第百四十話 エロステータスオープンを習得したよ
「私がね♪」
「「「お前がかよ!!」」」
ステータスオープン、それは異世界モノの定番とも言える能力の一つである。
自身や他者の力量を分かりやすく数値化したりスキルの持つメリット・デメリットを明確に文書化するという使い方次第では正しくチート能力である。
エロステータスとは・・・主にファンタジー系エロ作品に登場する女の子のエロいあれやこれやをRPGのステータス画面みたいに表記したモノである。
「普通その手の能力って異世界から転移してきた俺が習得するのが定番じゃないか?」
「そんな事言われても身に付いちゃったモノは仕方無いじゃないですか~それ!通りすがりのシスターにエロステータスオープン!!」
★モブシスターさん(仮名)
種族:エルフ
称号:性色者 生殖者 桃色シスター 聖娼
口 :おしゃぶりエース
胸 :慈愛のミルクタンク
お尻:ちょっと苦手
??:導きの柔肉
【スキル】
・ホーリーリック
舌に光魔法を纏わせ舐める事で疲れ知らずになる。
【好みのプレイ】
・説法交合
柔らかな声音で生命の神秘を語りながら愛を交わす、互いに特殊な瞑想状態入りながら次代の命を作る神聖な行為、精神力を特大回復させる。
・魔性化率26%
「おお、ちょっと抽象的で意味わからん部分も有るけど一応エロステータスだ」
「流れる様にプライバシーの侵害をしないでください!」
「次はあっちのスライムハーフの娘ね」
★スラ子さん(仮名)
種族:スライムマスター(元人間)
称号:プルルンボディー 溢れる厨二心
口 :変幻自在の口内
胸 :スライムおっぱい
お尻:トロトロスライム粘液
??:蠢動孔
【スキル】
・スライムマスター
スライムハーフから進化した彼女は体色や髪型髪色といった外見の変化や臓器の移動・変形まで可能としている。完全なスライム娘程では無いが人間ではあり得ないプレイが可能。
【好みのプレイ】
・スライム寄生悪堕ちゴッコ
スライムで悪っぽい蛍光紫のパーツを作ってスライムに身体を乗っ取られたという設定のイメージプレイ。
・断面図
下腹部を透明にして色々状態を確認するプレイ。
・魔性化率76%
「私の親衛隊長シンクさんもえい!」
★シンク・アカギ
種族:豹獣人
称号:パワフルボディー 実は甘えん坊 可愛い物好き
口 :ネットリおしゃぶり
胸 :美しき胸筋
お尻:こっちもイケる口
??:ハードプレイ歓迎
【スキル】
・鍛え抜かれた肉体美
ハードなプレイに対する耐性や得られる快感がかなり高い。
・瞬間発情
やりたいと思った瞬間に身体の準備が整う長年の鍛練によって獲得した高度な自己催眠の応用。
【好みのプレイ】
・初手フルスロットル
余計な事は考えず互いに遠慮無くガンガン貪るプレイ。ストレス解消にはコレが一番。
・ラブラブオーラ
初々しい恋人同士みたいな愛を囁き合う甘いプレイ。無意識ではこっちのシチュエーションの方が好みなのかも知れない。
・魔性化率45%
「おわぁぁぁ!!皆さん見ないで下さい!!」
「さっきから出てる謎の魔性化率とかいう数値は何なんだ?」
「ヒトの器を超えている数値じゃな」
「前に言っていた俺達がタヌキ姉さんと同じ道を歩む方法か」
「そうじゃな、不老不死の昔話が何故悲しい結末で終わるのか、結局は孤独が原因だからじゃ、ならば孤独を感じない程の仲間が居れば」
「真に幸福な永遠が得られるかも知れないという事か」
「そうじゃ、それに予想が正しければ妾達は何としても全員が100%に到達しなければならない。クラリースよそこのタルトにステータスオープンを」
「言われなくても」
★アスタルト・アカギ
種族:ゴブリン・プリンセス
称号:ミニマムボディー 溢れる犯罪臭 ファーストモンスター 姫級
口 :慣れたモノよ
胸 :最近ちょっと大きくなったんだからね
お尻:そ・・・それなりに経験してるわ
??:私が一方的に搾り取るんだから
【スキル】
・ベテラン先輩ぶる
竜二に生み出された最初の魔物娘という矜持か、自分の限界を無視してハードな動きをしたがるが体力が追い付かず体力半分消費した時点で特殊なスタンである“朦朧”状態に陥る。
・魔性覚醒
“朦朧”状態時に発動。えげつない搾り取りテクニックを無意識に発揮して搾り取る度に体力と魔力が回復する。覚醒時の事はボンヤリ何となく凄く恥ずかしいプレイをしたんだという記憶だけが残る。
【好みのプレイ】
・恋人繋ぎ
ごくごく一般的な愛する男女のプレイ、変に凝ったプレイに走らない方が一番楽しい。
・魔性化率100%
「あっ!魔性化率が100%になってる」
「やはりな、純粋な魔物である彼女達魔物娘は最初から100%か、きっと寿命も魔物相応になってるじゃろう。とりあえず全員が100%になってヒトの寿命を脱するのが当面の目標じゃな」
「あ、そ~れ」
「妾が真面目に話しておる時に貴様は何をやっておるか!!」
★モブママさん(仮名)
種族:鶏鳥人
称号:あらあらウフフ 糸目母キャラ
口 :えげつないバキューム
胸 :重力に負けるがその分巨大
お尻:でけぇ
??:強引がお好き
【スキル】
・母娘丼可
娘と同時プレイで興奮度上昇。
・ママ友会議
年頃の娘を持つママ達のHな会合の参加資格、習得経験値上昇。
【好みのプレイ】
・私はどうなっても良いから娘だけは堪忍して下さいゴッコ
読んで字の如く。
・こんなおばさんが相手で良いの?ゴッコ
読んで字の如く。
・魔性化率43%
「娘さんもそ~れ」
★モブ娘さん(仮名)
種族:ドワーフ系エルフ
称号:合法炉利 ざ~こざ~こ♥️
口 :ナマイキボイス
胸 :ナマイキポッチ
お尻:ごめんなひゃい弱いのぉ
??:わらひがざこでひたぁ~
【スキル】
・ナマイキスマイル
完全に誘ってる笑顔。
・ビンカンボディー
攻められると弱い。
・母娘丼一応可
えっ?ママ何してるの?そのプレイは素で引くわ~。
・仲良しグループ
気の合う友達数人で集まり(竜二で)派手に遊ぶ、魔力吸収率に上方補正。
【好みのプレイ】
・誘い受け
わざと挑発して激しいプレイを誘発する。一方的に蹂躙されるのが好き。アへ顔ダブルピースとか悦んでしちゃう。
・拘束プレイ
挑発とか無しで真剣に拘束について研究している。こちらのプレイだと何やら吟味している為か口数が減って喘ぎ声と熱い吐息が多くなる。
・魔性化率36%
「ギャァァァ!!」
「ナズェミデルンディス!?」
「いかんな、被害が拡大しておるのぉ」
クラリースのプライバシーもクソも無い横暴に女の子達から逆にクラリースのステータスも見せろといった罵声も出始める。
「いや、クラリースにそれは悪手だろ」
「見たいなら見せてあげるわ。見て見て♥️」
★クラリース・アカギ・ダンドレジー
種族:魔王
称号:メガネっ娘 赤龍の巫女 ドスケベ大魔王
口 :開発済み
胸 :開発済み
お尻:開発済み
??:開発済み
【スキル】
・魔王のサバト
“ナイアールの花嫁”をヤる気勢にする。
・翠玉の魔眼
“ナイアール”及び“ナイアールの花嫁”を状態異常“性欲異常増大”状態にする能力。
・シンクロテクニカ
エロテクニックが必ず竜二と同レベルになり、竜二との情事は体力・精神力の消費量が通常の百分の一になる。
【好みのプレイ】
・陰陽無視の異質房中術
本来、男女でなければほぼ効果の無い房中術を女性同士でも莫大な魔力を発生させる事が出来る。
・黙示録の獣
悪龍に騎乗する淫猥なる魔王。放っておくと何日でもベッドに籠るぞ、例え子供の教育方針で大喧嘩してても合体そのものは決して止めないぞ、むしろより激しくなるぞ。
・魔王の指揮権
夫に複数の女性をあてがい色々ドロドロしてきたタイミングで自分が喰らうのが一番好きというどうしようもなく変態的な嗜好。
・魔性化率200%
「おい!色々言いたい事は有るが200%って何だよ。魔に寄っていく数値なんだから100%が最高値だろ」
「こればっかりは本人の才覚じゃな。恐らく次のステップに進んでしまったのじゃろうて」
「そして案の定見せたがりのクラリースには開示請求の効果は無しか」
「うむ、更に被害が拡大中か」
★ゴーゴンちゃんA(ラミアから進化)
種族:ラミア
称号:子種飲み 進化体 スネークダンサー
口 :長舌チロチロ
胸 :有る方
お尻:プリン
??:脚が蛇だから体位が独特
【スキル】
・スネークダンス
くねくねと色っぽい腰使い、一部の都市伝説系魔物娘は更に魅了効果の強いスキルを所持しているとの噂が有る。
・石化の魔眼
ゴーゴンとかメドゥーサと言えばコレ、夫の身体の一部がまるで石の様にギンギンのガチガチになる。他の女の子の身体の一部もカチカチになる。
・偽竜の相性
異星人かつ龍に覚醒を果たした竜二との妊娠確率は非常に低いが、竜に近い魔物娘は若干妊娠確率が上がる。
【好みのプレイ】
・蛇淫
夫の身体を長い尾でシュルシュルと巻きつけるのが好き。
・魔性化率100%
★ゴブリン・スチューデントA(仮名)
種族:ゴブリン(ゴブリン・メイドから転職)
称号:○学生のコスプレ 甘えん坊 合法
口 :チュッチュ
胸 :無いものは無い!
お尻:卵肌
??:クセになっちゃった
【スキル】
・即時適応
覚えたH知識と技術は即座に反映され、自分なりの応用もこなす能力。
・魔性反応
状態異常“朦朧”状態に陥る確率が高く、朦朧状態だと色っぽさがアップ。
【好みのプレイ】
・学生服プレイ
折角なのでご主人様の母校の制服を用意しました。
・魔性化率100%
「いかんな、親しき仲にも礼儀有り。いかに性愛魔術で結ばれた当家とは言え恥部を晒すのは寝所の中だけにしてもらいたいのぉ」
守鶴前はチョイチョイとクラリースを手招きする。
「クラリースよ、妾を見よ!!」
「待ってました、悦んで!エロステータスオープン!!」
しかし、彼女の脳内には理解不能な表情が広がった。
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「あ・・・え?」
表示される意味不明な文字列だが、単なる文字では無い、見てると酷く不吉な気分にさせられるモノだった。
「う・・・おぇ」
「うっかり見てしまった者は無理せずトイレで吐いて来い、あと妊婦や子供は近付けるなよ、どんな影響が出るか妾にもわからぬ」
ただ見ただけの者はそれだけで済むのだろう、だがクラリースはより深い情報の本質を覗いてしまったのだ。
クラリースは不定の狂気に陥った。
「あ・・・うう」
崩折れるクラリースを竜二が抱き止める。
「やはりこうなったか、こうなれば一月は起きないじゃろう」
「御前様、あのステータス表は一体?それにクラリースさんはどうして倒れてしまったのですか?」
「うむ、クラリースは妾の背負った業を見てしまったのじゃ」
守鶴前の本来の目的、単なる獣が人に成る事は結論から言えば不可能だった。
獣が人に成れるだけの妖力を得た時点でソレは既に人でも獣でも無い化物に成っていたのだ。
寿命は獣も人も越え、その分殺した数も多くなる。
時には身を守る為、時には友を守る為、時には夫の国を守る為に、善良な者を無為に殺した事は無いが、それでも千年分の業は溜まっていくモノである。
ソレがステータスにまで現れてしまったのだ。
「これでクラリースも少しは大人しくなるじゃろう」
~次の日~
「おはようございます。クラリース完全復活にございます」
「「「はえーよ!!」」」
「御前様、一月は起きないのでは?」
「妾にだって分からん事も有る」
「簡単な話です。既に御前様の業は私達全員のモノです。この程度、一晩で呑めなくて第二夫人は務まりません」
この時、守鶴前は酷く間の抜けた顔をしていた事だろう。
「は・・・はは、妾千年の業がこの程度か。いや、実際に飲み込んで見せたのじゃ、実際にその程度の話だったのじゃろう。全く、愉快な奴じゃよお主は」
問題は山積み、だけどこの家はじっくりゆっくり取り組んで解決していくのだろう。




