③旅28日目、31日目、37日目
その後、旅はいろいろあってそれでも
なんとかかんとか旅28日目です。
12月7日となります。
日本海側を南下しながら福井から
岐阜に向かっています。
相変わらずの峠超えです。
せっかくなので、旅の最中に立ちはだかる
峠の難易度を勝手に付けていくことにしました。
岐阜に向かって登っているこの峠は
峠レベル5です。
まだ全然大丈夫なレベル。
この先も峠超えはいくつも出現しますので、
峠レベルもどこまでいくのかこれから楽しみです。
そして、この峠を自転車を押して登っていると
自転車で日本一周をしている旅人と出会いました。
この旅で2人目の自分と同じ旅人です。
旅人名は「カガミさん」です。
山梨からの男性です。
なんともうすぐ日本一周達成するとのこと。
4月からスタートして走行距離は11000キロ以上。
パンクやタイヤ交換など
何度も繰り返したとのこと。
すごいですな。
ちなみに自転車はグレートジャーニーでした。
このグレートジャーニーという自転車は
日本一周などの長期間の旅に
選ばれる自転車なんです。
自分もこのグレートジャーニーは
調べていたのですが、金額的なことも含めて
断念しました。
そして、イオンのクロスバイクにしたのです。
自分はこれで良いのです。
充分です。
困りませんから。
その後も旅のことをお互いに報告して
「カガミさん」と別れます。
熱いエール交換とがっちり握手。
旅人はみんな良い人です。
みんな頑張ってます。
旅人と別れ再出発。
関ヶ原を通過して岐阜に無事に到着。
これが日本一周目前の旅人に
たくさんの元気をもらった
旅28日目の話です。
旅31日目、京都。
いよいよ京都です。
楽しみにしていた街でもあります。
なので、ちょっとだけゆっくりと
定番の名所を観光してみることにしました。
清水寺
三十三間堂
八坂神社
伏見稲荷大社
龍馬の墓
中岡慎太郎の墓
龍馬暗殺の場「近江屋の跡地」
これらを自転車を押して歩きながら観光です。
男前な人力車のお兄さん達は、
さすがに自転車旅人には声は掛けてきません。
お兄さん達、自分が旅を終えて
もう一度ゆっくり京都に来た時に
よろしくお願いいたします。
たくさん観光している最中、いろいろなお店で
八ツ橋の試食がありまして、遠慮しながらも
ありがたくいただきました。
とても美味しい八ツ橋でした。
ごちそうさまでした。
清水寺を訪れた時、毎年好例になっている
今年の漢字の発表をやっている最中でした。
自分はなかなかすごいタイミングで
清水寺に来たみたいです。
自分は立ち止まることなく
清水寺を堪能していたので、
何の漢字が選ばれたかは定かではありません。
ひたすら観光しました。
とにかく、さすがに京都です。
観光客、修学旅行生がたくさんいます。
その中に自転車旅人が混ざる景色。
京都は、こんな自転車旅人にも優しい街でした。
ちょっとだけゆっくりしようと言いましたが、
旅人のちょっとだけは1日半。
それでも京都満喫と言い切れます。
純粋に京都はすごいなと思えました。
古都としての素晴らしい街並み、
当然それらもすごいのですが、
自分は京都の人々がすごいなと感じました。
おもてなしの心とは?
それは京都に行けばわかるんじゃないでしょうか。
こんな旅人を素晴らしい日本の心で迎えてくれた
京都の旅31日目の話です。
旅37日目、鳥取。
ここまで順調なのかそうでないのか
よくわかりませんが、身体はまだまだ健康です。
なので、順調なんだと思います。
鳥取に到着したら向かうのは当然、鳥取砂丘です。
旅人には砂丘が似合うはず。
冬の鳥取砂丘。
雪の鳥取砂丘。
砂丘が雪で白くなっています。
風も強くほとんど人がいない砂丘を独占です。
砂丘の頂上まで登ると日本海が見えるんです。
旅人にはたまらないロケーション。
砂丘、強風、雪、日本海。
完璧です。
自分はひとりでここまで来たんだと思うと
感慨無量です。
旅人にはやっぱり鳥取砂丘です。
もう少し鳥取砂丘で雰囲気を
味わいたかったのですが、
キリがないので後にして自転車を走らせます。
ここまで総走行距離3000キロ到達。
まだまだです。
旅はこれからです。
話すのをすっかり忘れていましたが、
自分の自転車には速度や走行距離等を
計測してくれるスピードタイマーを
取り付けています。
せっかくの日本一周ですから、
記憶も記録も大事かなと。
もちろん、これもイオンで購入したものです。
皆さんも是非ママチャリにスピードタイマーを
取り付けてみてはいかがでしょうか。
そんな感じで鳥取を走りましてわかったことは、
鳥取のソウルフードはカレーなんだそうです。
カレー丼を晩御飯に食べたのですが、
これがまた本当に美味しかったです。
鳥取砂丘、カレー丼、名探偵コナン。
これが鳥取です。
そしてこれが旅37日目の話です。