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僕は異世界で本を読んで成長していく  作者: 月裕 シンド
1章
35/53

35話


「あの何で決闘なんかしなくちゃいけないんですか?」

「ふっ、おじけついているのかい。まぁ、しかたないよ、冒険者ランク、ランクBのこの僕、ロン・センベルが相手なんだからな、でも安心してくれ、僕はおじけついている相手でも手加減はしないから」


ランクB?冒険者にとって、ランクは自分の強さを表す一つのアドバンテージ、ということはこの男は強いということだよな、


「どうしたんだい黙ってないでなにかしゃべってもらえないかな」


鑑定!



ロン・センベル 男 レベル:45

天職:魔法戦士

体力: 7500/7500

魔力: 5000/5000

攻撃力: 350

防御力: 320

俊敏性: 250


確かに自らランクBと名乗ることだけあってレベル、ステータスも高い、この天職、魔法剣士のおかげかもしれないが、ん?こいつ、固有スキルもっているのか、


【固有スキル】

理想変化:体の一部を自分が思っているどおりに変えられる。



体の一部を思ったとおり変えられるねぇ、これを見て、まず思うのが、


「早く返事をしたまえ、これから彼女達とデートをする約束があるんだ。ごめんね、皆、もう少しの間だけ待っててもらえるかな、今度、有名なお店に招待するからさっ」


ロンと言う、イケメンがウインクすると周りの女達は、また騒ぎ出す。


顔だよな、


「拓也様」

「あぁ、ごめん少し考え事をしていただけだから、そんな心配そうな顔をしないでよアリス」


アリスを心配させるなんてさっきまで、守るって言ってた奴の言葉じゃないよな、僕もまだまだだ。


「おお、やっと、しゃべったか全くでもしかたないか、この僕が相手なんだからね。それで決闘は受けるのかい」

「いいですよ」

「そうだよな、ランクBのこの僕に決闘を挑むなんて馬鹿な奴ぐらいだ、当然受けないで引き下がるしかないよなって、なんだって今、決闘を」

「受けてもいいですよ、その決闘」

「ふ、ふふ、あはははは、聞いたか、この場にいる皆、彼はこの僕の決闘を受けたぞ、しかもこの男のランクはDだそうだ。笑える話だろう、この男は、僕にこてんぱにされたいらしい」


ロンが大きな声をあげて、ギルド全体に言い聞かせる。それを、聞いている冒険者、ロンが連れている女達が一斉に、笑い声を響かせる。


「馬鹿だ、馬鹿がいるぞ」

「ランクDがランクBに勝てるわけないだろ」

「ロン様に挑むなんて百年早いのよ」


あちらこちらから、罵倒や笑い声が飛んでくる、


「なんだ、なんの騒ぎだこれは」

「どうやら、ランクDの子がロンの決闘を受けたらしい」

「ランクDだぁ、ん?あいつは、確かこの前、冒険者登録し、モンドを倒した奴じゃねぇか」

「あ、本当だ、もうランクDなんだ、すごーい」

「・・・期待の新人?」

「なぁ、今度こそ賭けしようぜ」

「賭けっていっても今度ばかりはさすがになぁ」


なんだ、あのレベル50以上の男女冒険者グループもいるんだ。暇なのかな、まぁ、今は、


「で、場所はどこにするの?」

「本当に受ける気まんまんだね、弱いものいじめはあんまりしたくないのだけれど」

「だったら、決闘をしようなんていわないでもらえないかな」

「それじゃあ、彼女が僕の物にならないじゃないか、僕はねぇ、かわいい子を見つけると自分の物にしたいんだよ、それがたとえ、女の子に彼氏がいようとね」

「ふーん、そこの女の人たちもそうなんだ」

「いや、彼女達は自ら僕によってきた、奪った女の子は全員、僕の家にいる、奴隷としてね」

「なるほどね、じゃあ、僕がこの決闘に負ければ」

「当然その子は僕の奴隷だ」


アリスが奴隷か・・・・。なんか、イラッてくるな、というか奴隷にするってギルド内で普通に声を出していちゃってるんだけどいいのか?

ちらっと周りの冒険者の反応を確認する。


「また、ロンが奴隷狩りを始めやがった」

「リーダーなんで、街の中で奴隷狩りがあるんですか?このことは街の兵は気づいているんでしょう」

「ああ、街の兵になんとかしてくれとお願いしたやつがいるがなにやら上が許可をしないらしい、手が出せないってことだ。あいつの裏には、貴族がいるとかいないとか、奴隷商の商人とも仲がいいとか噂がある、だからあいつは気にしないで奴隷狩りをしているのさ」

「そうだったんですか」

「でもな俺はひとつだけ妙な噂を聞いたことがあるんだよ」

「妙な噂?」

「そうだ、なんでもロンをかばっている奴らは皆、ロンと同じ金の腕輪をしているとか」

「金の腕輪?でもリーダー、あのロンに引っ付いている女達は誰もロンと同じ腕輪なんかしていませんよ、ロンが疑われたら、第一に庇いにきそうなのに」

「そうなんだよな、まぁ、違った噂もあるからな」


一部の冒険者グループの会話を聞き、なるほどとなった。ロンがつけている金の腕輪を見る。それから、さっきステータスで見た、こいつの固有スキル、きっと、こいつは自分が化けて自分のことを庇っていたのだろうとすぐに理解した。


「場所は、ギルド横にある訓練所だ。じゃいこうか、こてんぱにしてあげるよ」


場所が決まったらしい、僕たちはその場所に向かっていく。

こちらこそ、こてんぱにして化けの皮をはがしてやるよ。

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