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第4話 僕らとテスト☆

テスト期間中って他のことに集中できるよねぇ☆

by 平沢唯


「これから小テストをするぞ」


ある日の英語の授業の時、担任の岡崎がそんなことを言い出した。


「ブーブー!!」


案の定、生徒からはブーイングの嵐。


それぐらいじゃめげないのが、うちの担任の良いところ(?)だ。


「うっせぇぞ!ボケェ!!」


教師らしくはないけど……。


「じゃあ始めるぞ」


テスト用のプリントを配りながら言う。


「制限時間は15分。カンニングしたやつは処刑」


処刑!?恐っ!!


「今回の小テストは簡単なものにしてある。なので、50点未満だった者は……処刑」


えぇぇえぇぇぇ!?


「もとい、補修を行う」


これまた大ブーイングが起こった。


「ブーブー!!」


「黙れぇぇ!!ボケがぁ!!」


「先生ー、キレないでくださーい」


と、1人の生徒が生徒全員の感想を代表して述べてくれた。


「うっさいわ!俺は子供が大嫌いなんじゃボケェ!!」


じゃあ何で教師になんかなったんだ……。


「よーし、始めぇ!!」




よし…終わった…。

結構簡単だった。

みんなは大丈夫だったかなぁ。

特に学校最バカの佐藤が心配だなぁ……。


「うおぉぉぉお!分からぁーん!!」


やっぱりか……。


「うっさいぞ!佐藤!テスト中だぞ!!」


「くそぉ」


※ここからは、学校最バカである佐藤の視点でお送りいたします。


くそぉ…全く分かんねぇ……。


ふと俺は、時計の方に目をやる。


「あと5分!?」


「さっきからうっせぇぞ!佐藤、コラァ!!」


担任の暴言なんて、俺の耳には届かなかった。それぐらいショックを受けた。


ま、まずい。

10問中1問しか解いてない……。

あと5分で9問を解くことなんて、可能なのか……!?


「………………」


いや……俺になら出来る!!

だって真〇ゼミやってるもの!

デキる高校生だもの!




3分後。


無理だぁぁ……。

俺はデキない高校生だったぁ……。


2分で最低4問解くなんて無理だぁぁ……。


………こうなったら。最終手段に出るしかない。そう………。




カンニングをする!!!



これをして見つかれば補修だけじゃ済まされない。

本当に処刑されるかもしれない……。


だが!!


男には、やらなければならない時がある!!


オラが…オラがやらなきゃ誰がやる!!←誰もやんねーよ。


カンニングステップ その1


先生、及び生徒が見ていないかを確認する。


「キョロキョロ」


「うっさいつってんだろ!佐藤!何キョロキョロ言ってんだ!!」


くそ!!見つかったか!!



気を取り直してステップその1………クリア!!


カンニングステップ その2


横の人に悟られないように、横目で答案用紙を覗き見る。


じろじろ。

よし、クリア!!



カンニングステップ その3


すかさず自分の答案用紙に書き写す。


よっしゃー!!


「……あ」


……………忘れた。


キーコーンカーンコーン…。


「よーし、そこまでだ」


「…………終わった…。何もかも……」


※佐藤視点終了。



「佐藤、どうだった?」


結果はなんとなく分かるけど、一応聞いてみる。


「終わった…。何もかも……」


「……そう」


深く詮索はしないであげるかな。


「あぁそうだ、佐藤!」


岡崎は佐藤を呼び止めた。


「……何すか?」


「お前処刑な」


「……バ、バレていた…」


「え!?佐藤カンニングしたの!?」


「ああ。失敗したがな……。死のう」


「いや、だからお前は俺が処刑するっつってんだろ」


「………………」


「バイバイ佐藤。君のことは忘れないよ」






数日後、佐藤のお通夜が行われた。


「南無阿弥陀仏…」


お経が聞こえる中、僕は呟く。


「さようなら、佐藤」


「おい!勝手に殺すな!」


佐藤だった。岡崎が言っていた処刑っていうのはまぁ冗談で、佐藤はあれから数日間、岡崎のパシリをさせられていたらしい。


「何だよ、佐藤?今、君のお葬式をしていたところだっていうのに」


「生きてる人間の葬式をすなぁ!!」


「いやだなぁ佐藤。今の時代、生きたまま葬式をするのも流行ってるんだよ?」


「それすんの、死期が近いじーさんかばーさんだけだろーがぁ!!」


「あはは!そうかなぁ………ニヤリ」


「あ、みちるちゃん」


「佐藤くぅん。君の死期は近いよ?………ニヤリ」


「………………」


どうやら、佐藤の死期は間近に迫っているらしい。



てか、佐藤死亡フラグ立ちすぎ。

後書きに書くことなんてありません!

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