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〜第一章 異世界生活の始まり〜

元の世界で死んだ氷華雪姫。

目を覚ますとそこは、何もないただの空間だった。

そしてそこに現れたのはアルテアと名乗る天使。

その天使に

「異世界で暮らしてほしい」と言われ、少し戸惑う雪姫だが······。

彼女は意外にもそれを受け入れた。

そして······彼女は異世界に向かう。

第一節


「·················」

雪姫は夜の(とばり)の中、腕を組んで考えていた。

「あのクソ天使、どうしようかしら。」

彼女は絶賛頭から落下している、先程聖天使アルテアが雪姫の足元に穴を作ってくれたおかげでこの様な状況になっている。

「こっちからアクション出来ないし、かと言って向こうからアクション起こしそうにないし·····う~む········。」

しかし、この状況下で彼女は平然としていた。

「まぁいいか、後々考えよう、今考えても仕方ないし。」

こうして彼女は考えるのをやめた。

彼女は今、落ちている最中なのだ、どうにかしなければ潰れた柘榴になってしまう、それだけは避けなければならないのだ。

「どうすれば助かるかしら·······飛行魔法は使えないし·······ん〜······」

などと考えてるうちに地面が見えてきた。

「ん〜、このままじゃ地面に衝突しちゃうし······よし、ちょっと試してみようかな。」

雪姫はそう呟き、目を瞑って。

「······アイスウィング。」

そう言うと、彼女の背中から少しずつ氷の翼が生えてきた。

そして、その翼が動き始めると落ちるスピードがゆっくりとなっていく。

彼女は空に停滞して、ゆっくりと瞼を開いて。

「······何とか上手くいったわね、成功する確率のほうが低かったけれど、私の運もまだ健在ね。」

雪姫はそう言いながらゆっくりと降下していく。

彼女が地面に着くと、氷の翼はパキパキと音を立てて彼女の背中から離れていくと、氷の翼だったものは地面に落ちることなく消えていった。

雪姫はそれを見ながら。

「なかなか便利ね、色々使えそう。」

と呟いてから、周りを見る。

上空から見ていたが、何も無い平原に降りたみたいだ。

「よく見なかったけれど、確かあっちの方に明かりが見えたよね······。」

そう言って西の方を見る。

「大きな明かりは無かったから、多分村か集落かどっちかだと思うけれど······とりあえず横になりたい。」

雪姫は切実に言って歩き始める。

だが······。

「······まぁ、異世界に来たから慣れとかないと駄目か。」

雪姫はゆっくりと振り向く。

すると、目前に狼の群れが居た。

「貴方たちは私に休息を与えてくれないのね······まぁ、人間相手じゃないだけマシか······。」

彼女がそう言った時、狼の群れが襲いかかる。

雪姫は特に構えもせず目を瞑って。

「······アイシクルフォール。」

そう呟いた瞬間、狼の群れの頭上から氷柱(つらら)が降り注ぎ、

狼は避けれず、頭に氷柱が突き刺さる、だが······。

「まぁ、そう上手く行かないわよね。」

雪姫が前を見ると一際大きい狼が氷柱を避けている。

しかも、避けながら距離を縮めて来た。

雪姫は不敵に笑い。

「わざわざ来てくれて嬉しいわ、これで殴れる。」

狼の魔物が飛んだところを見て、雪姫は一足で距離を縮め、狼の横顔を膝蹴りした。

狼は横に吹き飛び、地に着くと痙攣を起こしたがすぐに動かなくなった。

雪姫は、息を整え周りを確認し、一息つこうとするが。

「キャーーーー!!!!」

何処からか悲鳴が聞こえ、雪姫は短くため息をつき。

「全く·········次から次と、一息つけやしない。」

そうぼやいて声のした方へ駆け出した。

お久しぶりですw。


え?待ってない?まぁまぁ、そう言わずw

やっといい感じのところまで書けたのでうpしました所存です(*´∀`*)


次回は何時になるかな〜···宜しければまた、見ていただけると嬉しく思っております。

今回はこれで失礼します~。



また会うその日まで(*´∀`*)ノシノシ

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