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僕は異世界で本を読んで成長していく  作者: 月裕 シンド
1章
6/53

6話


「次は、こっちか」


あれから、拓也は森の中を、茶色の魔導書の矢印どうりに進んでいた。右手には刀を持っている

この刀は拓也が作った魔導書によって召喚された武器であり、鑑定からは、ドワーフ国の武器と同等の強さをもっているらしい


「だいぶ、進んだはずなんだけど、魔物が出てこないなぁ、ま、でてこないならそれでいいけど」


気配感知スキルを使ってあたりを見渡すが、魔物が出る気配もなく、森の中は静かだ。



しばらく、進んでいくと気配感知スキルに何者かがかかった。

足を止め、近くの木に隠れ、気配を感じたところを見る


ガサ、ガサ、ガサ ポーン


出たきたのは黄色をしたスライムだった。


グギャ、ギャ、ギャ、ギャ、


しかし、それだけではなく、スライムが現れたところから次、次と人の形をした魔物がきっとあれがゴブリンなのだろう、5匹もいる。さっそく鑑定スキルで鑑定する。


 ボルトスライム  レベル:1

体力:  7/7

魔力: 10/10

攻撃力:  3

防御力:  5

俊敏性: 12

【スキル】

  雷魔法 

『スライムの突然変異、雷属性の魔法が使えるが、まだ生まれたばかりらしく闘うことができない』



 ゴブリン レベル:3

体力: 20/20

魔力:  5/5

攻撃力: 15

防御力: 12

俊敏性: 11


『普通のゴブリン。棍棒をもって自分たちの縄張りに入ってきたスライムに対し、怒りを感じている』


あのスライムは突然変異したものだったのか、ゴブリン達は5匹とも同じようなステータスをしている。

それと鑑定スキルは相手の様子まで確認できたらしい、


「縄張りに入ったくらいでここまで怒るか普通・・・」


グギャーーーー!!、


そんなことを言っている間に5匹のゴブリンが、一度にスライムに襲いかかる。スライムの方はプルプルとおびえて?いた


「うーん、魔物だけど1匹相手に5匹同時とかちょっと卑怯だと思うな」


拓也は隠れるのをやめ、近くにいたゴブリンの首を刀で切った。

突然、現れた僕を見てゴブリン達は動きを止める。


だが、それは一瞬のこと、拓也が切ったゴブリンの首が地面に落ちる。


グ、グギャー


改めて自分の仲間が切られたことに気が付いたのだろう。

ゴブリン達は標的をスライムから僕へと変え襲い掛かってきた。

レベルは少し相手の方が上だが、ステータスでは、完全にこっちが上、振り回す棍棒を刀で受け、力押しでとばし、体をくずしたゴブリンを刀を持ち直し、切る。


残り3匹


背後から襲うつもりだろうが、気配感知スキルがあるのでまるわかり、棍棒をかわし、切る。


残り2匹


仲間がやられて、戸惑っているところ、一気に距離をつめて、切る。


グ、グギャーーー・・・


最後の1匹になってしまった、ゴブリンは叫んで逃げ出すが、足が遅いので、走ったらすぐに追いつき、とどめを刺した。


『レベルが上がりました。』


頭に文字が流れた。

ステータスを確認する。


 浅井拓也 17歳 男 レベル:3

天職: 魔導書使い

体力: 1500/1500

魔力: 10000/10000

攻撃力:  100

防御力:  100

俊敏性:  100


どれも、上がったが魔力がかなり上がった。


『【スキル】魔物使役をおぼえました。』


レベルが上がってスキルをおぼえたらしい。鑑定使う


『魔物使役:魔物を従わせるスキル。自分のレベルそれ以下を従わせることができる。魔物自らが寄ってくる場合もある。』


「魔物を従わせるか・・・・」

ちらっ、と黄色い色をしたスライム(ボルトスライムだったよな)を見る


『スライムが仲間になりたそうにこっちを見ている』


突然、目の前に半透明のウィンドウが現れる。

「これも魔物使役スキルの効果か・・・・」


『仲間にしますか?

   Yes/No』


ウィンドウにあったボタンでYesと押すとボルトスライムの体が光だし、すぐに消えた。使役が完了したらしい。


『名前を付けてください』


「君の名前はボルトスライムだからボルトだ、これからよろしくね」

そう言うと、ボルトはプルプルと震えて、喜んで?いた。


「さて、早く森を出ようか」

ボルトを自分の肩に乗せ森の中を進んでいった。


次回、町に入ります。

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