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夕暮れを見つめて

あの花を送った日から、時が過ぎた。

あの日から、雨は降ってない。空はずっと晴れ渡っていた。私の心とは裏腹に

私は学校を卒業して、就職をした。明日からは社会人になる。一緒に居られる時間は一緒にって約束したのになんでなんだろう。


キミはやっぱり、進路を教えてくれなかった。卒業式の日、私はキミと屋上で話していた。

風邪が少し強かったけど、この学校に行くのも最後だし、屋上から景色を眺めたいと思った。

だからキミに屋上で待ってるね、そうメールを送ったんだ。しかし返信は来なかった。1人でただ夕暮れの空を見つめるだけ、何度か電話してみたけども、通じなくて、どうすればいいのかわからない。

せっかくの卒業式なのに、朝は満開だったのに、日が暮れるころには散っていた。


何があったんだろう、私には分からない、これからも続いてくはずの道が途切れてしまった。

この世界にあたりまえなんてなかったんだ、今日も一緒に帰れる、そう思ってたんだ。


その次の日から私は、キミと行った場所を探し続けた。毎日、毎日、思い出を頼りに歩き続けた。

1人で歩くのが徐々に辛くなってくる。時間ばかりがただただ過ぎてゆく。

また会えるはず、いなくなったキミにを探してれば見つかるはず、そう思った。

1人で歩いてても、、楽しいことなんてない。キミが隣にいたから私は歩けたんだ。


せめて最後になるなら、さよならぐらい言わせてほしかった。私は認めないと思うけど、ボロボロに泣き崩すと思うけど、今の私には手がかりが思い出しかない。


だから待つんだ、きっとこの場所ならまた会いに来てくれるはず。

私達の1番の思い出の場所ってここしかないもんね、そう今は隣にいないキミに語りかけた。

きっとまた来てくれる、待たせたねとか言いながら来てくれる。だったら私は笑顔で待ってないとね。


沈みゆく夕日を見ながら、ここでまた、手を繋ごう

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