第四話:意外な事実!!
ダメな作者ですが、これからもよろしくお願いします。次の話と同時くらいにプロフィール的な物を別小説として更新しようと思います。ネタバレとかあると思うのでその辺はご勘弁を。
ビョイーン!ビョイーン!ドン!ガラ!ガッシャン! あうち。鞭打ちになりそうです。
よし、見事不時着成功!闇夜に包まれ月がヒョッコリ顔を出しているなか、僕の後ろでは木々が薙ぎ倒され、鳥は飛び立ち、隕石が落ちたようなクレータが見事に出来上がっています。まさにプチ地獄絵図ですね。
ご心配なく僕はゲルボールに見事保護されており無傷です。ヤッホーイ!僕生きてるよ地上千メートルくらいから落ちたのに生きてるよ!生命の神秘に感謝しなきゃ!神様ありがとう!
何があったかというと、僕は昨日ゲルボールに保護されながら見事にハンマー投げ風に飛ばされました。そして、メタボな熊さんロボットは見事に世界新記録をだしました。
えぇそれは見事な投げっぷりでしたよ。なにせ、飛行時間が約10時間で時速速度は平均200キロだしていたのですから。
でも、実は以外にゲルボールでの飛行は楽でした。
ただし、ある出来事を除いてですけどね。
少しゲルボールについて説明したいと思います。
内にあるものは、小型モニター、轟カンパニー製の衛星型携帯電話(全世界で圏外無し、しかもスーコンピュータ並の処理能力で電池は新素材『太陽の欠片』という無尽蔵にエネルギーを供給できる。)、ゲル(保温性、衝撃吸収力、食べられる、増殖する)、完全にラッピングされたスーツセットの四点てした。内装はまぁ機械ですって感じをもろに感じる使用でした。
さて、実はですねここまで僕は現実逃避をしていたんです。長い説明でしたねそれでは、魂を口から出しながら飛行中に何があったかお教えしましょう。
〜投げられた約一時間後〜 ブィン。
突然モニターに電源が入り僕の天敵である従姉の絵美子さんが映りました。そしてどえらい事を話しだしました。
「おはようございますですわ、隼人。」
「おはようございます。絵美子ネェ。いきなり熊型ロボに飛ばされたんですがどうしたらいいんですか?これでは玉三郎伯父さんに会うことができないじゃないですか!!」
「ご心配なくてよ。あの手紙は私が父に無理矢理書かせたようなものですから♪だから、この文面どうりに契約がすすむ予定ですの。では、今からメールでそちらに送りますわ。
あっ!それと、その携帯電話は隼人から出ている波長で認識されるようにしてますの。セキュリティーはバッチリ安心しなさい。あと一億円するから落とさないようにするのですわ。」
何ですかその文面とかいう奴は!!僕は一切サインなどしてないはずですがおかしいですね…
しかも一億の携帯電話ってすごい使いずらいじゃないですか!丁寧に使わないといけませんね。
『Yuo got mail.』
来ました来ました。ふむふむ、なるほど。
「ななな、なんじゃこりゃー!!!」
はい。文面にはものスッゴイ理不尽かつ逃れられない現実が記されていました内容はこんなのです…。
〜契約書〜
20XX/3/12 轟玉三郎が書いた波多野隼人に対する手紙は、轟絵美子が書いたものとし、波多野隼人が轟家の敷地に入った瞬間から隼人氏の身柄は以降、絵美子氏のものとして扱う。
印 波多野 直樹
波多野 恵子
轟 玉三郎
轟 冷華
轟 絵美子
僕、親にも見捨てられたのかな。しかも冷華伯母さんまで…、あの親達のことだからどうせ面白そうだったからの一言ですませるんだろうな。ハァ。
あまりにびっくりすると逆に冷静になりますよねーあぁ。涙がでてくるよ。
「グスン。絵美子ネェ、読みましたよ。で、僕をどうするんですか?」
「そうですか。では率直に言いますわ。あなたには、今からそのまま海外に飛んでもらい許婚候補達に会ってもらいますの。良い子達なので心配はいりませんわ。
入学式の三日前に向かいをそっちに送るのでそれまでに人数を絞っておきなさい。そうですね…、3〜5人くらいにすると良いと思いますわ。その後皆様には轟学園に入学してもらいますの。いいてすわね?では、しっかりお決めになるとよろしいですわ。そろそろ疲れたのであとは頑張りなさい。ではごきげんよう。」
「え、絵美子ネェ!!僕は女性が苦手なんですよ!どこに行くんですか!疲れたとか無しでしょ!僕の人生を勝手に決めるなーーー!!!」
散々叫んだけれども絵美子ネェはフリフリの服をフリフリしながら画面から消えました。
えぇ、僕は真っ白に燃えつき、目は死んだ魚のように白く濁っているでしょう。THE 焼き魚!!
とゆうような出来事が有ったんです、そろそろゲルボールから出て用意でもしますか。眼鏡が壊れてしまったのでコンタクト装着、次にサイズがピッタリの高級スーツを着て、持ち物は携帯、ゲルを入れる小型カプセル、よし!これで一先ずOKかな。
それにしてもこのプチ地獄絵図からどこに行ったらいいんでしょうか?木々が生い茂った森のなかなので建物らしきものは見えませんしね。
ガサガサ、ガサガサ!
なんですかこの音は確実にこっちに近ずいてます!さては、また熊さんですか?それとも狼さん?
モフッ!
でました。執事服を着た熊さん体系の人でした!!一瞬熊さんかと思いましたよ。
「お迎えにあがりました。私は執事のセブスチャンです。では今から案内させていただきます。こちらです、はぐれないようお気おつけてください。」
あっ危ないなぁ!以外とソプラノな感じの声が下ので、転けそうになりましたよ!しかもセブスチャン!あらきたりな名前とニアミスしてますよ!!
仕方ありません。許婚とか全員拒否して帰れば良いんだ。よし!行ってやろうでわないですか。
「わかりました。案内よろしくお願いします。」
こうして勇者(隼人)は魔王の城に乗り込みに行きましたとさ。
しかし、隼人は気付いていませんでした。この一連の動きを全て城に待機している魔王達に見られいることを。