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第3話:到着!?そして出発!?

週に二回くらいの更新で行こうと思います。


 バッバッバッ!!!

             「隊長!降下準備完了いたしましたっ!!」


 うぅ〜。おはようございます。何だか頭から首にかけて微妙な痛みが走っていますね。 それにしても外が騒がしすぎます。しかも、アイマスクで目が見えません。

 あっそうだったよ!僕は軍隊みたいな人達に拉致されたんだ………


 「隊員A捕獲物を目的地まで無事送り届けるんだ!GO!!!」


 「ラジャー!隊員A行きます!!!」


 エッ!ちょっと間ってくださいよ。普通ヘリポートとかにとまるんじゃないんですか?

 あっ飛んじゃったよ…


 「ウギャーツャクチボゥフィブレシ」


 僕は、初めてスカイダイビング経験するんですが、変な言葉がでまくりです。しかも、声を出すと地味に口がブルドックみたいにプルプルするんですね。新たな発見だ。 

 それにしても僕は『I can fly.』を体験できてウレシーなーっておもうんです。あれっでも何だかちょぴり涙がでてきましたよ、なんでだろなぁ…


  ブワァッサッ!!


 「ぐぇっ。」


 クッ苦しいです。涙も一気に吹き飛びました。何やら、パラシュートが開いたらしくいきなり首がしまったので、カエルを押し潰したような声がでてしまいました。

 とにかく、これでようやく地上に着くんですね!着陸頑張って成功してくださいよ隊員Aさん!!


「着地まで残り30秒です。衝撃に対する準備をしてください。」


 準備って何さ飛ぶ前気絶してたから何も知りませんよ!どうしよ〜。


 「ブベラッ!」    

 隊員Aさんが、態勢を崩した僕をかばってくれました。ありがとう隊員Aさん!しかしですね、彼は見事に後頭部から仰向きヘッドスライディングをしてしまったので、瀕死の状態に陥ってしまいました。

 それにしても、着いた場所は轟邸にある広大な敷地にある、森のなかの草原地帯なんですよ。だから、どっちに行けばいいのか見当が付きません。


 「隊員Aさん、ピクピクしているところすみませんが、轟邸の本館の方向わかりますか?」


 「こっ、ここから、北に500メートル、ひっ東に250メートル行ったところにあります。こっこれが方位磁石です、健闘を祈ります。ぐ、グッドラック!」


  ドシャッ!

 あっ隊員Aさんが意識を失いました。さて、拉致した罰としてこの人は放置していきましょう。

 それにしても凄い森ですね、こういうところには熊の一匹や二匹出てきそうな雰囲気ですが、まぁ広くても所詮庭ですからそんな猛獣はいないですよね。

 それじゃあ行きますか。


  トントン、トントン


 後ろから背中を叩かれたので、隊員Aさんが復活したみたいですね。ケッ!僕を拉致しといてもう復活するとは許せません!振り向きざまに一発お見舞いしてあげましょう♪


 ドミュ。


 「あっあのう。どちら様ですか?人間様ですか?どうみても違いますねぇ。あっ、僕は、波多野隼人って言います。よろしくおねがいしますね。」 はい!出ましたよ!何か変なの出ましたよ!!あまりの驚きに殴りざまに握手してしまいましたね。ゼリーな感触でした!なかなか気持ち良かったです。何て変なこと言ってる場合ではないんです!

 僕が見たものは、『熊型ロボット僕メタボなんです量産型』ですよ!機動力はそんなに無いんですが、攻撃力が凄まじいものを持っているんです。しかも、僕が攻撃を加えさらに、握手しているので、怒りモードに入っていてさらに、攻撃範囲内にいるんです。実にピンチな状態になっています!


 『ターゲット認識いたしました。現場から排除いたします。グルグルポイシステム作動。身体の安全のためにゲルボールに投入。着地座標確認。今からポイします。』


 こちら実況をしようと思い立った隼人です、ゲル入りボール内に入れられましたどうやらハンマー投げ風にポイされるみたいですね。 熊さん気合いいれてますねー。メタボ腹でも世界新記録が出そうな予感がビンビンします。でわ逝ってきます!


 『どりゅあああああ!!!!!』


 こうして僕は流れ星になりました。さて何処に着くのやら僕にはもうわかりませんウェッ。気持ち悪い乗り物酔いならぬ、カプセル酔いだ。


 「僕は死にましぇーーーん!!!」

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