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統合失調症の体験日記  作者: 矢上佑子
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病気になってからの私

病院の中は守られた空間だった。

鍵で管理され、パスカードのようなもので職員全員鍵を持っていた。

私はひとりしか持っていないと思っていたけれど。


この病気になって思ったことは

健康がいかに幸せなことであるかということ。


病院の中は怖くはなかった。

偏見も根強いので明かすほうが怖い。


そんな私は今は家で療養している。


Fさんという人に入院中恋をしたけれど

会ったりもしたけれど


もう会わないほうがいいと思った


なぜなら会えばさらに会いたくなるから。


看護師さんにもよくないといわれ

親からもよくないといわれ


手紙ならいいといわれたけれど

その手紙の返事すらこない


そんな人に恋をしている私は


時間がもったいないような気がする


また手紙を書いたけれど

もう送ることはやめにする


書いた後すっきりして

本人に渡したくなったけれど


返事がこない


そんな人。


すぐさっきまでの記憶すら消える


そんな人。


まだ続きますがそのうち終わります。多分。

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