プロローグ
ページを開いて下さり、ありがとうございます。
拙い文ですが、楽しんでいただけたらと思っています。
初投稿作品です。
誤字、脱字、感想、アドバイスなどがありましたらご指摘、ご指南、激励などよろしくお願いします。(出来ればお手柔らか目に)
昨日あたりから……を入れて行ってみてます。4、5
◯プロローグ
そこは世界の狭間……世界同士を繋げて管理する為の機関が存在し、様々な取引が行われ、今日もその取引が滞り無く行われるはずだった。だが、そこに非常に退屈を持て余した一つの存在がいた。
退屈だな……何か好い事起きないかなぁ、面白い事でもいい。何か無いかな……世界の狭間でそんな思いを凝らしていたその存在がふと顔を上げた。
不意に大きなエネルギーがやってくる気配がしたのだ。
何だろう、と観てみる。召喚かー、うーん、何か多くない? あそこの世界がこんなに喚ぶなんて、何かトラブルの予感。ふふ、見てこよう。
そう思うが早いかすぐに取引の現場に移動した。
「やあ、どうだい?」
先ほど、召喚者達を案内していた女性に声を掛ける。
「ああ、レイか。この新しいシステムの具合も、いい出来だよ、もうちょっと試さないと分からないけど。そっちこそ珍しくこんな所に、何かあった?」
振り返った女性は眼鏡を押し上げて質問してくる。
「んー、ちょっと気になって。こんな大きな移動はあそこの世界では珍しいから、面白い事無いかなーと思って」
両方の世界ともあり得ないと言っても良いくらいの大掛かりな移動だ。訝しく思っても仕方ない。
「言われてみれば。一応確認してみるよ」
女性は何やら端末を触り始めた。その間、レイが召喚された者達の様子を眺めていたら、変わった動きをしている人物に目が留まった。
ふうん、意識が結構残ってるな。殆どは、瞑想状態ぐらいに暗示が掛かってて魂の情報に触れやすくしてあるから、スキルが選びやすい仕様になってるのに。変だな、他の暗示がかかってるとか? いや、あれは……呪い? おかしな事になってるなあ。
と、レイが観察している間にまた動きがあったようだ。
お、なんか抗ってるぞ。よし、そのままその暗示を抜け出してごらん、ボクが助けるよ、と魂に呼びかける。さあ、面白くなってきた。ふふ、もう少し……。
こちらの用意した暗示から抜けたのを確認したレイは、
「ねえ、あれ、貰うよ?」
と、横でまだ端末に向かって作業していた女性に念のために声を掛け、暗示から抜け出した人物を攫って行った。
レイは主人公ではないです。変な動きをしてる方が主人公になります。
たまに主人公が気絶してしまう、ので三人称(?)になってますが基本は主人公視点で書いてます。
異世界に向かうのは第二章からです。それまでは地球での話になります。