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2週間目の朝…吸血鬼の役者?

ちょー懐かしい性か、全く話が解らないと言う…困りましたね(泣)



でも……

一応、出来たので評価をお願いします☆



感想待ってます♪

   {語り掛け}


   ウチ

   (七条 華恋)

   の家に…

   死神

   (ヴァンス)が

   やって来た。




   もう、

   この世には

   居ない家族を

   忘れるために

   ずっと、

   死神ノ背を

   見ていた。




   そんな

   ある日の朝 ――




   {はじまり}



暖かな日差し。


何か甘い香りを漂らせるこの死神と主人のペア……






華恋

「も、ももも…もぉ〜もう、止めない???ヴァンス―」



ヴァンス

「我慢しろ。あともう少し、あと少しだから ―」



華恋の首を指で撫で下ろしているヴァンス…



もしや……?

と、心待ちをしていると…




華恋

「…我慢?ウチは…嫌なものは嫌なの!!!」




バシン?!!と…

華恋の堪忍袋の緒が切れたのか、華恋はヴァンスを平手打ちで頬を叩いた。






ヴァンス

「痛ってぇじゃねぇーか!!!別に良いだろ?!!他かが首元にタトゥーを入れるくらい…」



華恋

「ふ・ざ・け・ん…なぁっ!!!ウチの首にタトゥーを入れるとか…仮にも女子高生なンスよ???解っているンスか?!!」



ヴァンス

「死神ハンターとしての“マーク”だっつーの!!!分かるか?お前が他の者に食われないようにな〜…」



華恋

「大きなお世話だっ!ウチはウチなりにやってるんだぁ!!!」




朝起きたら、こんな感じで始まるのは…どうなのでしょうか……



七条 華恋、

死神ハンターとして……

2週間が経ちました。



初めて、ヴァンスとの対面した時は…“恐怖”に溺れていましたが、今は違う。




何故なら……






ヴァンス

「もういい、タトゥーの話は後でしてやる。それよりも…飯はまだかー!!!華恋、今日はなんかぁ…‘ナポリタン’というものが食べたい!30人前だ!!!腹が減った。早くしろよ!」




胡座(あぐら)を掻き、自由に黒い羽根を伸ばしては…宙に浮く、死神……


このクソ生意気な性格に今となっては、『怒り』しかないからです。






華恋

「知るかっ!!!私は和食派だぁ!文句があるなら自分で作るがいい。どうせ、人間の食べ物なんて…」



ヴァンス

「んっ!!!俺様に逆らう気かっ?!!華恋のくせに…」



華恋

「あぁー、もういい。学校に行くから!家から一歩も出ないでよね!!!」



ヴァンス

「……華恋!!!」




華恋はヴァンスを置いて、バックと自分で作った弁当を持ち、家から出ていってしまった。








???

「お前の主人、イマイチですねぇ〜?これなら、私の主の方が勝てるわな…」



ヴァンス

「フン、お前に言われたくないなぁ!リーゼル…」




大門道【だいもんどう】((※お屋敷の入り口、よくある和風の家で見られる。))をくぐり抜け、学校に向かおうとしている華恋を見ているヴァンスと見知らぬ影…




   影の名は…

  

  リーゼル=ハデス



生意気そうで……男なのにちょっとだけ、女っぽい喋り方をするリーゼルは、華恋を侮辱にしていたのだ。




リーゼル

「我が主は…お前の主人みたいな呑気な人間では無いさぁ♪まともな人として、真剣な御方……その御方とお前の主人では、足を引っ張るだけですよ♪お前におわかり?この意味が―」



ヴァンス

「黙れっ!!!どーせ、お前の主人というのは…所詮は只の人間。殺そうと思えば、てめぇのパートナーも他のパートナーだって、俺は簡単に殺せるんだよっ!元々、黒く堕ちた世界を見るよりも…この世界がいいんだ。解るか?てめぇに…」






ヴァンスはリーゼルの軽い挑発を交うと…武器を取り出し、そのデスサイズでリーゼルの首を刃物の先で囲んだ。




そして、ヴァンスの心情を深々とリーゼルは知る。







リーゼル

「『興味がない。』と、率直に言うのだが…しかし、私は貴方のような獣には ―」



ヴァンス

「どっちが獣だ?その牙に付いている血を見てみろ。ヴァンパイアのお前の方が…よっぽど、ケダモノだろーが!!!相変わらず、喰えない奴だ…俺様は行く。」



リーゼル

「主人の言い付けを守らないのかぃ???何ともしつけになっていない死神だ。それだから、主人も…」



ヴァンス

「いい加減、黙れ。華恋のことを何も解らない奴に何も言われたくない。もう、俺の前から消えろ。消えねぇんなら…」



リーゼル

「解りましたよ…もう、我が主は学園でお前のパートナーを殺しているかもしれませんが……」



ヴァンス

「俺は、てめぇみたいな奴が大っ嫌いだな、てめぇの主とやら潰してやろうかぁ♪」



リーゼル

「私が許すとでも?まぁ…貴方次第ですよぉ〜だ!彼女の寿命が尽きるのも生き延びるのも……」




ヴァンス

「くっ、昔から…昔から、お前のそう言う処、嫌いだったんだよなぁ…華恋は、お前等なんかに渡さない。殺させない!」



リーゼル

「フン…」






ヴァンスは…自分の羽根を広げ、空を飛ぼうと地面を蹴る。



リーゼルの余裕綽々な顔を見て、少し慌てながらも…ヴァンスは学園に向かった。




リーゼルは鼻で笑いながら、ヴァンスの余裕の無い背を見ていたのであった。






◇...◇...






華恋

「む……(あぁー、苛つく!!!何なんだぁ???毎度毎度のこと…死神ハンターのウチの誇りは何処に行ったんスか??!毎日、妖魔狩りはやって、やってるのに…)ハァ〜…」






鬱憤(うっぷん)も晴らせず…只、華恋はヴァンスに殺意だけが芽生えてくる日々…



それに対して…

只、深いため息をすることしか華恋はできなかった。






優夜

「おぉ、佐賀美はどうしたんだぁ?七条…」




この人は前回(※第一話)教室で会ったクラスメイト…小花(おばな) 優夜(ゆうや)



2週間を経つと…

ウチは“亡霊扱い”を受けなくなりました。


何故なら…死神のヴァンスが現れ、華恋の影が少しずつ、濃くなったからである。



“寂しさ”に埋もれたウチの心にヴァンスが家族のように居てくれたから…ウチは自然と笑えるようになった。



だけど…

最近のヴァンスの態度には腹が立つかも……




((ちょっと、

調子に乗りすぎだし(怒 ))






優夜

「おぃっ!!!人の話を無視するな!佐賀美は?佐賀美の調子はどうなんだぁ?!!」



華恋

「あっ、ごめん!!!彩音はぁ……多分、大丈夫…だと思うよ?」






佐賀美とは…

妖魔化してしまった子である。



確か、妖魔化した後…そのまま、死んだと思っているみたいだが…それは違う。




妖魔化とは…人間の“憎しみ”や“恨み”…“悲しさ”によって、妖魔がそれを欲しがり、取りつくようなもの…



要するに…

“臭いものには蠅が集る。”と言うことだ。



だから、それを阻止するために死神ハンターのウチがやっているんだけど…



彩音の場合、妖魔化されても…妖魔の意思しかなかったため、死ぬことは無く、今は……只の入院らしい…


優夜は…彩音の事件から少しずつ仲良くなっていたのだ。






優夜

「そうかぁ…」



華恋

「そんなに心配なら〜…御見舞いでも行けば良いじゃないの???彼氏として…」



優夜

「えっ???」



華恋

「好きなんでしょ?まだ告白してないんだっけ???」



優夜

「なんかぁ…オマエって、そう言うキャラだったっけ?」



華恋

「えっ?何が?それより……どうなの???」



優夜

「ま、まだ……」



華恋

「顔が真っ赤だよぉ♪」



優夜

「うっ、五月蝿いなっ!!!もぉ〜…」




高校に向かう途中…男女との言葉を交わす二人。



まるで、カップルみたいと言いたいが…そういう内容じゃないのがショック…↓







華恋

「学校サボって会いに行っちゃえば?病院くらいはぁ〜解るんでしょ???」



優夜

「解っていたら、特区の昔から行ってる…塚、お前もサボれ。此処2週間、お前と話していても飽きねぇーし?来いよ♪」



華恋

「えっ…うん、いいけど…テストは―」



???

「サボるんですかぁ〜?本当に良いんですかー?そんなカケオチみたいなことをしてぇ〜」



優夜

「うなっ!!!黙れ、鉄壁風紀委員!」




校門の前で待ち伏せていたのは、風紀委員長の真名瀬(まなせ) 風瑠(かざる)だった。



相変わらずのおっとりとした話し方で話している風瑠だが…少し、余計なことを言い過ぎな気がする。






風瑠

「君たちが何をしようと勝手だけど…単位落とすよ♪いいのかなぁ?それでも…どうせ、佐賀美くんはまだ…オヤスミな時間だし?放課後の方がいいよぉ♪君、赤点だよね?1学期中間…」



優夜

「分かった!分かったよ!!!受ければ良いんだろ!あぁー、もう!!!華、七条…」




テンパったゆえに華恋の名前を呼ぼうとする優夜は…顔を赤く染め、華恋よりも先に下駄箱に行ってしまった。






華恋

「小花…」




華恋は…返事をすると、優夜の後を着いて行った。




風瑠

「あぁー、リア充やだなぁ…消えて欲しいかも〜♪ねぇ?我がパートナー、妖魔よ…」



妖魔

「フフフ、悪い奴♪オレはそういうの好きさぁ☆何なら、今からでも……」



???

「み〜っけ、隠れ妖魔。僕に血を吸われたいの?君たちは……」



風瑠and妖魔

「??!……※〒⊂▽□◆◎●●○※★☆×@&…」




風瑠と妖魔の後ろに静かに遅刻魔がやって来た。



それも…裏の世界の人間。




彼の名は、東山(とうやま) 娘玉(こだま)


風瑠と妖魔は…意味の解らないことを言い、パニックになる。



娘玉はというと……ゆっくりと、風瑠に近づき…胸ぐらをぐっと掴み、風瑠の首に自分の口を近づける。






ヴァンス

「しつけに成ってない餓鬼はコイツじゃねぇーのかぁ???あぁん?リーゼルさんよ〜…」



リーゼル

「昼間はこんな感じなんですよぉ♪ねぇー!娘玉様♪」




バサバサと……

黒い羽根を大きく広げ、地に着くヴァンス。



それに比べ、リーゼルの方は…大量のコウモリを引き付け、空中から飛び降りた。






娘玉

「僕、妖魔の血は嫌いだけど……平和のためだったら、頑張るよ?」



妖魔

「ハハハッ!フン、論点のズレたヴァンパイアの主人だ、こった!!!俺たちは…復讐に来たんだ!ガラナの死を……てめえの主人に殺られたからなぁ!宣戦布告だぁ!」



風瑠

「そうです、佐賀美に…ガラナ…負け惜しみだと思いますが、仲間を失った痛みは――」



娘玉

「僕、世間の迷惑者は許せないな…つーか、妖魔とかウザい。てか、寄生するぐらいなら…異世界でやれ。解るか?人間の迷惑なんざぁ―消すまでよ?」




娘玉は…妖魔の考えを無くすようなぐさりと心を響かせるような言葉を並べた。






妖魔

「そういうと…異世界よりもお前の方が迷惑。俺の名は、ラギネス。妖魔の上級者…並びにヴァンパイアの管理者だ。」





急な展開???

死神とヴァンパイアの仲を切り裂こうとする妖魔の登場?



ヴァンスどうなる???







酷く荒れました(泣)


今度から気を付けたいと思います。



今後よろしくです

へ(^-^)乂(^o^)ノ

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