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ゴッド・スレイヤー  作者: 山夜みい
最終章 世界の終焉
200/231

第一話 一なる世界

 鬱蒼と生い茂る森の中にマグマが煮え立っていた。

 ぽこぽこと泡を吹いては蒸気をまき散らし、その蒸気に触れた野兎が絡め取られるようにしてマグマの中に吸い込まれていく。


 そう、これは本来の溶岩(マグマ)ではない。

 冥界の煉獄領域に住まうエーテル生命体である。

 超高熱の身体の中に核を持つ生物にかなうものが地上に居るはずがなく、この森は彼の捕食場となるはずだった。


「ーーーーーーーーーーーーっ!!」


 暗雲が轟き、森一帯が雷に打たれた。

 一億ボルトを超える雷撃に撃たれ、エーテル生命体は声もなく沈む。

 燃える、燃える、燃える。

 やがて焦土になった大地の上に降り立ったのは、一本角の雷獣だった。


 馬の嘶きにも似た声を上げ、前足を大きく振り上げる。

 世界に対し勝ち誇るのは天界の秘境領域の中でも最上位の実力を持つ獣。

 かつての雷霆神エゾルギアが飼いならす事を諦めたという神獣。

 蒼白い身体に黒々とした稲妻模様を持ち、四本の尾を振り乱す獣の名は……。


麒雷獣オルド・ギア


 三界が一つになった世界で覇を競うため、大いなる獣は野を駆ける。

 向かい立つもの一切合切を灰燼と為し、全てを喰らう獣に敵うものはいない。


 麒雷獣オルド・ギアは勝ち誇るように口元を吊り上げ、大地を支配する。


「ーーうん、君にしよう」


 小さな男が、獣の前に現れた。

 森を更地と化し、空に浮かぶ川を悠々と渡っていた時の事だ。


「やっぱり使い慣れた加護が懐かしいし。君、かっこいいし」

「ーー」


 本能が警鐘を鳴らす。誇りが攻撃を促す。

 目の前に立つこの小さな生物が、獣の目には恐ろしいナニカに見えた。

 いや、関係ない。自分は大地を支配すべき獣の王。怯んでいられるか。

 喰らえ、滅しろ。稲妻を呼べば、こんな男など……。


「君の角は、僕が貰う」


 遅すぎた。そして疾すぎた。

 致命的なまでに反応が遅れ、気付いた時には男が目の前に居た。

 その男には最後まで殺気がない。ただ獣に対する敬意があった。


「さようなら、名前も知らない神獣さん」


 穏やかな笑みが、獣の見た最後の顔だ。

 その瞬間、疾すぎる拳が獣の身体を爆砕した。



 ◆



(うーん。不味い……岩塩でも拾っておくんだった……)


 パチパチと、焚火の前でジークは食事を取っていた。

 焚火の上には名も知らぬ獣がぶら下がっている。


(まぁ武器に必要な角は手に入ったし、いっか)


 むしろ今回の目的はそちらがメイン。

 食事はそのついでだったが、腹ごなしになったので結果オーライだ。

 獣の角の先端をエーテル純度の高い石で削り、ゴム質の皮を巻き付けて柄にする。

 武器を手に入れたジークは、次なる目的地に向けて歩き出す。


(まずはカルナックに行かないと……リリアがどこにいるかも調べなきゃ)


 封じられたアステシアや大神たちの居場所も気になるし、

 ルージュやトニトルス小隊がどうなっているかも知りたい。

 やるべきことは山済みだ。


「ふぅ……よし」


 思考を整理したジークは立ち上がり、旅を再開する。

 人界と天界と冥界が一つになった世界は未踏破領域のようだった。

 一歩足を踏み外せば崖の下に転落死するような、綱渡りじみた怖さがある。


 とはいえ、そこは長年にわたり放浪生活をしてきたジークだ。

 どうすれば飢えを凌げるかは熟知しているし、料理の方も一通りできる。

 それに、体調も悪くない。

 三界が一つになったことでエーテル濃度が増しており、むしろ怖いほどに調子が良い。


(その原因って……やっぱりこれだよね)


 ジークはおのれの胸に刻まれた、ラディンギルの紋章に目を落とした。

 他の三つの紋章は光を失っているが、その一つだけやけに輝いている。


 武神ラディンギルの加護『金剛力』。

 特別な加護ではないが、純粋な身体能力を大幅に引き上げる力を持つ。

 シンプル故に他の加護とも邪魔しない良い加護だ。彼の置き土産である。


「一年前は加護は要らないって思ってたけど、今になったら有難いな……」


 ともすれば実戦よりもラディンギルとの戦いの方が学びがあった気がする。

 もちろん強敵は話が別だが、自分の中で彼の武が生きているのを感じて少し嬉しくなった。前向きに行こう。武器も手に入れたし、幸先は悪くないはずだ……。


 それから三時間ほど経て、ジークは見晴らしのいい山の頂上に来ていた。

 加護を失ったことで空を飛べなくなったため、現在置を確認しておこうと思ったのだ。とにかく今は足が要る。アルトノヴァが生きていた頃のありがたみが今になってよく分かる。


「さて、今はどのあたり、か、な……?」


 ジークの言葉はだんだんと尻つぼみになった。

 地平線の彼方に見える海岸線、先ほどジークが居た場所は白い靄で覆われていた。

 いや、海岸線だけではない。世界のあちこちに白い靄が立ち込め、だんだんと広がっているように見える。すぐ近くにも、白い靄の柱があった。


「なんだ、あれ」


 霧ではない。雲でもないだろう。

 天界にある雲の大地かと思ったが、それにしてはエーテルを感じない。


 ーー……敵、か? 


 ジークは意識を切り替え、野に潜む獣のごとく身体を伏せた。

 白い靄のあるあたりまで三十メートル前後。

 頂上から兎のように駆け下りたジークは、その場所に着く。


「……やっぱり、ただの靄だな」


 何の変哲もない靄だ。だからこそ不気味とも言える。

 世界のあちこちに突如発生した白い靄。その正体は……。

 まぁ触れれば分かるだろう。

 ジークは腕に陽力を纏い、武器の切っ先を触れさせる……。

 その瞬間だった。


「ーーそれに触れてはなりません」


 声が、した。

 ずっと聞きたかった声。銀鈴の声音は愛しい恋人のものだ。

 弾かれるように振り返ったジークはそこに天使の姿を見た。


「リリアっ!!」


 白と黒、色違いの翼を持ち、白かった瞳の片方は黒く染まっている。

 外なる神に歪められているが、そこに居るのは彼の恋人で間違いない。

 だが、同じ口から紡がれる言葉は別人のように冷たかった。


「否。私はアゼルクス様の配下、四大天使が一人『永遠なる凍土(ラファエル)』」

「……」


 ジーク、といつも呼んでくれた彼女の姿はない。

 それでも、姿形は殆ど変わらない彼女の姿が、これまでと重なって。


「……リリア。目を、覚まして」

「混沌の申し子よ」


 呼びかけを無視し、ラファエル(リリア)は手を差し出す。

 淡々とした冷たい言葉は人のものとは思えない。

 まるで仕草だけをまねた機械のようだとジークは思った。


「主からのお言葉を伝えます。『我が元へ来るなら、貴様の大切な全てを返してやる』」

「……!」


 問いには答えず用件だけを告げて来る最悪な会話。

 けれどその報酬は、ジークの顔色を変えるのに充分すぎた。


「全て、を」

「『愛する者を返そう。友を返そう。貴様の母親も生き返らせてやる。

 人界で世話になったという師に会いたくはないか? これまで死んだ仲間には?』」


 絶対神の力を手にした外なる神ならこの世の理を歪める事すら可能だ。

 ジークが何よりも大切にする身近な者達。

 アンナを、テレサを、セレスを、クラリスを、エッダを。

 楽園(アアル)へ旅立った者達すら呼び戻して、一緒に暮らせばいいと。


「さぁ。私と共に来なさい」


 差し伸べられた手をじっと見つめ、ジークは瞑目する。

 ぎゅっと閉じられた瞼が震え、目を開いた時、ジークは剣を振りかぶっていた。

 ピタリ、と首筋に突きつけられた刃を見ても、ラファエル(リリア)は顔色一つ変えない。


「馬鹿に、するなよ……」


 低く、唸るような声でジークはラファエル(リリア)を睨みつける。

 腹の内から沸き起こる、叫びだしたくなるような怒りに呼応し、陽力で大地に亀裂が走った。


「……!」

「自分から奪っておいて『返してやる』だと? ふざけるなッ!

 死んだ人たちを生き返らせると聞いて僕が喜ぶとでも思ったかっ!?」


 頭の中が煮えくり返ってどうにかなってしまいそうだ。

 リリアと同じ顔で、同じ姿で、同じ声で、それなのに、全く違う声音。

 機械のように紡がれる言葉の一つ一つが、神経を逆撫でてくる。


「テレサ師匠は……僕の二人の母さんはッ、誇りをもって死んだんだッ!!

 クラリスもエッダもそうだ。僕の仲間を愚弄するなよ。外なる神アゼルクスッ!!」

「……」

「全て取り返す。僕の身体も何もかも、髪の毛一本だってくれてやらないッ!」


 まずはリリアだ。こちらから探す手間が省けたことは僥倖だろう。

 今、ここで、恋人を取り返す。それが自分のやるべきこと。


「リリアを返せ。ラファエル……! 僕の花嫁を、返せっ!!!」

「……残念です。あなたは大切な主の依り代。出来れば傷つけたくはなかったのですが」


 呟き、ラファエルの身体から冷気が迸った。

 足元が凍り付く気配。剣の先端に霜が奔り、ジークは咄嗟に飛び退いた。

 直前まで居た場所が凍り付いている。

 だが、アゼルクスの配下となったリリアの前では。


「『絶対なる凍獄アブソリュート・プリズム』」


 目の前に氷があった。

 右を見ても左を見ても氷。否、それだけではない。


(思考、が……!)


 四大天使が一人、ラファエルは冬を支配する。

 リリアが多大な陽力を用いて使っていた冬の神の権能。

 その権能武装とも言える業『世界死の棺アブソリュート・サルファガス』に似た業を行使する事も可能だ。


 野を生きる生き物が春に備えて冬眠するように、

 ジークの思考はゆっくりと眠りに向かう。


「眠りについたあなたを主の元へ連れていくとしましょう」


 だが、


「馬鹿に、するなと言った」


 ーー……パリンッ!!


 冬の絶対権能に皹が入る。

 皹はまたたく間に広がり、氷の牢獄を破壊したジークは拳を握りしめた。


「リリアの氷はもっと硬かった」

「馬鹿な」


 ラファエルは目を見開いた。

 手加減したとはいえ四大天使の力を使った権能の行使だ。

 以前ならまだしも、天威の加護を失った今のジークに防げる攻撃ではなかった。


(ましてや、陽力の運用だけで私の氷を破るなど……!)


 紅色の眼光が、ギラリと輝く。


「リリアを、返せぇえええええええええええええええ!!」

「く……! こうなれば……!」


 転瞬、世界が凍り付いた。

 ひらりと舞い散る木の葉も、飛び散る砂粒も、暴力的な音でさえ。

 四大天使『絶対なる凍土(ラファエル)』の前では、全てが凍り付く!


「腕の一本や二本は許可されております」


 凍りつくような双眸がジークを睨みつける。


「動けなくなったあなたを連れて帰ります。それで任務完了です」

「やれるものなら、やってみろッ!!」


 麒雷獣の角を握りしめ、ジークは足を踏み出そうとして、


 ーー……ひゅんッ!!


 雨のように降り注いだ矢が、ラファエル(リリア)の身体を串刺しにした。


「リリア!?」


 行動不能にして身体を取り返すつもりだったジークは悲鳴をあげる。

 もし死んでしまった場合はリリアを取り戻せないかもしれない。

 サ、と顔から血の気が引いたジークだが、


「……乱暴ですね。女神」


 そんな不安は、ジークの背後に現れたラファエル(リリア)の姿で解消された。

 ほっと息をついたジークはラファエルの視線の先を見る。

 空に人が浮いていた。


「あれは……」


 美貌の女だ、絹糸のようなプラチナブロンドの髪が、白いワンピースドレスと共に揺れ、黄金色の瞳が世界を見下ろしている。美しい女神の姿にジークは見覚えがあった。


「月の女神……エリージアッ!」

「お姉さま……だけじゃない」


 瞬間、ラファエルの身体が粉々に砕け散る。

 再び焦ったジークだが、ラファエルはやはり、別の場所に姿を現した。

 聞き覚えのある声は背後からだ。振り向き、ジークは目を見開いた。


「アウロラ様……」

「ジーク。元気そうで何より」


 にこり、と笑い、アウロラが隣に立つ。

 女神に挟まれたラファエル(リリア)は顔を歪め、


「……さすがに分が悪いようです。一旦引きます」

「待てッ!!」

「また会いましょう。混沌の申し子よ」


 そう言って、ラファエル(リリア)は姿を消した。

 雪の結晶となって消えた彼女の身体は手を伸ばしても掴めない。

 手のひらに乗った雪の結晶を、ジークは思いっきり握りしめた。


「リリア……ッ」

「運命の子……無事でよかった」


 すた、と空から降りてきた月の女神。

 かつて敵対していた女からかけられた声に、ジークの心は複雑だ。


「……あなたは、僕を殺そうとしていたんじゃないんですか」

「もう……そんな場合じゃ、ない……混沌の時代は……始まってしまった……」

「混沌の時代……」


 人界、冥界、天界、三つの世界が一つになった世界は確かに混沌そのものだ。

 正直に言って、未踏破領域の数倍恐ろしい。

 しかしそれよりも気になったのは、エリージアのあまりの落ち着きようである。

 まるでこうなることを知っていたかのようだ。ジークがそのことを聞くと、


「大神たちは……記憶を封じられていても、私たちは、あの神のことを記憶していた。

 アウロラの権能は、どんな力をも停止する……レフィーネが記憶を改竄する前に……権能を使ってくれた」

「そう。私はいい子」


 アウロラは無表情ながらも、どこか得意げだ。

 どや、と言いたげな姿が少しだけ可愛いが、それよりも。


「外なる神の事を覚えていた……それでも。こうなる事は予想できませんよね?

 思い返せば、あなたは僕を執拗に危険視していたし……どういうことですか」

「だから……それも一緒。予言神メルヴィオの……遺言。

 あなたが、破滅をもたらす可能性があった……だから、殺すべきだと思っていた」


 だが、もはや三界は一つとなり、予言神の予言は実現してしまった。

 こうなってしまった以上、今、アゼルクスに対抗する戦力を喪うのは惜しいとエリージアは語る。


「だから、運命の子……あなたを、迎えに来た」

「迎えに?」

「大神たちは……アステシアは、生きている。助けに……行くべき」

「!」


 ジークは目を見開いた。

 いや、生きていることは分かっていた。

 アゼルクスがアステシアに手をかける際、封印がどうだのと言っていたからだ。

 それよりも驚くべきは、エリージアたちが彼女の居場所を把握していることだった。


 姉の言葉を引き継ぎ、アウロラは続ける。


「今、彼らは大陸の各地に散らばっている。彼らを助けるにはじいじの力が必要。何よりもアゼルクスに対抗出来るのはあなたと冥王しか居ない。あなたには何としても、一緒に来てもらう」

「……アスティを助けに行くことは大賛成です。でも……」


 ゼレオティールの加護が使えない事をジークは話した。

 戦力的に致命的な問題だと思うのだが、月の女神はゆっくりと首を横に振り、


「問題、ない。じいじの加護は、眠っているだけ……大神たちの加護を集めれば、おのずと天威の加護も目覚めるはず……大神たちを助ける分には問題ない…………たぶん」

「たぶんって言いました!?」

「……沈黙を要求」

「そんなの要求されましてもっ」


 エリージアやアウロラにもよく分かっていないようだが、ゼレオティールは神核ごと取り込まれただけで、完全に死んではいないと語る。そうでなければ、今頃世界は滅んでいるのだとか。


「最も……それも時間の問題。あなたの背後にあるソレ……」


 エリージアはジークの背後にある白い靄に指を向けた。


「それは、靄じゃない。いわば世界の原点……白紙化された世界・・・・・・・・

 それに触れるとあなたまで白紙化してしまう……絶対に触らないで」

「白紙化……」

「存在ごと情報の渦に消えてしまう……と言えば分かりやすい?」

「どっちも分かりにくいです」


 とはいえ、絶対に触ってはいけない事が分かっただけマシだ。

 そういえばラファエル(リリア)も、ジークがこれに触れようとした瞬間に現れていた。


(触ってはいけません。って言ってたっけ……)


 戦いの最中に誤って触れないように気を付けよう、とジークは心に留めた。

 正直に言ってエリージアの事はまだ信用できないが、アウロラが居るなら問題あるまい。彼女はリリアの主だ。天界にいる間は、アステシアやティアの次に世話になった。


「……時間がない。人も、待たせてる。ジーク……どうする?」

「行きます」


 一人でアステシアを探すのは大変だし、早いところ仲間の安否も知りたい。

 リリアを取り戻すためにも、戦力は多い方がいいに決まっている。


「これに乗って」


 アウロラは薄い雪の結晶を宙に浮かべ、ジークに乗るように促す。

 いつ壊れるかもしれない足場に乗るのは躊躇われたが、ひんやりとして気持ちがいい。

 浮遊感と共に、ジークは空に浮かび上がった。

 久しぶりに思える空を飛ぶ感覚に慣れてから、ジークはアウロラに水を向ける。


「あの、アウロラ様。リリアの事なんですけど……」

「ん」

「あんなことになって、その、僕、何て言ったらいいか」


 アウロラにとってもリリアは大事な熾天使だったはずだ。天界で仲良さそうに話していたのが印象に残っている。


 だからこそジークは同じ悲しみを共有したかった。

 一緒に彼女を取り戻しましょうと言いたかった。


 ーーけれど。


「リリアの事なら……問題ない。あの子が乗っ取られるのは予定通り」


 告げられた言葉に一瞬の理解を要した。


「……………………………………は?」


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― 新着の感想 ―
[一言] アウロラ様の喋り方可愛いですね。こういう無口系キャラ大好きです! そして衝撃の事実がっ!予定通りって。あれか?アゼルクス倒すためにリリアを乗っ取らせる必要あったとか?いや、それしか考えられ…
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