ。ソフィアとジュリアの謎の双子美人姉妹 Blanc Twins との関係が深まり吸い込まれるようにSF体験をしていくのだが…


モラトリアム期間にいる思春期のヒデは『いったい自分の夢のかたちとはなんなのか?』という問いかけに悩みながら自分なりの将来を模索していく。


荒廃したパラレルワールドを舞台に水陸両用の移動ヴィークルであるホバージェットでヒデと一緒に旅をする美人姉妹の妹ジュリア。彼女と一緒に行く先々で戦いに巻き込まれながら“剣姫ジュリア”に惹かれていく。

そして2人はお互い同じ価値観を持っている事に気が付き愛が芽生えていくのだが…


本編も宜しくお願いいたします!


そして千島列島に沿って北上している時であった。イメルダからこちらに無線が入ってきたのだ。「こっちの索敵範囲は広いから見えたんだけど、どうやら島の反対側の海域に帝国軍のパトロール艇がいるみたいなの。見つかると厄介だから少し島陰に隠れて奴らが行くのを待ちましょうよ。」と言う内容であった。そしてイメルダ艇に続いて近くの島の島陰にある小さな入江に隠れエンジンを止めた。するとイメルダ艇のハッチが開いてガルシアが釣竿を持って現れたのだった。「ハッ ガルシア 釣りするらしいわ! この状況でおかしいわね!! 今晩のおかずにでもするのかしら!?」とジュリアが言って大笑いしている。確かにこの緊迫した空気の中で笑いを誘う余裕の行動である。「彼のそう言う呑気なところがイメルダと合うのよねー。」と私とは合わないとでも言いたげに付け加えていた。確かにこの小さな入江は漁場のようでガルシアはすでに何匹も釣っている。「すごいね!どんどん釣ってるね! でも僕は魚ダメなんだよねー」「私も好きじゃないから、あの2人がディナーに焼いて食べるんじゃない! 好きにさせとけばいいわ。」と珍しく笑っている。ジュリアには彼らの普通じゃない呑気な雰囲気がウケるらしい。そして またイメルダから無線が入った。「やつら行っちゃったみたいだから私らもそろそろ出発しようか! ガルシアが魚釣ったんだけどあなた達も夜食べる?」、ジュリアが「笑えるわね! うちらは魚ダメだから2人で楽しんで! じゃ出発ね!」と言ってエンジンをスタートした。そしてその後も巡視艇なるものには遭遇せずに進行し、どうやらカムチャッカ半島らしきものが見えてきた。


ペトロハバロフスクと言うロシア時代の港町があるアバチャ湾の手前まできた。湾の後方には山脈が連なっており富士山のような形のアバチャ山が聳えていた。この辺りはこういった活火山が30ぐらいある火山郡のようで温泉や間欠泉などが数多く存在するある意味シュールなエリアのようだ。そしてここからの風景では見えないのだが、さらに半島の奥にはカムチャッカ富士と言われている標高4000メートル以上あるクリュチェフスカヤ山もあるらしい。富士山のような容姿の山は日本だけだと思っていたのに、幾つも存在することがわかりある意味残念で不思議な心境にもなった。いずれも景色としては松などの針葉樹の森に囲まれている。そして無線が、「アバチャ湾の中に入ると見つかっちゃうから、この辺りに上陸できそうなビーチを見つけてキャンプしようよ。」と入り、我々は砂浜を見つけて上陸し艇を停めた。


ビーチと言っても、切り立った崖に囲まれた半円形の小さな砂地でその砂もグレーがかった暗い色である。しかし人が入らない環境のためゴミ1つなく自然に形作られたプライベートビーチとも言える場所でもあった。崖を見上げてみると変わった鳥が生息している。なんとパフィン(角目ドリ)だ。鳩のような容姿なのだが、足はオレンジ色の大きな水かきが付いておりクチバシもオウムのような太いクチバシでイエローとオレンジで配色されている。体は腹部と顔面のみがホワイトで残る全身はブラックである。角目ドリというネーミングの訳がわかる特徴のある目は、目尻の部分がカラーリングの特徴でツノのように切れ長に見えるのだ。全体的にまるで『鳥のおもちゃ』とも思える可愛らしい様相でツガイで崖の壁面に巣を持っているようであった。砂浜を見渡すと流木がいくつか上がっている。


すでに夕方に近づいてきていた。2艇で浜に垂直に進入しその間にできた砂浜の空間にタープを張った。砂地のためペグでの固定ができないため2艇のボディーの突起部分にタープをうまく結んで屋根を作った。僕らは艇内から折り畳みチェアーやテーブルそして焚き火台などキャンプグッズを諸々出してきてまさに敵国でのビーチキャンプとなった。薪はビーチ付近に落ちている流木や枝を集めてきて焚き火台に火を灯した。ガルシアは先ほど釣った魚をさばき串に刺してその焚き火で焼いている。僕らは日本から積んできたベジミートを解凍してスキレットで肉を焼くようにこんがりとウェルダンのステーキを焼いた。お酒類はこの世界の赤ワインやウィスキーのようなものや、そして彼らはウォッカも持ってきた。すでに夕陽が落ちて夜の帳が下り、日中の暑さに代わって涼しい風が吹いてきていた。


各々が準備中で無言の空間が続いていた。

「ここは気持ちいいねー! キャンプは好きでよくやるんだけど、こんな海の前でやったのは初めてだよ。敵地の中だけど今夜は最高な夜だね!」と勢いで思わず挨拶がわりに言ってしまった。すると、僕に気を使ってか彼らも英語で話してくれて、「ほんとよね! これで戦争状態なんて思えないわよね!」とイメルダが親切にも反応してくれた。「俺が釣った魚を焼いたんだがどうだい?」とガルシアが僕らに勧めてくれたのだが、ジュリアが代表して、「ごめん、私ら魚ダメなんだ 気にしないで!」とサラッと言ってくれたのだった。


そして、イメルダが「今夜は涼しくて気持ちいいから、このタープにハンモックを下げて外で寝てみない?」とみんなに聞いた。するとジュリアが「いーいね! 奴らには見つからないだろうからね。」とノリノリになった。艇内でもフルフラットにすると眠れるのだが、やはり汚染がない空気の中で風に吹かれて寝るのとでは心地よさがまるで違う。月明かりがちょうど僕らの輪郭を照らし始めた頃、ある程度お腹が満たされてきたため、焚き火を囲み酒を呑みながら陽気に話し始めていた。僕は焚き火を眺めながら仲間とこういうひと時を過ごすのは本当に最高だなと改めて思った。暗黙の了解で僕がパラレルワールドから来たことは秘密になっているので、この世界の日本で生まれ育った風を装うのが面倒で僕の生い立ちに関してはジュリアも触れないように気遣いしてくれているようだ。


「しかし、聞いてもいいかな? ずっと思ってたんだけど、なんで君らは2人でいるの?」とガルシアがいきなり突っ込んできたのだった。するとジュリアが、「私達付き合ってるのよ。見てわからない?」とすんなり返してくれたので驚いた。「へー ジュリアから見てヒデのどこに引かれたの?」とイメルダが不思議がって追い討ちをかけてくると・・・「そうそう、俺もそれを聞きたかったんだ。」とガルシアも相槌を打っている。「そうね。ヒデとは、スペインから一緒に日本まで来たの。もともとは、ソフィア、知ってるでしょ? 彼女の知り合いだったんだけど、ソフィアにヒデを日本までエスコートして欲しいと頼まれて、それで2人で冒険して来たわけ。途中色々と戦闘なんかもあってね、ヒデも一緒に戦ってくれたりして、『私達いいパートナーね!』って言うことになったんだけど、そうね、つまり私達自然と気が合うのよね。」とジュリアは簡潔に説明しながら僕の方を向いて目配せした。そうそうと僕は頷くと、彼女はまた続けて、「私は男を選ぶときに特に自分より強くなくちゃいけないとは思わないし、2人でこういった長旅をするときに気を使わなくても楽しい気分になれるって言うのが重要なのよね。同じ空間を楽しめて同じ気持ちになると言うか・・・言葉をかけなくても分かり合えるというかね。」と言った。イメルダが「そうね! うちらもまあそう言う意味では同じようなものかな。 でも、そもそもジュリアより強い男ってのは見つからないと思うわよ。ヒデ、ジュリアがどのぐらい強いか知ってる?」とまるでジュリアの親衛隊のように、僕に真剣な表情で覗き込むように聞いてきた。「もちろん知ってるよ。実際見たからね。強いのも強いけど、剣での戦い方が凄く美しいんだよね。まさに剣姫のように。本当に惚れ惚れするよ!」と僕も感じた自分の気持ちをありのままに伝えた。


「そうでしょー! わかるんだね 君も!」と柔らかい表情に変わった。そこにガルシアが割り込んで「おれは、イメルダより強いぜ!」と言いながらガハガハ笑っていた。そしてイメルダが続けて「私はアックス(斧)を2つ使って戦うのよ、サーベルもつかうけどね。ガルシアは長槍とサーベル。槍を持たせたら凄く強いのよ、彼は! ガタイがデカイからねー ヒデは何を使うの?」「ごめん、僕は身体能力が高くないから、もっぱらレーザー担当なんだ・・・でもこの旅からジュリアに鍛えてもらおうと思っているんだ。ジュリアと同じにロングソードが使えるようになりたいかな。」と恥ずかしながら正直に答えてみた。するとジュリアが、「いいわよ! 緊急な時に使えた方が心強いしね。でも先生すごく厳しいから覚悟してね!」と笑っている。それから僕らは、彼女らが経験した色々な戦いの話を聞いていた。一番印象に残ったのは、彼女ら2人が帝国軍と戦った時の話であった。それはジュリアがBAバトルエースと言われるようになった所以の戦いである。ロンダで出会ったジュリアとイメルダは、そこに帝国軍の急襲があり連合の戦士として駆り出されたのであった。地中海を経だてたスペインとは反対側に位置するモロッコ方面から大型の輸送機が侵犯してきた。モロッコからは僅かな距離なので、レーダー索敵がされた時点で、輸送機からすでに大量のロボット兵器が落とされたのである。300体に及ぶロボット部隊がパラシュートを付けて落下してきたのだった。それは帝国軍の一個師団であった。ロボット達は、僕らがこの冒険で戦った型式よりも古い個体の集合体で人型ではないタイプであった。人間ぐらいの大きさの小さな戦車という表現が一番合うかもしれない。キャタピラがあり、レーザー砲を備えた砲塔を備えて、前方にも固定のブラスターガンを備えている。それが大隊を組んで地中海からロンダに迫ってきているのだった。砂漠がこのロボット戦車で埋め尽くされていた。それを迎え撃つのが、ロンダの地下で抵抗している連合のレジスタンス部隊である。この部隊は戦車やロボットなどの戦闘装備はなく、移動用のスピーダーのみの単なる人間の武装集団だった。スピーダーとは、地上から高さ5メートル以内を飛ぶように移動するオートバイのような構造のものである。


レジスタンス側は地下要塞から距離を取り離れた地点で待ち伏せをするためにバリケードを組んでいた。そしてレーザー砲の砲台を何とか10門固定できた。レジスタンス部隊の武装兵は、その時100名ぐらいいたらしい。このレーザー砲は古いがある程度射程が長いため、300体いるとは言え、効率よく動かして攻撃していけば、突破されることはないと彼らは固く信じていたのだという。そしてロボット部隊が迫り、前方100メートルに迫った時点で射程内に入った敵ロボットをレーザー砲で攻撃し始めたのだった。重量級のレーザー砲であるため、一発当たれば破壊される。ただ問題はレーザーの充電時間である。レーザー砲が古いためなんとチャージには10秒も必要なのであった。よってレーザー射撃でロボット部隊の約半数は破壊できたのだが、残り半分にはバリケードを突入されてしまったのだった。逆に先方のレーザーは大型ではないが連射が可能であった。がしかし、人が受ければ致死量でもある。約100名のレジスタンス部隊は、サーベルやブラスターガンで応戦したものの、敵戦車のレーザーを受けた者は死亡し、ブラスターガンに当たった者はショック状態になり倒れた。なんとか100名のレジスタンスで50体を破壊できたのであったが、残り約100体の侵入を許してしまったのだった。そしてその100体のロボットはレジスタンス軍を蹴散らし、ロンダ地下要塞への入り口へと迫りつつあったのだった。


そこに駆り出されて遅れて到着したのがジュリアとイメルダだった。イメルダはジュリアの指示で地下要塞から運んできた大きめのレーザーハンドガンを装備していた。その時のジュリアは愛用のロングソードを背中にさし、両端に斬鉄剣を装備した長槍を手に持ちガリオンをペットのように連れていたのだった。そこからは想像ができるのではないか? イメルダがレーザーで撃って、そこをジュリアが切り裂く! そしてガリオンは単体でロボットを破壊する。の連続であった。ガリオンはロボット戦車の後ろから回り込みまずキャタピラーを破壊し動けなくしてから、覆い被さり砲塔を曲げたり破壊したりした。そしてジュリアは、まるで虫を蹴散らすかのように、長槍でロボット達を機敏に刺しまくる。槍で深く刺されると電気系回路がやられてショートするのである。そこにレジスタンスの生存兵が加わり、ガリオンの攻撃で動けなくなったロボットを破壊するという流れにて戦局が好転したのだという。ものの30分で100台のロボット部隊は見事に破壊されてしまったのだった。地下要塞を救ったこの戦いでジュリアは連合軍から感謝を込めて『BAバトルエース』の称号をもらったのだった。話を聞いただけでもその戦いが目に浮かんできた。イメルダの話を聞いている間、あたかも僕も戦いの中に入っているようであった。まるで戦国武将のような槍の舞いでステップを踏みながら次から次へと刺しまくり破壊していったのだろうと思う。その光景は人間を殺るとなると悍ましいが、敵のロボットなので快感であったのだろうとも感じた。そうそう、言うまでもなく、それから、彼女ら2人は戦友であり永遠の親友(BFF)になったのであった。そんな話を聞くことは元の世界ではまずあり得ないことなので、本当に異世界に来てしまった気持ちで一杯になっていた。


そうこうしているうちにガルシアがハンモックを吊るし始めたので、僕らも彼らに合わせてタープの下にハンモックを吊るした。そして僕もハンモックに入り、彼らの四方山話を聞きながら夜空に輝く無数の星を眺めていた。『こんなに星があったのか?』とまたもや驚き、本当に川のように天の川があるのである。そして数秒に1回の割合で流れ星も見えた。その時ジュリアと旅したアフリカ砂漠のあの摩天楼の夜を思い出した。この時間になると気温も下がり風もおさまってきたので薄いフリースのブランケットを被ってちょうど気持ちがいい気温になっていた。「そろそろ寝ようか? レーダーセンサーはオンにしてあるから何かあったら私のアラームが鳴るから安心して眠ってね!」とイメルダが言いながら寝る体制に入っていた。そして僕らは潮騒をBGMに寝入ってしまった。


遠くの海上の空がコーラルピンクに変わり、その空との境界の海面がコバルトブルーに光ってとても綺麗なグラデーションの朝焼けになっていた。海面もキラキラと海の鱗のように光っている。危険と隣り合わせの野宿なのに、酒のせいか不思議ととても良く眠れた。

僕らはタープ下に設置したシャワーブースで温水シャワーを浴びて、焼いたトーストを頬張りながらいつものチコリコーヒーをのんだ。ガス缶を燃料とするワンバーナーなので、コンガリとよく焼けてマーガリンを塗って食べると素朴だが美味しい。しかし、最初はハーブティーみたいなこのチコリコーヒーはイマイチであったが、コーヒー豆が絶滅しているからしかたがない。何故かジュリアが好きなので、僕も付き合って飲んでいるうちに慣れてきてしまったようだ。そうそうカカオやバナナも絶滅しているらしいのだ。

「しかし久々のキャンプ楽しかったね! そうそうガルシアが釣った魚も結構美味しかったんだよー」とイメルダが言った。「イメルダ、ありがとう! そろそろ歯を磨いて早いうちに出発するか!?」とガルシアが言った。


僕らがこれからの冒険に向けてアーマーを着用しているときにイメルダから緊急連絡が入った。「やばい! 帝国軍に見つかったみたい。レーダーアラームが鳴ったの。すぐに索敵にしてみるから、あなたたちは武装して準備しておいて!」僕らは早々にアーマーを着用し武器を用意した。もちろんガリオンも戦闘モードになった。ジュリアが、「ヒデは、このフネがやられないように、敵が来たら一旦海に入って沖に出てくれない? もし、そこからレーザーが撃てれば私達を援護して欲しいの。」と言いながらガリオンをつれて外に出て行った。イメルダも敵を見つけて外に出てきた。どうやら、帝国軍の辺境偵察部隊の偵察ドローンに見つかったようだ。そのドローンをイメルダのレーダーが補足してアラームが鳴ったのであった。と言うことは・・・すでに僕らの存在は帝国の辺境偵察隊に知られていることになる。彼女らの見解では、陸から追ってくるのは地形的に無理なので、近くにあるペトロハバロフスクからジェットホイールが来るか? それとも大型のドローンに人が立って乗れるようにした小型武装ヘリのようなオートジャイロなるものが来るか?だと言う。いずれにしても海での戦いは不利になるので、敵の動きがわかるまでここで待機することになった。


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