ロリコンではない!
「あれ、おーい生きてますかー?」
助けた少女がいきなり倒れて困惑する奏斗
取り敢えず近くに落ちている木の枝でつついてみる
「.......動かない。死んだかな?」
アホなことを言っても反応しない少女
取り敢えず仰向けにして空気を確保しよう
体を転がし少し雑に仰向けにする
「っ!」
顔を除き見たらそこにはとても美しい神秘的な少女がいた
美しいブロンドヘアーに雪のようにシミのない真っ白な肌
小さく華奢な体は、触れてしまえば壊れそうだ
そう、紛うことなき美少女だ
「こんな子に手出したら犯罪だよな..........かと言って放置するにも気が引ける」
うーんと唸っている内に奥からモンスターの気配がする
「ここで悩んでいてもモンスターに襲われるだけだしな、取り敢えず王都まで運んでいくか」
小さな体をそっと起こしておんぶをするが、少女特有の柔らかさといい匂いに不覚にもドキッとする
「意識しちゃだめだ、俺は断じてロリコンではない!」
背中から伝わってくる心音にちゃんと生きてるんだと安心しつつドキドキしている奏斗
「よしなるべく早くに王都に向かおう。こんな状態でモンスターに襲われたら危険だしな」
空間の加速を掛け直し王都に向かって揺れないように走る
途中で何度かモンスターに遭遇したが、全力で逃げ切った
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あれから王都に着いたもの、検問にとても怪しまれたが妹と嘘をついて何とか入れてもらえた
少女をおんぶしながら歩いていれば周囲の人にかなり注目を集めてしまい冷や汗をかく
俺は人助けをしてるだけで決してやましいことはしてない。だからお巡りさんに通報しないで!!
心の中で必死に弁明する
周りから「ちょっとあれやばくない?」「騎士団に連絡した方がいいな」「犯罪だ」等声が聞こえ本格的に不味くなってくる
やばいやばいやばい!早く宿屋に帰りたい!!
街の中だが、駆け足で宿屋に向かう
そして何とか宿屋に付いたのだが、おじさんにとてもニヤニヤした目付きで見られた
「今から楽しむのか?程々にしとけよ」
どうやら色々勘違いをしてるらしいが早々と自分の部屋に行き扉を閉める
「はあぁぁ、何とか着いたな」
よっこらせっとと優しく少女をベットの上に寝かせる
「焦って部屋に連れてきちゃったけどこれからどうしよう」
交番がこの世界にあるとは思えなし、多分親だって心配しているだろうしな
うーんと悩み続けて出た答えは
「.......起きたら帰ってもらおう」
なんであんな森に1人で居たのとか色々聞きたいことがあるのだが面倒臭いので起きたら適当に帰ってもらおう
そう結論づけて取り敢えずモンスターとの戦闘で汗をかいたのでお風呂に入る
なるべく早めに起きて出ていって欲しいな、割とマジで
そんなことを思いながら浴室に向かう




