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不思議詩集10  作者: 仲仁へび
2/5

第2話 まちがえた靴



 まちがえた

 まちがえた


 ひとりで

 勝手に

 であるいた


 戻って来いよ

 家出かい


 焦ってないよ

 分かってる


 そうさ噴水の中に とびこんでおいて

 水は気持ちいい 靴のままでね


 雨の日も靴ははく

 晴れの日だってはくでしょう


 まちがいは

 まちがいで

 まちがいなんだ


 成分百パーセント

 無調整


 どれだけ考えても

 正解になったりするもんか


「いいや、優しい嘘だってあるはずだよ」


 誰かを思って間違える

 自分の為にと間違える


 ああ

 わたし

 また

 まちがえた


 あとになって気付いた

 サッカーボールを

 おもいきり

 蹴り飛ばしたくなる



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