異世界
目が覚めると、そこは広大な草原が広がっている。
「あれ、俺トラックに引き潰されたんじゃなかったっけ?」
あの時俺は確かに轢き殺された。
轢き殺されたはずの俺がなぜこんな知らない所にたっているのだろうか?
「うーん 夢じゃないよなー 、この肌に感じる風とか本物っぽいし」
改めて周りを見回す。
緑溢れる自然が360℃全体に広がっている。
そらを見上げれば見たことの無い鳥が飛んでいて、爛々と太陽が輝いている。
「くっ、ヒキニートに太陽は天敵だぜ!」
そんなアホなことを言う奏斗。
「これはあれだな、、、実は死んでいなくて誰かに拉致られたか、異世界に転移したかどっちかだろうな」
可能性としては拉致られた方が確率は高いが、日本にこんな場所があるとはおもえない。
「うーん じゃ異世界転移なのかなー、、、ステータス!!」
異世界転移ならやっぱこの言葉だろう。
まあ、そんな冗談は置いといて。
「え」
突如目の前に透明な画面みたいなのが浮かび上がる。
「.......まじか、俺異世界に転生したんだ、、、」
これで確信した、俺は異世界転移したんだって。
男なら1度は夢見る異世界転移。
それが自分に起きたことに興奮する奏斗。
「よっしゃー!!俺の人生はまだ終わってない、この異世界?で俺は幸せになるぞ!!」
大声叫び幸せになる宣言をする奏斗。
「とりあえずステータス見てみようかな」
大声を出したおかげで少し落ち着いた。
ステータス
黒鐘 奏斗(16歳)
HP 100
MP 5000
魔法
雷魔法 Lv1
氷魔法 Lv1
創造魔法 Lv1
古代魔法 Lv1
スキル
剣術 Lv1
抜刀術 Lv1
逃走 Lv1
気配遮断 Lv1
気配察知 Lv1
料理 Lv1
ユニーク
経験値上昇特大
アイテムボックス
臨刻眼
ネットショッピング
称号
ヒキニート
異世界者
「うあー、チートっぽいもの幾つかある」
そう呟いてまず創造魔法をタッチしてみる。
「おっ、タッチしてみると説明文がでてくるのか」
創造魔法~無から有を生み出す魔法
想像したものを形として具現化できる
Lvが高くなるほど創造できる幅か広がる
「おっふ、これはすごいな」
まず無から有を生み出す時点で反則だよね。
この魔法を極めれば「トレー◯オン!」なんてことも出来るだろう。
次に古代魔法を見てみる
古代魔法~今は失われた古代の魔法
大量のMPを消費する代わりに絶大な魔法を放つことができる
Lvを上げてけば星を破壊することも出来る。
「うん これもやばいね、てか星破壊しないからね?」
そんな破壊神みたいなことを呟く奏斗。
臨刻眼~空間と刻を支配する目
世界に一つしかないと言われている幻の神眼
器が昇華する度に能力解放
Ⅰ 空間の加速
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
Ⅶ
Ⅷ
ⅠX
X
XⅠ
XⅠⅠ
空間の加速~自分から半径1キロの空間を任意で加速させることが出来る
「やっばー、この眼やっばー」
もはや、やばいしか言えない奏斗。
「幻の神眼で空間と刻を支配する目とかチート過ぎ、しかもまだ11つも能力あるっぽいしこれやばいな」
もはや敵無しと言っては過言ではないのではないだろうか?
「そして、、、ネットショッピング!」
ネットショッピングをタッチするとカっと眩い光が放たれる。
「な、なんだ!?」
光はどんどん大きさを増しやがて霧散する。
そこには、白色の四角い長方形っぽいのがあった。
「.......iPhoneじゃん」
そう、どこからどう見てもiPhone。
ネットショッピング~地球のネットでショッピングをする
この世界のお金と交換することが出来る
携帯されたiPhoneは破壊不能、汚れ防止
「まんま、ネットショッピングだな」
何のひねりもない本当にただのネットショッピング。
しかし異世界で地球の物が買えることはかなり嬉しいことだ。
例えばこの世界にシャンプー等はあるのだろうか?
なかったら絶望的だ。
だが、このネットショッピングがあれば問題は全て解決だ!。
ありがとうネットショッピング、これからもよろしくお願いします!!
「そしてこの称号、異世界者は分かるがヒキニートってなんだ!?」
ヒキニート〜引きこもりとニートを極めしもの
あらゆる手段を投じても絶対に出てこない引きこもり件ニート
もはや誰も辞めさせることは出来ない
引きこもり、ニート両方から好感を得られやすい
「ふっっざけんな!そこまでヒキニートちゃうわ!!」
思わず関西弁になる奏斗
ぎゃーぎゃー1人で騒いでいると後ろから複数の気配を感じる。
「.......あれはなんだ」
目を凝らしてみると、段々とそれが近づいてくるのが分かる。
近づく度に見えてくるシルエット。
大きな体に血走った目、獰猛な牙はまるで自分を噛みちぎるかの如くこちらに向けてくる。
4本の足は人間の腕よりも太くとても丈夫そうだ。
ここまで言えばわかるだろ?
ーーーーオオカミさんが複数こちらに走ってきてる。
「....よし、全力で逃げるか」
異世界生活最初にしたことはオオカミさんと全力の駆けっこだった。




