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その時、世界は裏側に変えられた。




「…、ー!な…!!」




ん、何か聞こえる…。


何だ…?




?「おき……!!

起きなさい尚人っ!!何時だと思ってるの!?」


尚「うわぁああっ!?

か、母ちゃん…!!お、おはよー…。」




俺が苦笑いしながらいった。


…いや、AMの7:00位だろどうせ、




母「今日またなっちゃんと遊ぶんでしょ!?

もう11時よ!?」


尚「遊ぶけ…えぇ!?

もっと速く起こしてくれよ母ちゃんっ!」




やばい、小夏との待ち合わせ時間は12時半だ。


あの俺ん家から公園まで徒歩で大体は10~15分

もかかる。




飯食ってない支度してない外にすらでてない俺は

間に合うだろうか…。




母「はぁ…呆れる、さっさと支度しなさい、

ご飯はもうでてるわ。じゃあ母さんいくね、」




そういってでていく母ちゃん。


くっそう急がないと…!!

小夏に殴られる…!それだけは避けたいっ!




支度終えた俺は朝食(?)を終えて外へでる。


あぁあ!あとにじゅっ…




尚「歩いていくか…。」




そして、昨日いた公園にいった。







「ふふっ…ボクもいきたいなぁ…ズルいなぁ…ふふふっ」



ポツリと言う声。誰にも聞こえてないが喋っている。


きっと、絵心がわかる人なら聞こえるだろう………。






尚「こーなつ、いーるかい。」


小夏「なーおとくん、いーるよ。」




ひょこっと出て来る小夏。


ん~俺には分からなかった…。

影、薄い…?わけはないか。




小夏「んーっとね!!今日は尚人君の行きたい

所に行こーよ!!」




精一杯の笑顔で言う小夏。

…あ、昨日は小夏のいきたい所だったからな…。




尚「じゃあ…デパートいきたい。」


小夏「…は?」


尚「…いや、変な意味では無いけど…。

買い物をしたいんだよ、」




実は俺、ゲーム買いたいんだよ…。

最近飽きてきてさ。新しいものにハマりたくて…。




小夏「な、なぁんだ!引いちゃったじゃんか!

さ、いこっか!」


尚「引いてんじゃねぇよ!?

ったく…。」




そんなことをいいながらも足を動かした。


今きずいたけど…もう13時じゃん。早いなぁ…。




尚「なぁ、なんかあっちに…、フードの怪しい奴いねぇ?」


小夏「あぁ~…あの、女のひとか。」




あ、信号が青に点滅した。


再び歩く事にした。


…今日はやけにトラックがずらりと並んでる…。


引っ越しか?輸送か?なんだろ…。

…悪い事は考えないで置こう。




尚「んー…小夏、ゲームコーナーって

5階の東フロアだっけ?

どっちだっけ?

…………………………………。


おい、答えろよ、」


小夏「エヘヘー…ちょっとまってー、

くつひもがほどけちゃって…」




小夏がそういって俺が振り返った瞬間、赤色は

俺を許さなかった。




ドンッ




その鈍い音は小さい体を飛び散らせる音だったようで、


赤い液体とひねくれる体は俺の目の前で散らばる。




何が起こった。


誰が飛び散った。


赤いのは信号の色だろう。


俺は小夏を待っている。


トラックはズラリと並んでいる。


あれ…?さっきのフードの人っていたっけ。

こっちみんなよ。

俺、今見られたらやばいから。


あ、あのピンク色の髪の人、持ってる物おとしちゃった…。大丈夫かな。




ふと視線をしたに向ける。

…。ははっ…なんだこれっ…




尚「なぁ、お前誰だよ…俺の小夏を返せよ…

あの笑顔の得意な小夏を返せつってんだよぉ…!!

なぁ、これって嘘だよな!?」




俺は無意識に叫んでいた。


小夏は黙っている。

…いや、黙らさせられているんだ。


そうに違いない。




「大丈夫か!今、救急車を呼んだからな!」




その言葉に俺は狂わされる。




と、その瞬間…




?「神事過尚人…。」


尚「っうわぁ!?」




急に腕を引っ張られたのである。


さっきのフード女…。

こんなときに…!!










?「…あなた様が変わる時、私はあなた様にまた、

また必ず逢って居ます…。


しばしの辛抱願います。」




それだけ言い残した。

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